八木昌子 ヤギマサコ

  • 出身地:東京市中野区の生まれ
  • 生年月日:1938年9月2日
  • 没年月日:2015年9月13日

八木昌子の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 虹をつかむ男 南国奮斗篇

    制作年: 1997
    奄美群島を舞台に、元映画館主の男と彼を慕う青年とが移動映写で島々を巡りながら織りなす人間模様を、ロード・ムービー風に描いた人情喜劇。「男はつらいよ」に変わって松竹の正月番組をつとめるシリーズの第2弾で、今回は名画の引用より、劇中で主人公が唄う映画から生まれた名曲の引用に重点が置かれている。また、主人公ふたりを除くキャストは一新され、主人公の姓も白銀から銀に変更されるなど、厳密には前作の設定を踏襲していない。監督と原作は前作と同じ山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の「釣りバカ日誌9」のコンビが共同で執筆。撮影は「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」で新撮部分を手がけた長沼六男が担当した。主演は「釣りバカ日誌9」の西田敏行と「寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」の吉岡秀隆。ヒロインには「病は気から 病院へ行こう2」以来5年ぶりの映画出演となる小泉今日子と、「新 居酒屋ゆうれい」の松坂慶子がふんしている。
    80
  • (ハル)

    制作年: 1996
    パソコン通信を通じて知り合った男女が、メールのやり取りをするうちに愛を育んでいく模様を描いた、新感覚の恋愛ドラマ。映画のかなりの部分をパソコン通信のディスプレイ上に打ち出されるメールによる文字=字幕が占めるという野心的な実験が試みられている。監督・脚本は「未来の想い出 Last_Christmas」の森田芳光。撮影は「とられてたまるか!?」の高瀬比呂志。主演は「バースデイプレゼント」の深津絵里と、これが映画デビューになる内野聖陽。96年度キネマ旬報ベストテン第4位、同・読者選出ベストテン第3位。
    84
  • 眠る男(1996)

    制作年: 1996
    山間の小さな町に暮らす様々な人たちの、四季を通じた日常の断片をつづったドラマ。監督は「死の棘」の小栗康平。主演は「Shall We ダンス?」の役所広司と、韓国のトップスターで「ディープ・ブルー・ナイト」の安聖基、そしてやはりインドネシアのスターで「チュッ・ニャ・ディン」のクリスティン・ハキム。群馬県が人口200万人到達を記念して、地方自治体としては初めて製作した劇映画である。第20回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第47回ベルリン映画祭国際芸術映画連盟賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第3位、小栗が2度目の監督賞を受賞した。群馬県吾妻郡中之条町でロケされた。1995年12月2日より群馬県・前橋オリオン2にて先行上映。
  • あ・うん

    制作年: 1989
    昭和初期、東京・山の手を舞台に中年実業家の友情を描く。向田邦子原作の同名小説の映画化で、脚本は「座頭市」の中村努が執筆。監督は「極道の妻たち 三代目姐」の降旗康男、撮影は同作の木村大作がそれぞれ担当。
    60
  • 紳士同盟(1986)

    制作年: 1986
    たて続けに詐欺に欺されてしまった女子大生が、お金に窮した仲間たちとコン・ゲームを始める姿を描く。小林信彦原作の同名小説の映画化で、脚本は「ア・ホーマンス」の丸山昇一、監督は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。
  • 火まつり

    制作年: 1985
    海洋公園建設で揺れる海と山に挟まれた小さな街を舞台に、嵐の山の中で神の啓示を受けた木こりの姿を描く。芥川賞作家・中上健次がはじめて映画の脚本を執筆、監督は「さらば愛しき大地」の柳町光男、撮影は「逆噴射家族」の田村正毅がそれぞれ担当。

Blu-ray/DVDで観る