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- マット・デイモン
略歴 / Brief history
アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。ハーバード大学在学中に俳優活動を開始し、「ミスティック・ピザ」(88)で映画デビュー。青春映画の脇役を演じながら、幼馴染みのベン・アフレックと共に「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(97)の脚本を執筆し、自身も出演。アカデミー賞では脚本賞を受賞し、一躍注目を浴びる。「フォーブス」誌が選んだ“高収益俳優”のトップや「ピープル」誌の選ぶ“最もセクシーな男”にも輝き、私生活では慈善活動や社会活動を積極的行うなど、スクリーンの内外で評価が高い。演技派としてはもちろん、近年はアクション映画にも出演し、常に新たなイメージを生み出そうと試みている。
マット・デイモンの関連作品 / Related Work
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ブルー きみは大丈夫
制作年: 2024「クワイエット・プレイス」のジョン・クラシンスキー監督によるファンタジー。幼い頃に母親を亡くした少女ビーはある日、子供にしか見えない不思議な存在“ブルー”と出会う。ブルーが友達だった子供はもう大人になり、彼はもうすぐ消えてしまう運命だという……。出演は「デッドプール」のライアン・レイノルズ、ドラマ『ウォーキング・デッド』のケイリー・フレミング。ブルーの声を「スイング・ステート」のスティーヴ・カレル、日本語吹き替え版ではKis-My-Ft2の宮田俊哉が務める。 -
ドライブアウェイ・ドールズ
制作年: 2023兄ジョエルと一緒に“コーエン兄弟”として「ノーカントリー」「ファーゴ」などを生み出したイーサン・コーエンによる初の劇映画単独監督作。日々の生活に行き詰まりを感じるジェイミーとマリアンは、車の配送(ドライブアウェイ)をしながらアメリカ縦断の旅に出るが、謎のスーツケースをめぐりギャングに追われる。出演は「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」のマーガレット・クアリー、『ブロークン・ハート・ギャラリー』のジェラルディン・ヴィスワナサン、「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」のビーニー・フェルドスタイン。 -
オッペンハイマー
制作年: 2023原爆を開発した科学者オッペンハイマーの半生を実話に基づき、「TENET テネット」のクリストファー・ノーランが映画化。第二次世界大戦下の米国で世界初となる原子爆弾の開発に成功したオッペンハイマーだったが、投下後の惨状を聞き、深く苦悩するようになる。出演は、「ハイドリヒを撃て!『ナチの野獣』暗殺作戦」のキリアン・マーフィー、「クワイエット・プレイス」シリーズのエミリー・ブラント、「AIR エア」のマット・デイモン。第81回ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、作曲賞の最多5部門受賞。第96回アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞の7部門受賞。70点 -
AIR エア(2023)
制作年: 2023伝説のナイキシューズ“エア ジョーダン”誕生秘話を描くドラマ。1983年、CEOのフィル・ナイトから、バスケットボール部門の立て直しを命じられたナイキのソニー・ヴァッカロは、新人選手マイケル・ジョーダンを発掘し、一発逆転の賭けと取引に出る。主演は「最後の決闘裁判」のマット・デイモン。デイモンの盟友ベン・アフレックが監督と出演を兼任する。70点 -
スティルウォーター
制作年: 2021「スポットライト 世紀のスクープ」のトム・マッカーシーが、マット・デイモン主演で贈るサスペンス・スリラー。フランスのマルセイユを舞台に、殺人罪で服役する娘の無実を証明するため、真犯人を探し出そうとする父親が、やがて思わぬ真実に辿り着く。共演は「ゾンビランド:ダブルタップ」のアビゲイル・ブレスリン。60点 -
最後の決闘裁判
制作年: 2021リドリー・スコット監督が、14世紀末のフランスを舞台に、実際に行われた史上最後の合法的な“決闘裁判”の行方を描く歴史ミステリー。騎士カルージュの妻マルグリットは夫の旧友ル・グリに乱暴されたと訴える。だが、ル・グリは無実を主張。真実は“決闘裁判”に委ねられる。権力が全てだった時代に、国家に逆らい、勇気をもって立ち上がった女性マルグリット、その妻の誇りを守るために地位や名誉、命まで賭けて決闘裁判に挑む夫カルージュ、他方、無実を主張して自らの正義を示すために裁判を受け入れるル・グリ。彼らの壮絶な闘いが壮大なスケールで展開する。原作はエリック・ジェイガーの『決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル』。脚本は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー賞脚本賞を受賞したマット・デイモンとベン・アフレックが約25年ぶりに再タッグを組んだ。600年以上も前、世論を二分したこの“決闘裁判”における判決は、今もなお歴史家たちの間で物議を醸している。マルグリットを「フリー・ガイ」のジョディ・カマー、カルージュをマット・デイモン、ル・グリにアダム・ドライバー、カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯をベン・アフレックが演じる。60点