- キネマ旬報WEB トップ
- 山本太郎
略歴 / Brief history
兵庫県宝塚市の生まれ。箕面自由学園高校在学中に、日本テレビのバラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の人気コーナー“ダンス甲子園”に出場して、奇妙なダンスとユニークなキャラクターが注目を集める。高校を中退してそのまま芸能界に入り、当初はバラエティタレントとして活動していたが、やがて俳優に転じ、1991年の那須博之監督「代打教師 秋葉、真剣です!」で映画初出演。吉田栄作演じる熱血教師の教え子となる不良グループのリーダーで、元ラグビー特待生の田中広樹役を熱演した。フジテレビ『しあわせの決断』92、『17才』『幕末高校生』94などのテレビドラマを経て、96年のNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』では、財閥の御曹司でありアメフトのスター選手という海東壮平役を爽やかに演じ、肉体派タレントからのイメージチェンジを果たした。その後は、「突然炎のごとく」94、「岸和田少年愚連隊」96、「ビッグ・ショー!/ハワイに唄えば」99、「ゲロッパ!」03と、井筒和幸監督に多く起用される。不良ややくざの若頭などを演じていても気の好いあんちゃん的な雰囲気を感じさせるのは、これら一連の井筒作品や、竹内力主演のOV『難波金融伝・ミナミの帝王』シリーズ99~04で、竹内の舎弟役を20本以上も演じたことで定着したイメージだと思われる。2000年の深作欣二監督「バトル・ロワイアル」では物語の鍵を握る重要な役柄を演じて注目を集め、金守珍監督「夜を賭けて」02では映画初主演。戦後の大阪を舞台に、在日朝鮮人の集落に住む鉄屑窃盗団の青年・義夫をエネルギッシュに演じた。以降も映画・ドラマで、脇役ながらも持ち前の存在感を存分に発揮していたが、11年の東日本大震災を機に、原発事故に対する自身の考えを積極的に発信しはじめ、所属事務所を退社。反原発デモに参加するなどの直接行動を続けている。
山本太郎の関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
選挙と鬱
制作年: 20252022年の参院選にれいわ新選組から比例代表候補として出馬した水道橋博士に密着したドキュメンタリー。弟子や元マネージャー、芸人仲間たちで構成された素人チームによる手探りでドタバタな選挙活動。奇跡の当選から突然の鬱病による辞任、知られざるその後を描く。監督は「東京自転車節」「フジヤマコットントン」の青柳拓。 -
国家主義の誘惑
制作年: 2017「天皇と軍隊」の渡辺謙一監督が、日本人の天皇、憲法、戦争観を浮き彫りにするフランス発のドキュメンタリー。国際関係史や地政学の観点から国内外の論客によるインタビューを交え、日本社会を誘う政治の正体、日本人にとってのナショナリズムを問いかける。出演は、歴史学者のピエール=フランソワ・スイリ、バラク・クシュナー、ミカエル・リュッケン、政治学者の白井聡、参議院議員の山本太郎、山田宏、ジャーナリストの金平茂紀、経済評論家の宋文洲、ミュージシャンで元参議院議員の喜納昌吉、沖縄県東村村議員の伊佐真次。プロデューサーは「映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて」のセルジュ・ゲズと「天皇と軍隊」のクリスティーヌ・渡辺。一般公開に先駆け、2018年6月15日、『第7回うらやすドキュメンタリー映画祭』にて先行上映。