リー・マービン

  • 生年月日:1924年2月19日
  • 没年月日:1987年8月29日

略歴 / Brief history

アメリカ・ニューヨーク生まれ。素行の悪い少年時代を過ごし、第二次世界大戦で従軍。除隊後、配管工の見習いとして働いていたところ、修理先の劇場で舞台に出演することを誘われ、演技に目覚めてゆく。50年にテレビや映画の端役として出演し、長身で強面な風貌を活かして悪役を中心に活躍。57年に放送開始となった「シカゴ特捜隊M」のフランク警部役で人気を集める。今度はタフガイとしてのイメージを活かしながら、「キャット・バルー」(65)でアカデミー賞主演男優賞ほか多数の映画賞に輝き、演技面でも評価を受ける。女性遍歴も話題となり、訴訟にまで発展した案件は、後に慰謝料の法的権利の判例となっている。

リー・マービンの関連作品 / Related Work

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  • デルタ・フォース

    制作年: 1986
    ハイジャックされた707の人質を救出する、特殊部隊デルタ・フォースの活躍を描くアクション。製作・監督・脚本はキャノン・グループの総帥でもある「暗黒街の顔役(1974)」のメナヘム・ゴーラン、製作は他にヨーラム・グローバス、脚本は他にジェームズ・ブルーナー。撮影はデイヴイツド・ガーフィンケル、音楽はアラン・シルヴェストリが担当。出演はチャック・ノリス、リー・マーヴィン、マーティン・バルサムなど。
    20
  • 最前線物語

    制作年: 1980
    第一次大戦に生き残った軍曹が、4人の若いヤンキーの兵士を率いてヨーロッパ戦線の最前線を転戦する姿を描く。製作はジーン・コーマン、監督・脚本は「ショック集団」のサミュエル・フラー、撮影はアダム・グリーンバーグ、音楽はダナ・カプロフが各々担当。出演はリー・マービン、マーク・ハミル、ロバート・キャラディン、ボビー・ディ・チッコ、ケリー・ワード、ステファーヌ・オードランなど。
    70
  • アバランチ・エクスプレス

    制作年: 1979
    ミラノからアムステルダムへと疾走するアトランティック急行を舞台にクレムリンの権力の座をめぐる、東西両陣営のそれぞれの思惑を描く。製作はマーブ・アデルソンと「大地震(1974)」の監督マーク・ロブソンで彼は監督も担当しているがこの作品が遺作となった。脚本はエイブラハム・ポロンスキー、撮影はジャック・カーディフ、音楽はアリン・ファーガソン、特殊効果はジョン・ダイクストラが各各担当。出演はロバート・ショー、リー・マーヴィン、マクシミリアン・シェル、リンダ・エバンス、ホルスト・ブッフホルツ、マイク・コナーズ、ジョー・ネイマスなど。
  • ロジャー・ムーア 冒険野郎

    制作年: 1976
    モザンビークのルフィジ・デルタ地帯で起った第一次大戦秘話を題材に一人のイギリス青年の波乱万丈の人生を描く冒険アクション映画。製作はマイケル・クリンガー、監督は「ゴールド」のピーター・ハント。ウィルバー・スミスの原作を彼とスタンリー・プライスとアラステア・リードが脚色。撮影はマイケル・リード、音楽はモーリス・ジャールが各々担当。出演はロジャー・ムーア、リー・マービン、バーバラ・パーキンス、イアン・ホルム、ルネ・コルデホフなど。
  • クランスマン

    制作年: 1974
    KKK団の恐怖と暗躍を白日の下にさらし、ついに越えることのできない人間問題をとらえた作品。製作はウィリアム・アレクサンダー、監督は「アマゾネス」のテレンス・ヤング、脚本はミラード・カウフマンとサミュエル・フラー、原作はウィリアム・ブラッドフォード・ヒューイ(立風書房刊)、撮影はロイド・エイハーン、音楽はスタックス・オーガニゼーションが各々担当。出演はリー・マーヴィン、リチャード・バートン、O・J・シンプソン、キャメロン・ミッチェル、ローラ・ファラナ、リンダ・エヴァンスなど。
    68
  • スパイクス・ギャング

    制作年: 1973
    流れ者の老銀行ギャングと三人の少年の愛情と憎しみを描く西部劇。制作はウォルター・ミリッシュ、監督は「ラスト・ラン」のリチャード・フライシャー、脚本はアーヴィング・ラヴェッチとハリエット・フランク・ジュニア、撮影はブライアン・ウェスト、音楽はフレッド・カーリンが各々担当。出演はリー・マーヴィン、ゲイリー・グラムス、ロン・ハワード、チャーリー・マーティン・スミス、アーサー・ハニカット、ノア・ベリイ、マーク・スミスなど。

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