市川実日子 イチカワミカコ

  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1978/06/13

略歴 / Brief history

東京都生まれ。先にモデルとしてデビューしていた姉・市川実和子の妹として、雑誌『Olive』に何度か登場したのち、94 年から同誌の専属モデルとなる。98 年に専属を離れ、『CUTiE』『Zipper』『spoon.』などの雑誌モデルとしても活躍。さらに98 年、ホンマタカシ監督の短編映画「How to 柔術」で女優デビューし、翌99 年に釜山国際映画祭グランプリを受賞した奥山浩志監督のPFF スカラシップ作品「タイムレスメロディ」で、主人公の音楽仲間であるヒロインの女の子を演じて一躍注目を浴びる。続く大谷健太郎監督の「とらばいゆ」01 では、瀬戸朝香演じる女流棋士とライバルとなる妹を好演。初期の彼女の魅力は飾らない、ぶっきらぼうとも見える自然体の存在感にあった。01 年の初主演作「blue」では、小西真奈美演じる不思議な魅力を持つ同級生に恋心を抱く女子高生カヤ子に扮し、微妙に揺れる少女の気持ちを見事に表現、モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞している。その後は日本テレビ『サイコドクター』02、『すいか』03 などのドラマにレギュラー出演。特にさまざまな人生の悩みを抱えた女性たちがある下宿に集う『すいか』では、大家の女性をとぼけた味で演じて印象的だった。このドラマで共演した小林聡美、もたいまさことは、スローライフを描いて人気を集めた荻上直子監督の「めがね」07 でも再共演。さらに同様のライフスタイルを京都の町を舞台に映し出した松本佳奈監督の「マザーウォーター」10 では、小林聡美と小泉今日子とともに作品の主軸となる豆腐屋のハツミに扮し、人生の年輪を滲ませる味わいを出している。どの作品に出ても気取らない彼女の個性は、現代女性のある断面を体現していると言えるだろう。ドラマはほかに日本テレビ『光とともに…・自閉症児を抱えて』04、『喰いタン』06、『喰いタン2』07、『サムライ・ハイスクール』09、TBS『夜回り先生』04、『階段のうた』10、NHK『天花』04、『グッジョブ』07、『篤姫』08 など。舞台では『JOKER』『哀しい予感』などに出演。著書にフォト・エッセイ集『午前、午後。』がある。

市川実日子の関連作品 / Related Work

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  • ラストマイル

    制作年: 2024
    人気ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』と同じ世界線で、物流センターを舞台に連続爆破事件を描いたサスペンス。大規模セールが行われるブラックフライデーの前夜、某ショッピングサイトの関東センターから配送された箱が爆発し、連続爆破事件へと発展する。『アンナチュラル』『MIU404』の塚原あゆ子監督と脚本家・野木亜紀子が、再びタッグを組む。世界的ショッピングサイトの関東センター長・舟渡エレナを「海辺の生と死」の満島ひかりが、同センターのチームマネージャー・梨本孔を「ゴールド・ボーイ」の岡田将生が演じ、『アンナチュラル』の石原さとみ、『MIU404』の綾野剛&星野源といった、『アンナチュラル』『MIU404』のキャスト総勢16名が集結。
  • サイド バイ サイド 隣にいる人

    制作年: 2023
    行定勲が企画・プロデュースを担当し、行定作品の脚本を手掛けてきた伊藤ちひろが原案・脚本・監督を務めた作品。目の前に存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山は、その力で人々を癒やしながら、恋人の詩織やその娘・美々と静かに暮らしていたが……。出演は「ヘルドッグス」の坂口健太郎、「映像研には手を出すな!」の齋藤飛鳥、「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」の浅香航大、「TANG タング」の市川実日子。
  • シン・仮面ライダー

    制作年: 2023
    1971年の放送開始から50周年を迎えた2021年、新たに劇場映画として製作が発表された「仮面ライダー」。『エヴァンゲリオン』シリーズ、「シン・ゴジラ」の庵野秀明が新たな解釈で監督・脚本を担う。原作・石ノ森章太郎、出演は、池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、森山未來、西野七瀬、手塚とおる、塚本晋也、松尾スズキほか。
  • TANG タング

    制作年: 2022
    人間とロボットの美しい友情を描く、二宮和也の2年ぶりの映画主演作。妻に捨てられたダメ男の健と、記憶を無くした迷子のロボットのタング。ポンコツ同士の運命の出会いが大きな奇跡を呼ぶ冒険ファンタジー。原作はイギリスのデボラ・インストールの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれ、日本国内でシリーズ累計発行部数28万を超えるベストセラー。出演は二宮が演じる健の妻役で弁護士の絵美を満島ひかり。小手伸也が謎の組織の加藤飛鳥に、奈緒が中国在住のロボット歴史学者の大槻凛に扮した。また、京本大我(SixTONES)がロボットやAIに詳しい会社員の林原信二役として登場、単独での本格映画出演を果たしている。そのほか、市川実日子、武田鉄矢、かまいたちの山内健司、濱家隆一など、個性あふれる面々が集結。監督は「今夜、世界からこの恋が消えても」「アキラとあきら」など2022年の公開作が目白押しの三木孝浩。
  • 罪の声

    制作年: 2020
    グリコ・森永事件をモチーフにし2016年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位に輝いた同名小説を映画化。記者の阿久津は昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ取材を重ねる。一方俊也は事件の脅迫テープに自分の声が使われていたことを知り……。監督は、TBSテレビに所属し『カルテット』など数々のTVドラマの演出をするほか、「映画 ビリギャル」など映画監督としても活動する土井裕泰。「人間失格 太宰治と3人の女たち」の小栗旬と、ミュージシャンや文筆家としても活躍する星野源が、未解決事件に翻弄され人生が交錯する二人の男を演じる。
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  • よこがお

    制作年: 2018
    「淵に立つ」の深田晃司監督によるヒューマン・サスペンス。献身的な仕事ぶりが評判の訪問看護師・市子。ある日、訪問先の大石家の次女が行方不明となるが、逮捕された犯人は意外な人物だった。事件の関与を疑われた市子は、築き上げた生活の全てを失ってゆく。主人公・市子を演じるのは「淵に立つ」に続き、深田監督と再タッグを組む筒井真理子。共演は「シン・ゴジラ」の市川実日子、「斬、」の池松壮亮、「最後の審判」の須藤蓮、「うちうちの面達(つらたち)は。」の小川未祐、「モリのいる場所」の吹越満。
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