八木昌子の関連作品 / Related Work

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  • 虹をつかむ男 南国奮斗篇

    制作年: 1997
    奄美群島を舞台に、元映画館主の男と彼を慕う青年とが移動映写で島々を巡りながら織りなす人間模様を、ロード・ムービー風に描いた人情喜劇。「男はつらいよ」に変わって松竹の正月番組をつとめるシリーズの第2弾で、今回は名画の引用より、劇中で主人公が唄う映画から生まれた名曲の引用に重点が置かれている。また、主人公ふたりを除くキャストは一新され、主人公の姓も白銀から銀に変更されるなど、厳密には前作の設定を踏襲していない。監督と原作は前作と同じ山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の「釣りバカ日誌9」のコンビが共同で執筆。撮影は「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」で新撮部分を手がけた長沼六男が担当した。主演は「釣りバカ日誌9」の西田敏行と「寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」の吉岡秀隆。ヒロインには「病は気から 病院へ行こう2」以来5年ぶりの映画出演となる小泉今日子と、「新 居酒屋ゆうれい」の松坂慶子がふんしている。
    80
  • (ハル)

    制作年: 1996
    パソコン通信を通じて知り合った男女が、メールのやり取りをするうちに愛を育んでいく模様を描いた、新感覚の恋愛ドラマ。映画のかなりの部分をパソコン通信のディスプレイ上に打ち出されるメールによる文字=字幕が占めるという野心的な実験が試みられている。監督・脚本は「未来の想い出 Last_Christmas」の森田芳光。撮影は「とられてたまるか!?」の高瀬比呂志。主演は「バースデイプレゼント」の深津絵里と、これが映画デビューになる内野聖陽。96年度キネマ旬報ベストテン第4位、同・読者選出ベストテン第3位。
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  • 眠る男(1996)

    制作年: 1996
    山間の小さな町に暮らす様々な人たちの、四季を通じた日常の断片をつづったドラマ。監督は「死の棘」の小栗康平。主演は「Shall We ダンス?」の役所広司と、韓国のトップスターで「ディープ・ブルー・ナイト」の安聖基、そしてやはりインドネシアのスターで「チュッ・ニャ・ディン」のクリスティン・ハキム。群馬県が人口200万人到達を記念して、地方自治体としては初めて製作した劇映画である。第20回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第47回ベルリン映画祭国際芸術映画連盟賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第3位、小栗が2度目の監督賞を受賞した。群馬県吾妻郡中之条町でロケされた。1995年12月2日より群馬県・前橋オリオン2にて先行上映。
  • あ・うん

    制作年: 1989
    昭和初期、東京・山の手を舞台に中年実業家の友情を描く。向田邦子原作の同名小説の映画化で、脚本は「座頭市」の中村努が執筆。監督は「極道の妻たち 三代目姐」の降旗康男、撮影は同作の木村大作がそれぞれ担当。
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  • 紳士同盟(1986)

    制作年: 1986
    たて続けに詐欺に欺されてしまった女子大生が、お金に窮した仲間たちとコン・ゲームを始める姿を描く。小林信彦原作の同名小説の映画化で、脚本は「ア・ホーマンス」の丸山昇一、監督は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。
  • 火まつり

    制作年: 1985
    海洋公園建設で揺れる海と山に挟まれた小さな街を舞台に、嵐の山の中で神の啓示を受けた木こりの姿を描く。芥川賞作家・中上健次がはじめて映画の脚本を執筆、監督は「さらば愛しき大地」の柳町光男、撮影は「逆噴射家族」の田村正毅がそれぞれ担当。
  • 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

    制作年: 1983
    晩秋の吉備路を舞台に寅次郎と結婚に失敗した寺の娘とのふれあいとすれちがいを描く。脚本は「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」の山田洋次と朝間義隆の共同執筆。監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
    100
  • 駅/STATION

    制作年: 1981
    オリンピックの射撃選手であり、警察官でもある一人の男と、事件を通して彼の心を通り過ぎていく女たちを描く。脚本は「冬の華」の倉本聰、監督は「仕掛人梅安」の降旗康男、撮影は「復活の日」の木村大作がそれぞれ担当。
    70
  • 泥の河

    制作年: 1981
    大阪安治川河口を舞台に、河っぷちの食堂に住む少年と、対岸に繋がれた廓舟の姉弟との出会いと別れを描く。第十三回太宰治賞を受賞した宮本輝の同名の小説を映画化したもので、脚本は人気TVシリーズ「金八先生」の重森孝子、監督は浦山桐郎監督に師事し、これが第一回作品となる小栗康平、撮影は「泣く女」の安藤庄平がそれぞれ担当。
  • 田舎刑事 第一話 時間よ、とまれ

    制作年: 1977
    戦争に翻弄された殺人犯・娼婦・刑事三人の戦後を描く渥美清主演のTVドラマ「土曜ワイド劇場:渥美清の田舎刑事」の第1話。脚本は早坂暁。監督は橋本信也。出演は渥美清、小林桂樹、高橋洋子、市原悦子ほか。2024年8月10日~16日 シネマヴェーラ渋谷にて開催の「家族たちの戦争(「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」共催)」にて上映。
  • 四年三組のはた

    制作年: 1976
    産休する一人の先生と交替する産休補助の先生生徒たちとの心の交流を描いた日活児童劇映画第四作目。脚本は「新どぶ川学級」の勝目貴久、監督は「夕顔夫人」の藤井克彦、撮影も同作の水野尾信正がそれぞれ担当。
  • 岸壁の母

    制作年: 1976
    第二次大戦の戦地からいまだ帰らぬわが子への思いを切々と歌った二葉百合子の同名のヒット曲の映画化で、幾多の悲しみを乗り越えて、ひたすらわが子の帰りを待ち続ける母の姿を描く。脚本は「テキヤの石松」の村尾昭、監督は「二十歳の原点」の大森健次郎、撮影は「お姐ちゃんお手やわらかに」の市原康至がそれぞれ担当。
  • 想い出のかたすみに

    制作年: 1975
    ゆれ動く青春期の青年と娘の生活とさわやかな恋を描いた青春映画。脚本・監督は「泣いてたまるか」の宮崎晃、撮影は「砂の器」の川又昂がそれぞれ担当。
  • 戒厳令(1973・日本)

    制作年: 1973
    昭和十一年の二・二六事件によって施行された戒厳令を背景に、陰の指導者として処刑された北一輝の独創的な思想と人間を描く。脚本は別役実、監督は「告白的女優論」の吉田喜重、撮影も同作の長谷川元吉がそれぞれ担当。
    60
  • 混血児リカ ひとりゆくさすらい旅

    制作年: 1973
    “混血児リカ”シリーズ二作目。謎の事件を追って、横浜から東北の八戸へと飛んだリカが、権力や暴力に向って戦いを挑み、自由奔放な大活躍をする。原作は凡天太郎の同名の劇画。脚本は「讃歌」の新藤兼人、監督は「混血児リカ」の中平康、撮影も同作の杉田安久利がそれぞれ担当。
  • 化石の森(1973)

    制作年: 1973
    現代の青春と、母と子の血の問題をとりあげながら、人間の心の中の神と獣性を追求する。原作は石原慎太郎の同名小説。脚本は「陽は沈み陽は昇る」の山田信夫、監督は「札幌オリンピック」の篠田正浩、撮影は「無宿人御子神の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • 八月の濡れた砂

    制作年: 1971
    夏の湘南を舞台に無軌道な青春を、スピードとセックスと暴力を通して描く。脚本は「野良猫ロック セックス・ハンター」の大和屋竺と峰尾基三。監督は脚本も執筆している「野良猫ロック 暴走集団'71」の藤田敏八。撮影は「女の意地」の萩原憲治がそれぞれ担当。
    80
  • エロス+虐殺

    制作年: 1970
    「さらば夏の光」に引き続き、山田正弘と吉田喜重が脚本を共同執筆し、吉田喜重が監督した愛と憎しみの人間ドラマ。現代音楽の一柳慧が担当。
  • 夕陽に向かう

    制作年: 1969
    「霧のバラード」の長谷川公之が原案・脚本を担当し、「喜劇 大激突」の田中康義が監督した青春もの。撮影は同作の堂脇博が担当した。
  • 眠れる美女(1968)

    制作年: 1968
    川端康成の同名原作(“新潮”所載)を、「華岡青洲の妻」の新藤兼人が脚色し、「堕落する女」の吉村公三郎が監督した文芸もの。撮影はコンビの佐藤昌道。
  • かあちゃんと11人の子ども

    制作年: 1966
    吉田とらの原作を「恐山の女」の堀江英雄が脚色し、同じく「恐山の女」の五所平之助が監督した実話の映画化。撮影は「俺たちの恋」の長岡博之。
  • 背後の人

    制作年: 1965
    有馬頼義の同名小説を「金の実る樹に恋が咲く」の津久田一正と「裸一貫」の八木美津雄が共同で脚色、八木美津雄が監督した社会ドラマ。撮影はコンビの平瀬静雄。
  • 悦楽

    制作年: 1965
    山田風太郎の原作「棺の中の悦楽」を「天草四郎時貞」の大島渚が脚色・監督した。撮影は高田昭。
    50
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