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- ハビエル・バルデム
略歴 / Brief history
スペイン・カナリア諸島ラスパルマス生まれ。祖父母の代から芸能一家で、6歳で俳優デビュー。学生時代はラグビーや絵画方面でも活動するが、90年「ルルの時代」で本格的に映画デビューを果たし、「ハモンハモン」でその名を海外にも知られるようになる。2000年の「夜になるまえに」で英語映画に初出演し、スペインの男優にして初めてアカデミー賞主演男優賞候補となり、07年「ノーカントリー」では同賞を受賞。さらに10年「BIUTIFULビューティフル」でも同賞候補となった。「夜になるまえに」と「海を飛ぶ夢」(04)でヴェネチア国際映画祭男優賞も受賞している。夫人は女優のペネロペ・クルス。
ハビエル・バルデムの関連作品 / Related Work
作品情報を見る
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リトル・マーメイド(2023)
制作年: 20231989年製作の同名ディズニーアニメを「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が実写化。海の王国を司るトリトン王の末娘であり、世界で最も美しい声を持つアリエル。好奇心溢れる彼女は、人間のエリック王子を助けたことから、まだ見ぬ人間の世界へと足を踏み入れてゆく。出演は、新人ハリー・ベイリー、「ゴーストバスターズ(2016)」のメリッサ・マッカーシー、「ベラのワンダフル・ホーム」のジョナ・ハウアー=キング。 -
デューン 砂の惑星PART2
制作年: 2023フランク・ハーバートのSF小説を「ブレードランナー 2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が実写化したSFアクションシリーズ第2弾。砂の惑星デューンをめぐり宇宙戦争が勃発。ハルコンネン家に一族を皆殺しされたアトレイデス家の後継者・ポールの復讐が始まる。主人公ポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメ、ポールと心を通わせる砂漠の民チャニ役のゼンデイヤらが前作から引き続き出演、皇帝の娘イルーランを「ミッドサマー」のフローレンス・ピューが、宿敵ハルコンネン男爵の甥フェイド=ラウサを「エルヴィス」のオースティン・バトラーが演じるなど、オールスターキャストで全宇宙の命運を賭けた最終決戦を描く。0点 -
シング・フォー・ミー、ライル
制作年: 2022歌うワニのライルを主人公にしたミュージカル。ショーマンのヘクターは、古いペットショップで出会った魅惑の歌声を持つワニ、ライルのショーを開催するが、ライルのステージ恐怖症で失敗。ヘクターは去り、孤独なライルはアパートの屋根裏に隠れ住むが……。出演は「選ばなかったみち」のハビエル・バルデム、「クレイジー・リッチ!」のコンスタンス・ウー。監督は「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン。原作はバーナード・ウェーバーの児童書「ワニのライルのおはなし」シリーズ。 -
DUNE デューン 砂の惑星(2020)
制作年: 20201965年の発売以来、「スター・ウォーズ」「風の谷のナウシカ」などに影響を与えたフランク・ハーバートのSF小説『デューン』をドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に主人公の運命と宇宙世界の混迷を軸に壮大なドラマが展開する。この小説は1984年にデヴィッド・リンチ監督がカイル・マクラクランを主演に迎え、「砂の惑星」として映画化している。今回、主役のポールを演じるのは、「君の名前で僕を呼んで」で21歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」や「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」など話題作が続くティモシー・シャラメ。「本物の映画スターで、狂気のカリスマ性がある」とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に絶賛される新世代ハリウッドスターだ。ティモシーの脇を固める俳優陣には、「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チェイニーを熱演するほか、「アクアマン」でおなじみジェイソン・モモア、アカデミー賞俳優ハビエル・バルデム、アベンジャーズの宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンが、ポールを全力サポートする腹心を演じる。また、「スター・ウォーズ」続三部作ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと、「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場する。ベールに包まれた特別な<力>を持つとされるポールと、ポールが師と仰ぐジョシュ・ブローリン演じるガーニー・ハレックの剣術訓練をはじめとしたアクション・シーンや、荒涼とした砂の惑星に降り立つ無数の軍艦、暗雲の下で地の果てまで続くかのような敵勢の立ち並ぶ様子は圧巻だ。死と隣り合わせの惑星デューンでポールに何が待ち受けるのか。ひとりの若者が自らの宿命を知り、運命を切り開く新世代アクション・アドベンチャー。60点