マギー・チャン

  • 出身地:香港
  • 生年月日:1964年9月20日

略歴 / Brief history

香港生まれ。9歳から17歳までイギリスで過ごし、帰国後の83年にミス香港で準優勝に。ドラマ出演を経て、84年に「青蛙王子」で映画デビュー。85年の「ポリス・ストーリー 香港国際警察」などの話題作で着実にキャリアを積み、「ラヴソング」(97)、「花様年華」(00)などで香港電影金像賞の最優秀主演女優賞を5度、「フルムーン・イン・ニューヨーク」(89)などで台湾金馬奨の同賞を4度受賞。「ロアン・リンユィ 阮玲玉」(92)ではベルリン国際映画祭の女優賞に輝く。98年にフランスのオリヴィエ・アサイヤス監督と結婚。3年後に離婚したが、04年のアサイヤス監督作「クリーン」で、カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞している。

マギー・チャンの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 大英雄

    制作年: 1993
    金輪国を舞台に、王位を狙う男女とそれを阻止しようとする一団との対峙をスピーディーに描く香港スターが共演したアクションコメディ。2013年7月下旬より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催される「王家衛(ウォン・カーウァイ)監督 スペシャル上映」にて広東語版をデジタル上映。
  • クリーン

    制作年: 2004
    夫を亡くし一人息子の養育権も奪われてしまった母親が、絶望の底から這い上がり再び自らの声を取り戻す姿を描いた再生の物語。監督は「夏時間の庭」のオリヴィエ・アサイヤス。「花様年華」のマギー・チャンが、本作でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。「ホテル・ルワンダ」のニック・ノルティ、「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のベアトリス・ダルらが共演。
  • オーギュスタン 恋々風塵

    制作年: 1999
    “フランス版Mr.ビーン”と呼ばれ、日本でもロングラン・ヒットを記録した「おとぼけオーギュスタン」の続編。どこまでも飄々とマイペースなオーギュスタンが引き起こす騒動の数々を、ペーソスあふれるオフビートな笑いに包んで描いた前作から一転、切ない恋に悩まされるオーギュスタンの姿を描くラヴストーリー。オーギュスタンを演じるのは、前作に引き続きジャン=クレティアン・シベルタン=ブラン。ミステリアスな美女リンには、フランスのシネフィルにも高い人気のマギー・チャン。
  • 2046

    制作年: 2004
    「ブエノスアイレス」「花様年華」などの若き巨匠ウォン・カーウァイが「花様年華」のたトニー・レオン、マギー・チャン、「恋する惑星」のフェイ・ウォン、現在の中国映画を代表する女優チャン・ツィイー&コン・リー、カリーナ・ラウ、チャン・チェン、そして日本から木村拓哉を結集し手掛けた壮大なSFラブ・ストーリー。過去の恋を引きずる作家が近未来を舞台にした小説を描き、現在と小説世界の物語が同時進行する。撮影は、カーウァイ映画の顔ともいえるクリストファー・ドイル。
    97
  • HERO(2002)

    制作年: 2002
    チャン・イーモウ監督がアジアを代表するスタッフ・キャストを集め、壮大なスケールで描く一大歴史スペクタクル巨編。秦の始皇帝を狙う3人の刺客をすべて討ち取ったという一人の男の語る驚愕の物語が、華麗な歴史絵巻の中に展開する。
  • 花様年華

    制作年: 2000
    既婚男女の切ない恋をスタイリッシュに描いたラヴ・ストーリー。監督・製作・脚本は「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ。撮影は「孔雀」のクリストファー・ドイルと「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のリー・ピンビン。音楽はマイケル・ガラッソ。美術・編集・衣裳は「ブエノスアイレス」のウィリアム・チャン。出演は「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のトニー・レオン、「ひとめ惚れ」のマギー・チャン、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のレベッカ・パン、「欲望の街 古惑仔」シリーズのライ・チン、本業は小道具係のスー・ピンランほか。2000年カンヌ国際映画祭主演男優賞、高等技術賞、モントリオール映画祭最優秀作品賞、台湾金馬奨主演女優賞、撮影賞、衣裳賞、ヨーロッパ映画賞最優秀非ヨーロッパ映画賞、2001年セザール賞外国語作品賞ほか受賞。
    92

今日は映画何の日?

注目記事