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ワン・シャオシュアイの関連作品 / Related Work
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象は静かに座っている
制作年: 2018第68回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞および最優秀新人監督賞スペシャル・メンションを受賞、フー・ボー監督の遺作となった人間ドラマ。不良を過って突き落としたブーら事情を抱える4人は、一日中座り続ける象の噂に希望を見出し、町から出ようとする。フー・ボー監督は自らの短編小説を基に本作を制作、完成後に29歳にして自らの命を絶った。第55回金馬奨作品賞・脚色賞・観客賞ほか海外映画祭にて多数受賞。第18回東京フィルメックス・コンペティション出品作品。87点- 感動的な
- かっこいい
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AFTER WAR
制作年: 2002デジカム撮影による短篇オムニバス。韓国映画の枠内ではなく、アジアの俊英監督3人による「戦後」をコンセプトとした作品集。自らも息子と共に出演している諏訪敦彦監督の「広島からの手紙」(36分)は、韓国女優キム・ホジョン(「バタフライ」)と落ち合うまでを綴ったドキュメンタルなフィクション。「バタフライ」のムン・スンウク監督作「サバイバル・ゲーム」(38分)は、株式不正の主犯に祭り上げられそうになったビジネスマンの混乱を、サバイバル・ゲームの狂騒の中で描く寓話劇。中国第六世代のワン・シャオシュアイ監督作「ニュー・イヤー」(32分)は、病状が悪化した父と、ニューヨークテロの影響で米国からの上海帰省が遅れた娘の交流を描く。2003年1月25日より、東京・テアトル池袋にて開催された「辛 韓国映画祭2003」にて上映。 -
デッド・エンド 最後の恋人
制作年: 19943人の若者の愛と暴力の物語を通して、青春の彷徨を描いたドラマ。いわゆる第六世代と称される中国若手監督の一人ロウ・イエ(65年生まれ)のデビュー作で、彼の友人の実話に基づいている。陳凱歌らの第五世代のデビュー時とは異なり、第六世代は監督自ら資本を求めて製作することを余儀なくされているが、本作も不動産会社の出資を得て製作されている。革命開放の空気の中、思春期を過ごした60年代中期以降に生まれた監督と同世代の若者たちの生活ぶりと心情が、リアルに描かれている。撮影は「おはよう北京」の張錫貴。美術はテレビドラマで高く評価されている李継賢で、監督以下、スタッフの大部分が北京電影学院の卒業生で占められている。主演は「べにおしろい 紅粉」の王志文、「おはよう北京」の馬暁晴ほか。『中国映画祭95』で上映。
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