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- ジャンヌ・モロー
略歴 / Brief history
フランス・パリ生まれ。18歳で女優になる決心をし、48年に国立劇場コメディ・フランセーズの最年少女優として舞台デビュー。同年に映画にも初主演し、「死刑台のエレベーター」(58)、「突然炎のごとく」(61)などヌーヴェル・ヴァーグの監督たちと組んだ作品で、一躍脚光を浴びる。60年の「雨のしのび逢い」ではカンヌ映画祭主演女優賞を獲得。悪女に扮した「エヴァの匂い」(62)でも圧倒的な存在感を見せつけた。70年代後半からは監督業にも進出、私生活ではジャン=ルイ・リシャール、ウィリアム・フリードキンらと結婚し、後に離婚。以降も情熱的な恋多き女として知られている。2017年7月31日パリの自宅にて死去。享年89歳。
ジャンヌ・モローの関連作品 / Related Work
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クロワッサンで朝食を
制作年: 2012エストニアからパリにやってきた家政婦と、高級アパルトマンに住む孤独な老婦人との心の交流を綴るヒューマンドラマ。出演は「死刑台のエレベーター」「突然炎のごとく」のジャンヌ・モロー、エストニア出身のライネ・マギ、「この胸のときめきを」のパトリック・ピノー。監督は本作が劇場用長編デビューとなるイルマル・ラーグ。65点