林遣都 ハヤシケント

  • 出身地:滋賀県大津市
  • 生年月日:1990/12/06

略歴 / Brief history

滋賀県大津市の生まれ。2005年、中学の修学旅行中に渋谷駅でスカウトされ、芸能界入り。07年公開の滝田洋二郎監督「バッテリー」で主役の中学生ピッチャー・原田巧に、3000人の中からオーディションで選ばれ、俳優としてデビューする。同作でキネマ旬報賞、日本アカデミー賞などの新人男優賞を多数受賞し、華々しいスタートを切った。爽やかな印象と身体能力の高さを持つ少年俳優としてたちまち引っ張りだこになり、続いて、幼なじみのふたりが学園七不思議を探る兼重淳監督「ちーちゃんは悠久の向こう」08に、仲里依紗とともに主演。その後も、弱小ダイビングクラブが生き残りをかけてオリンピックを目指す熊澤尚人監督「DIVE!!」08、ヘタレ高校生がボクシングを通して男らしく変わっていく成島出監督「ラブファイト」08、事件を起こして駅伝から遠ざかっていた天才ランナー・カケル役を演じた大森寿美男監督「風が強く吹いている」09と、いずれもスポーツを題材にした主演映画が立て続けに公開され、あどけない少年からたくましい青年へと成長していく過程がそれぞれの作品で刻まれていった。それまでのスポーツ青春ものなどで築かれていった清純派俳優のイメージを大きく覆す転機となったのが、吉田修一原作、行定勲監督の「パレード」10で、ルームシェアをする4人の男女の関係を一変させてしまう金髪の男娼・サトル役での異彩を放つ演技で好評を博す。ここまで映画が中心で、テレビドラマには、07年のフジテレビ『家族へのラブレター』で癌を宣告された母親を持つ一家の次男・福原康平役で初出演して以来、あまり作品がなかったが、09年のTBS『少公女セイラ』で、志田未来演じるヒロインに思いを寄せる使用人役で初の連続ドラマ出演を果たし、日本テレビ『美丘・君がいた日々』10でも、難病に冒された恋人を献身的に看護する青年・太一を演じて好評を博した。ドラマの出演作はほかに、TBS『最後の赤紙配達人』09、フジテレビ『ストロベリーナイト』10、日本テレビ『QP』11、WOWOW『コヨーテ、海へ』11など。11年のTBS『荒川アンダーザブリッジ』では主人公の大会社の御曹司・市ノ宮行を演じ、12年に映画版も公開される。また、熊切和嘉監督「莫逆家族/バクギャクファミーリア」、深川栄洋監督「ガール」の出演映画2本も12年公開予定で待機中。

林遣都の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 恋する寄生虫

    制作年: 2021
    林遣都と小松菜奈が初共演でダブル主演を務めたラブストーリー。極度の潔癖症で、人と関われない青年・高坂賢吾は、視線恐怖症で不登校の高校生・佐薙ひじりと出会う。やがて高坂は、弱さを隠すために露悪的な態度を取る佐薙に共感、2人は恋に落ちるが……。「かそけきサンカヨウ」の井浦新、「マスカレード・ナイト」の石橋凌が共演。三秋縋のベストセラー小説を原案に、「武士の献立」の山室有紀子が脚本を執筆。大河ドラマ『青天を衝け』のタイトルバック映像で注目を集める柿本ケンサクが監督を務めた。
  • 護られなかった者たちへ

    制作年: 2021
    中山七里の新聞連載小説を瀬々敬久監督が映画化した社会派ミステリー。東日本大震災から10年目の仙台で、手足を縛られて餓死するという連続殺人事件が発生。被害者はみな人格者だったとの評判で犯人の動機すらつかめない。刑事の苫篠はある男に目を付ける。連続殺人事件の捜査線上に浮かび上がる主人公・利根を演じるのは、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」以来の瀬々組となる佐藤健。過去に起こした事件で服役し、出所したばかりだが、なにかを思い詰めてている。そんな利根を追い詰める刑事・笘篠を演じるのは佐藤健と10年ぶりのタッグを組む阿部寛。緻密な捜査を重ねながらも決定的な証拠がつかめないまま、第三の事件の予感に焦りを感じる。なぜ、被害者は無残な殺され方をされねばならなかったのか。利根の過去には何があったのか。さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく……。
  • 犬部!

    制作年: 2021
    青森県の北里大学十和田キャンパスに実在した動物保護サークル「犬部」。その設立を担った獣医学部生をモデルに仲間たちとの奮闘を描く愛と命の青春物語。熱血主人公が仲間たちと動物を守ろうと奔走する過去と、獣医師となって新たな問題に立ち向かう現代で構成される。原案は片野ゆか著『北里大学獣医学部 犬部!』(ポプラ社刊)。超が付くほどの動物好きで、一匹でも多くの命を救おうとする熱血主人公・花井颯太を演じるのは林遣都。その相棒で心優しい同級生・柴崎涼介に扮するのは中川大志。監督は「花戦さ」「影踏み」などで心の機微を繊細に描き、また「起終点駅 ターミナル」や「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?」などで北海道の景色を映画に焼き付けてきた篠原哲雄。さらに、動物ドキュメンタリーの名手・山田あかねが脚本を手掛け、保護犬・保護猫をめぐるリアルな問題や課題が丁寧に物語に織り込まれている。
  • 私をくいとめて

    制作年: 2020
    「勝手にふるえてろ」の綿矢りさ(原作)&大九明子(監督)コンビが再タッグ。30歳を越え、“おひとりさま”が板についた黒田みつ子。脳内にいるもう一人の自分“A”と平和な生活を満喫していた彼女はある日、年下の営業マン、多田くんに恋してしまう。出演は「星屑の町」ののん、「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」の林遣都。
  • 劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD

    制作年: 2019
    2018年春に放送されたドラマの続編となる劇場版。海外勤務から帰国した春田は、黒澤ら第二営業所の面々や新入社員の山田に迎えられる。ところが、本社のプロジェクトチームのリーダー狸穴と、本社に異動した牧が現れ、彼らに営業所を立ち去るよう告げる。出演は、ドラマに引き続き田中圭、吉田鋼太郎、林遣都に加え、「十三人の刺客」の沢村一樹、「フォルトゥナの瞳」の志尊淳。監督は、「劇場版 新・ミナミの帝王」の瑠東東一郎。
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  • ギャングース

    制作年: 2018
    肥谷圭介・鈴木大介による同名コミックスを「ビジランテ」の入江悠監督が実写映画化。青春期を少年院で過ごしたサイケ、カズキ、タケオ。社会に見放された3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、犯罪者だけをターゲットにしたタタキ(窃盗・強盗)稼業だった。出演は「世界でいちばん長い写真」の高杉真宙、「火花」の加藤諒、「勝手にふるえてろ」の渡辺大知。脚本を、入江悠と「森山中教習所」の和田清人が担当。音楽は「終わった人」の海田庄吾。
    70