谷原章介 タニハラショウスケ

  • 出身地:東京都町田市
  • 生年月日:1927/07/08

略歴 / Brief history

東京都町田市で生まれ、神奈川県横浜市で育つ。県立港北高校を卒業後、雑誌『MEN'S NON-NO』の専属モデルとして活動を始め、1995年の楠田泰之監督「花より男子(だんご)」でヒロイン・内田有紀の相手役の道明寺司を演じ、俳優デビュー。翌96年の三池崇史監督「極道戦国志・不動」では、やくざの若頭をつとめる高校生役で初主演も果たした。その後も順調にキャリアを重ね、松浦雅子監督「デボラがライバル」97ではオカマのデボラ役、手塚昌明監督「ゴジラ×メガギラス・G消滅作戦」00では対ゴジラ用兵器開発に携わる発明家などを演じる。フジテレビ『ロケット・ボーイ』『救命病棟24時』『水曜日の情事』に相次いでレギュラー出演した2001年あたりから、新進二枚目俳優として注目され始め、以後もフジテレビ『僕の生きる道』03、『恋におちたら・僕の成功の秘密』05、NHK『新選組!』04、『華岡青洲の妻』05などに出演。2005年の日本テレビ『ごくせん』から3年9カ月、15クール連続で連ドラにレギュラー出演するなど、活動の中心はもっぱらテレビドラマとなるが、篠原哲雄監督「深呼吸の必要」04、阪本順治監督「亡国のイージス」05、中島哲也監督「嫌われ松子の一生」06などの映画でも活躍する。整った容姿をストレートに押し出した二枚目役はもちろんのこと、気取ったキザな男や情けない男なども幅広く演じ分け、石川北二監督「ラブ★コン」06、英勉監督「ハンサム★スーツ」08などのコメディでも抜群の存在感を発揮。07年から司会をつとめるTBSの情報番組『王様のブランチ』など、テレビバラエティでの活躍も目立つ。ドラマはほかに、フジテレビ『大奥・華の乱』05、『わたしたちの教科書』07、『HUNTER/その女たち、賞金稼ぎ』11、テレビ朝日『モップガール』07、『霊能力者・小田霧響子の嘘』10、NHK『風林火山』07、『龍馬伝』10、『テンペスト』11、TBS『エジソンの母』08、『ラブシャッフル』09、日本テレビ『曲げられない女』10など多数。

谷原章介の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 居眠り磐音

    制作年: 2019
    佐伯泰英原作の時代小説シリーズの実写映画化。故郷で起きたある哀しい事件により、脱藩して江戸で浪人暮らしをしている坂崎磐音は、その剣の腕と優しい性格で周囲から信頼されていた。ある日、用心棒をしている両替商が新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ……。出演は、「孤狼の血」の松坂桃李、「羊の木」の木村文乃、「累 かさね」の芳根京子、「きみの鳥はうたえる」の柄本佑、「L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」の杉野遥亮。監督は、「空飛ぶタイヤ」の本木克英。
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  • ママレード・ボーイ(2018)

    制作年: 2018
    人気同名コミックを「ラストコップ THE MOVIE」の桜井日奈子、「銀魂」の吉沢亮のW主演で実写映画化。女子高生・光希の両親は、ハワイ旅行で出会った松浦夫妻とお互いのパートナーを交換して再婚し、松浦家の1人息子・遊も含めて同居することに。監督は、「PとJK」の廣木隆一。出演は、「64 ロクヨン」前後編の筒井道隆、「バースデーカード」の谷原章介、「四月は君の嘘」の檀れい、「新しい靴を買わなくちゃ」の中山美穂、「HiGH&LOW」シリーズの佐藤大樹、「映画 暗殺教室」シリーズの優希美青。
  • 笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ

    制作年: 2016
    日本初の女性報道写真家・笹本恒子と戦前からの新聞記者・むのたけじに焦点をあてたドキュメンタリー。笹本の写真とむのの言葉、二人の証言を交えながら、激動の時代に人々の日常に寄り添い、100歳を超えてなお現役を続ける二人の自由な生き方に着目する。監督はNHKディレクターとして数々のドキュメンタリー番組を送り出し「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」「大津波 3.11 未来への記憶」で劇場映画も手がけた河邑厚徳。「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ"」に続き谷原章介が語りを務める。劇場公開に先駆け、第29回東京国際映画祭にて特別上映された(上映日:2016年11月1日)。
  • ろくでなし(2017)

    制作年: 2016
    「クズとブスとゲス」の奥田庸介監督が「さよなら渓谷」の村岡伸一郎プロデューサーと組んだ人間ドラマ。出会ったばかりの優子に一方的に運命を感じる一真。まっすぐな彼にシンパシーを感じるやくざのひろし。それぞれの思いが交錯し、渋谷の街を暴走する。一真を「さよなら渓谷」の大西信満が、ひろしを「下衆の愛」の渋川清彦が演じる。企画は、「水の声を聞く」の山本政志監督が主宰する映画制作の実践型ワークショップ、シネマ☆インパクト。
  • バースデーカード

    制作年: 2016
    宮崎あおいと橋本愛が母娘役で共演する人間ドラマ。紀子の10歳の誕生日に、病魔に侵され余命いくばくもない母・芳恵は、子供たちが20歳になるまで毎年手紙を送ると約束。まもなくして母は他界するが、それから毎年、愛情のこもった芳恵からの手紙が届く。監督は「クジラのいた夏」「キトキト!」の吉田康弘。共演は「日輪の遺産」のユースケ・サンタマリア、「スイートプールサイド」の須賀健太、「東京難民」の中村蒼ほか。
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  • 映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス

    制作年: 2013
    2004年に始まったテレビアニメ『ふたりはプリキュア』から数えて『プリキュア』シリーズ10作目の『ドキドキ!プリキュア』を映画化。『プリキュア』シリーズの劇場版としては通算15作目となる。キュアハートこと相田マナが過去に飛ばされ、変わってしまった世界を元通りにしようとするが……。監督は『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD EPISODE:0』(OVA)の伊藤尚往。声の出演は「劇場版 ハヤテのごとく! HEAVEN IN A PLACE ON EARTH」の生天目仁美、「劇場版TIGER & BUNNY -The Beginning-」の寿美菜子、テレビアニメ『ガールズ&パンツァー』の渕上舞、テレビアニメ『エウレカセブンAO』の宮本佳那子、「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」の釘宮理恵ほか。2013年10月20日、第26回東京国際映画祭特別招待作品としてワールドプレミア上映。