制作年: 1931
「ガソリン・ボーイ三人組」でわが国にもその名を知られるにいたったハインツ・リューマンが主演する映画で、原作はエルンスト・ノイバッハの筆になるもの。ルドウィッヒ・ヒルシュフィールドとクルト・シオドマークとが協力して脚本に組み立て「嘆きの天使」の作曲家フリードリッヒ・ホレンダーが曲を附したものに基づいて少荘監督ロバート・シオドマクがメガフォンをとった。キャメラは新人のコンスタンチン・チェット担任で、助演者は「スピオーネ」のリエン・ダイヤース、ライモンド・ヤニチェック、ヘルマン・シュピールマンス、フリードリッヒ・ホレンダー、ゲルハルト・ビーネルトなどである。