制作年: 1992
生活のために平然と殺人・強盗・強姦を繰り返すひとりの男の奇妙な日常を、彼を主人公とするドキュメンタリー映画の撮影クルーが追うという設定で描いた異色の犯罪映画。レ・アルティスト・アノニム(無名芸術家)を名乗る、レミー・ベルヴォー、アンドレ・ボンゼル、ブノワ・ポールヴールドの3人から成る映画作家チームが、ベルヴォーの映画学校の卒業制作の短編映画を発展させ、共同で監督・製作・脚本・出演を手がけて完成させた。撮影はボンゼルが担当。そのほかのスタッフは、共同脚本・助監督・製作管理・出演のヴァンサン・タヴィエ、音楽のジャン・マルク・シュニエなど。