- キネマ旬報WEB トップ
- 野上照代
略歴 / Brief history
伊丹万作との文通が縁でその遺児・岳彦(故伊丹十三)の世話役となる。1950年、「羅生門」の記録係として黒澤明監督と出会う。以後、「白痴」(1951年)を除く黒澤監督の全作品に参加する。著書に『天気待ち・黒澤明とともに』(文藝春秋)『蜥蜴のしっぽ とっておき映画の話』(文藝春秋)、山田洋次監督が映画化した『母べえ』(中央公論新社)などがある。
野上照代の関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
MIFUNE:THE LAST SAMURAI
制作年: 2016“世界のミフネ”こと俳優・三船敏郎の偉業とその波乱に満ちた生涯に迫るドキュメンタリー。香川京子、司葉子らの共演者を始め、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシといった巨匠まで、三船に魅せられた人々の言葉からその魅力を解き明かす。監督は「収容所の長い日々/日系人と結婚した白人女性」でアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したスティーブン・オカザキ。 -
デルス・ウザーラ
制作年: 1975一九〇二年から数回にわたって地誌調査のためにシベリアを探検したウラジミール・アルセーニエフの「シベリアの密林を行く」と「デルス・ウザーラ」を基にしたソ連映画。製作はニコライ・シゾフと松江陽一、監督は黒澤明、脚本は黒澤明とユーリー・ナギービン、撮影は中井朝一とユーリー・ガントマンとフョードル・ドブロヌラボフ、美術はユーリー・ラクシャ、音楽はイサク・シュワルツ、協力監督は野上照代とウラジミール・ワシリーエフ、製作担当はカルレン・アガジャーノフ、通訳はレフ・コルシコフが各々担当。出演はユーリー・サローミン、マキシム・ムンズク、シュメイクル・チョクモロフ、ウラジミール・クレメナ、スヴェトラーナ・ダニエルチェンカなど。70ミリ。