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ユリア・セルダの関連作品 / Related Work
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南の誘惑(1937)
制作年: 1937スウェーデンの歌劇壇で人気の高かったツァラー・レアンダーが主演する映画で、「第九交響楽」「思い出の曲」のデトレフ・ジールクが監督に当たったもの。脚本は「ジャンダーク」「モスコーの夜は更けて」のゲルハルト・メンツェルの書きおろしである。音楽はロタール・ブリューネ、撮影は「思い出の曲」のフランツ・ヴィマイル、がそれぞれ担当した。レアンダを助けて本邦には新顔のフェルディナンド・マリアン、カール・マルテルを始め、「ひめごと」のユリア・セルダ、パウル・ビルト、「マヅルカ」のエドウィン・ユルゲンセン等舞台畑の人々が出演している。 -
ひめごと(1936)
制作年: 1936「マヅルカ」に次ぐヴィリ・フォルストの監督作品で、シナリオはフォルスト自身がヨッヘン・フートと協力して書卸したもの。「たそがれの維納」「旅順港」のアドルフ・ウォールブリュック、「ワルツ合戦」「カルメン狂想曲」のレナーテ・ミュラー、「春のいざなひ」のイェニー・ユーゴー、「狂乱のモンテカルロ」「私と女王様」のハインツ・リューマン、以上の四人が主演し、これを助けて「モード巴里」「紅天夢」のヒルデ・ヒルデブラント、その他が出演している。キャメラは「タイタニック」のテッド・パールと「コスモポリス」のヴェルナー・ボーネとが担任し、音楽は「ジャンダーク」「マヅルカ」のペーター・クロイダーで、演奏には、ゴルデネ・ジーベン、オスカー・ヨースト、トフィア三楽団が出演している。 -
生ける屍(1929)
制作年: 1929ロシアのメジラブポム社とドイツのプロメトィス社とが提携し故文豪レフ・レオ・N・トルストイ生誕百年祭記念に製作した映画で、原作はレオ・N・トルストイの書いた同名の戯曲。ソビエト映画の中堅である「メッス・メンド」「悩める土地」の製作者であるフョードル・オツェプ氏が脚色、監督の任に当たっている。主役を演じるフセヴォロド・プドフキンは「母(1926)」「聖ペテルスブルグの最期」「アジアの嵐」の監督者として名のある人、特にレオ・N・トルストイを記念するために俳優として出演、他にマリア・ヤコビニ嬢、ナタ・ワチナゼ嬢、グスタフ・ディースル氏が助演している。キャメラは前記ブドオフキンの大作を撮影したアナトリー・ゴロブニヤ氏が担当している。(無声) -
恋のネルスン
制作年: 1922「怪談五種」の製作者リヒャルト・オスワルド氏がハインリヒ・フォルラット・シュマッヘル氏の原作及び史実から脚色し監督した時代劇。主演俳優に至ってはドイツ映画界の精鋭を集めたる感あり。即ち女主人公リアネ・ハイト嬢を始めとし、ラインホルト・シュンツェル氏、ヴェルナー・クラウス氏、コンラート・ファイト氏、ハンス・ハインツ・フォン・トワルドウスキー氏、テオドル・ロース氏、ゲルトルード・ヴェルケル嬢、フリードリッヒ・キューネ氏等実に素晴らしき事の限りである。撮影は「朝から夜中まで」「ドクトル・マブゼ」と同じくカール・ホフマン氏。ちなみに本映画はアメリカでは本年四月ホドキンスン社の手によって公開せられた。無声。