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ペイマン・モアディの関連作品 / Related Work
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ジャスト6.5 闘いの証
制作年: 20192019年の東京国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀主演男優賞をダブル受賞したイラン製犯罪映画。薬物撲滅警察特別チームのサマドは、薬物取引の大物ナセル・ハグザドを追い詰め、刑務所に送ることに成功。だがそれは、ほんの始まりに過ぎなかった……。出演は「別離(2011)」のペイマン・モアディ、「ウォーデン 消えた死刑囚」のナヴィド・モハマドザデー。68点 -
メルボルン
制作年: 2014事件発生後の展開が工夫に富んでおり、途絶えることのない緊張感が観客の心臓をわしづかみにする。その脚本の上手さは、アスカー・ファルハディ監督の影響を真っ当に引き継いでいると言えるだろう。特別な日であるが故の特殊な心理と、その果てにとってしまう行動の関係を描いて見事である。ファルハディ作品の常連で、近年のイラン映画の金字塔である『別離』(11)でベルリン映画祭の主演男優賞を受賞しているペイマン・モアディが、自分の取った行動に自分が縛られてしまう若い夫の役を説得力充分に演じている。室内劇であることを見終わるまで忘れてしまうほどの見事な演出が新人監督によるものであるという事実が、現在のイラン映画の充実ぶりを証明している。第27回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。 -
別離(2011)
制作年: 2011イランの社会情勢を背景に、一組の夫婦とそこに関わる別の家族、それぞれの抱える秘密や嘘が絡み合い、人生を翻弄してゆく様をミステリータッチで描く。出演は「彼女が消えた浜辺」のペイマン・モアディ、「フライト・パニック ~ペルシア湾上空強行脱出~」のレイラ・ハタミ。アカデミー賞外国語映画賞ほか、多数の映画賞を受賞。90点