セルゲイ・ロズニツァ セルゲイロズニツァ

  • 出身地:バラーナヴィチ
  • 生年月日:1964/09/05

セルゲイ・ロズニツァの関連作品 / Related Work

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  • 破壊の自然史

    制作年: 2022
    過去の記録映像を全編に使用して歴史を再構成する“アーカイヴァル・ドキュメンタリー”で世界的評価の高いウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァが、改めて過去の戦争に眼差しを向け、現代に警鐘を鳴らした新作ドキュメンタリー。第二次世界大戦末期、連合軍による「絨毯爆撃」で、ドイツの一般市民が経験した人類史上最大規模の大量破壊を、圧倒的なアーカイヴ映像を積み重ねて描く。第75回カンヌ国際映画祭特別上映作品。同時上映はナチ・ドイツを断罪した「キエフ裁判」。戦争終結と戦争責任という二つの「正義」に着目し、戦争における当事者の正当性ではなく、普遍的倫理について思索する。
  • キエフ裁判

    制作年: 2022
    過去の記録映像を全編に使用して歴史を再構成する“アーカイヴァル・ドキュメンタリー”で世界的評価の高いウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァが、改めて過去の戦争に眼差しを向け、現代に警鐘を鳴らした新作ドキュメンタリー。1946年1月、キエフで行われたナチ・ドイツを断罪する国際軍事裁判、いわゆる「キエフ裁判」を、圧倒的なアーカイヴ映像を積み重ねて描く。アウシュヴィッツやバビ・ヤールの生存者による未公開の証言も含み、「ニュルンベルク裁判」と「東京裁判」に並ぶ、戦後最も重要な軍事裁判が現代に蘇る。第79回ベネチア国際映画祭正式出品。同時公開は「破壊の自然史」。
  • バビ・ヤール

    制作年: 2021
    第二次世界大戦中、ウクライナの首都キエフの郊外で起きたバビ・ヤール大虐殺を全編アーカイブ映像で描いたドキュメンタリー。1941年、ナチス・ドイツ軍はキエフを占領し、そこに住むユダヤ人の殲滅を決定。二日間で33,771名のユダヤ人を射殺した。監督・脚本は、「国葬」のセルゲイ・ロズニツァ。第74回カンヌ国際映画祭ルイユ・ドール審査員特別賞受賞。
  • ミスター・ランズベルギス

    制作年: 2021
    1991年にリトアニアをソ連から独立に導いたヴィータウタス・ランズベルギスが熾烈な文化的抵抗と政治的闘争を語るドキュメンタリー。ランズベルギス本人の語りと独立まで各地で撮影されてきたアーカイヴ映像を組み合わせ、独立とその先のソ連崩壊を描く。監督は、「国葬」のセルゲイ・ロズニツァ。アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭最優秀作品賞、最優秀編集賞受賞。
  • 国葬

      制作年: 2019
      旧ソ連出身の鬼才セルゲイ・ロズニツァが、スターリンの国葬の映像から社会主義国家の真の姿を解き明かすドキュメンタリー。発見された大量のアーカイヴ・フィルムには、モスクワに安置された指導者の姿や、その死を悲しむ幾千万人の人の顔が記録されていた。第76回ヴェネチア国際映画祭正式出品。
    • 粛清裁判

      制作年: 2018
      旧ソ連出身の鬼才セルゲイ・ロズニツァが、1930年にモスクワで行われた見せしめ裁判“産業党裁判”のアーカイヴ・フィルムから、独裁政権誕生の過程に迫ったドキュメンタリー。無実の罪を着せられた被告人と、捏造した罪で彼らを裁く権力側の共演の記録。第75回ヴェネチア国際映画祭正式出品。

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