太宰治 ダザイオサム

太宰治の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • メロスたち

    制作年: 2023
    演劇と出会い、舞台に立つことの喜びを知った高校生たちの姿を捉えたドキュメンタリー「走れ!走れ走れメロス」の続編。島根県の掛合分校演劇同好会所属の4人のメンバーは3年生に進級。それぞれ進路を決めるなか、曽田昇吾は1人で中国大会の舞台に立っていた。監督は前作に続き、折口慎一郎が務める。
  • 未帰還の友に

    制作年: 2023
    戦争に引き裂かれた教え子の恋を描いた太宰治の短編を、「女生徒・1936」でも太宰作品をモチーフにした福間雄三監督が映画化した人間ドラマ。教え子・鶴田と酒を交わす先生。出征を控える鶴田は、苦悩の末に居酒屋の娘マサ子との別れを決心したことを告げる。出征したまま未だ帰らぬ年少の友の身の上を思う先生を「花筐 HANAGATAMI」の窪塚俊介が、教え子・鶴田を本作に製作として参加している田中じゅうこう監督作「ロボット修理人のAi(愛)」で主演を務めた土師野隆之介が演じるほか、詩人・萩原朔太郎を祖父に、小説家・萩原葉子を母に持つ俳優・演出家の萩原朔美が井伏鱒二役で出演。
  • 鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽

    制作年: 2022
    1947年に出版された太宰治の小説『斜陽』の映画化。戦後に没落していく貴族の娘でありながら、古い道徳に抗って太陽のように道ならぬ恋につき進んでいく27歳のかず子の生き方を、75年を経た現代に照らし合わせて描く文芸ドラマ。主人公を演じたのは本作にて映画デビューと初主演を飾った宮本茉由。最後の貴婦人の誇りを持ちながら結核で死んでいく母に水野真紀。麻薬と酒に逃げ破滅していく弟の直治に奥野壮。太宰自身を投影した無頼の売れっ子作家・上原を安藤政信が演じる。監督は「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」の近藤明男。故・増村保造監督の助監督を務めたことが縁で、増村と脚本家の白坂依志夫が遺した「斜陽」の脚本草稿を元に、自ら本作の脚本を仕上げた。
  • さよなら グッド・バイ

    制作年: 2021
    太宰治の未完の遺作『グッド・バイ』の舞台を現代に移し映画化。妻から「今日中に整理して。私、もう限界なの」と言われた雑誌編集者の田島。実は10人もの恋人がいた彼は、後輩・永井とその妹・キヌ子に協力してもらい、恋人たちと別れることにするが……。出演は、舞台『刀剣乱舞』の玉城裕規、「あなたの版です 劇場版」の金澤美穂、舞台『おそ松さん』の高崎翔太。監督は、「元メンに呼び出されたら、そこは異次元空間だった」の谷健二。
  • HUMAN LOST 人間失格

    制作年: 2019
    太宰治の『人間失格』を大胆にリメイクした長編アニメーション。人間をネットワークで管理し、無病長寿が約束された未来。貧困エリアで薬物に溺れ怠惰な暮らしを送る葉藏は、謎の男・堀木とともに特権階級が暮らす地域への突貫に参加し、闘争に巻き込まれる。監督は、「ベヨネッタ ブラッディフェイト」の木﨑文智。スーパーバイザーは、TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の本広克行。脚本は、『天地明察』の小説家・冲方丁。声の出演は、「二ノ国」の宮野真守、「センコロール コネクト」の花澤香菜、「えいがのおそ松さん」の櫻井孝宏。
    0
  • 女生徒・1936

    制作年: 2013
    太宰治が女性の語りで執筆した名作4編を映画化したオムニバス。昭和初期の戦争へと向かう時代に発表された物語を通じて、3.11以降の世界を生きる我々に、その意味を問いかける。「ムーランルージュの青春」の柴田美帆、本作がデビューとなる川原崎未奈が、それぞれ二役を演じる。監督は、本作が初の長編劇映画となる福間雄三。