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ワン・シャウディーの関連作品 / Related Work
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熱帯魚
制作年: 1995誘拐された受験生の中学生と誘拐犯一家の奇妙な交流を描いたコメディ。監督・脚本はテレビ畑出身で本作が映画デビューとなるチェン・ユーシュン。製作は台湾ニューウェーヴの功労者である「恋人たちの食卓」のシュー・リーコンと、チェンの元上司で『村と爆弾』(特別上映のみ)などの脚本家でもあるワン・シャウディーの共同。製作協力は台湾を代表する監督のワン・トン。撮影はリャウ・ペンロン、音楽はユー・クワンエン、美術はチャン・ダイ、編集はチェン・スンチャンとレイ・ツェンチンの共同、録音はヤン・チンアンがそれぞれ担当。出演は新人のリン・ジャーホン、テレビの子役であるシー・チンルン、『浮草人生』(特別上映のみ)の監督でもあるリン・チェンシン、本作で95年度金馬奨助演女優賞を受賞した『村と爆弾』のウェン・イン、「好男好女」のプロデューサーで「憂鬱な楽園」にも出演しているリェン・ピートン、「悲情城市」のヴェテラン女優アピポーほか個性的なキャストが顔をそろえる。2019年8月17日よりデジタルリストア版が公開。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
村と爆弾
制作年: 1987台湾ニューシネマを牽引したワン・トン監督が、日本統治時代末期の台湾を舞台に、不条理な状況下でも強かに生きる人々や戦争の悲哀を描いた歴史ドラマ。農村で貧しい暮らしを送る小作人兄弟と村の巡査は、畑に残った不発弾を隣町の駐在所に届けようとする。「バナナパラダイス」(1989)「無言の丘」(1992)と並ぶワン・トン監督による台湾近代史三部作の1作目。第24回金馬奨にて最優秀長編作品賞、最優秀監督賞、最優秀オリジナル脚本賞を受賞。第32回アジア太平洋映画祭にて最優秀作品賞、最優秀助演男優賞を受賞。第2回中華民国・台湾映画展(1988年12月3日~9日開催)、1989年福岡台湾映画展'89、1995年アジアフォーカス・福岡映画祭95上映作品(96分バージョン)。特集『台湾巨匠傑作選2024~台湾映画の傑物 ワン・トン(王童)監督と台湾ニューシネマの監督たち~』(2024年7月20日~、新宿K’s cinemaほか)にて、98分のデジタルリマスター版として、日本劇場初公開。