制作年: 1963
「シシリーの黒い霧」のフランチェスコ・ロージが企画・演出、脚本も「シシリーの黒い霧」のエンツォ・プロヴェンツァーレ他二名と共同で執筆したセミ・ドキュメンタリーの社会ドラマ。撮影は「シシリーの黒い霧」のジャンニ・ディ・ベナンツォ、音楽は「十七歳よさようなら」のピエロ・ピッチオーニが担当した。出演はロッド・スタイガー、「シシリーの黒い霧」のサルヴォ・ランドーネ、グイド・アルベルティ、マルチェロ・カンナバーレほか。多数の素人も出演している。なお、一九六三年度ベネチア映画祭でグラン・プリを受賞した。