カトリーヌ・ドヌーヴ カトリーヌドヌーヴ

  • 出身地:フランス パリ 17区
  • 生年月日:1943/10/22

略歴 / Brief history

フランス・パリ生まれ。中等学校時代から大スターになることを夢見て、60年に本格的に映画デビュー。ロジェ・ヴァディム監督の「悪徳の栄え」(62)、ジャック・ドゥミ監督の「シェルブールの雨傘」(63)、ロマン・ポランスキー監督の「反撥」(65)、ルイス・ブニュエル監督の「昼顔」(66)などで大人の女として、また女優として開花していった。60年代後半には“世界最高の美女”として謳われ、ヴァデム監督やマルチェロ・マストロヤンニとの間に未婚のまま子供を設けるなど、恋多き女としても知られる。その後も「ヴァンドーム広場」(98)でヴェネチア国際映画祭女優賞受賞など、フランス映画界を代表するスター女優だ。

カトリーヌ・ドヌーヴの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • SPIRIT WORLD -スピリットワールド-

    制作年: 2024
    日本で客死した老齢のフランス人歌手。生者とともに旅をする彷徨える彼女の魂の物語。監督はエリック・クー。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、竹野内豊、堺正章ほか。2024年10月28日より開催の第37回東京国際映画祭(2024)企画「ガラ・セレクション」にて上映。
  • マルチェロ・ミオ

    制作年: 2024
    2024年に生誕100年を迎えるマルチェロ・マストロヤンニにオマージュを捧げたコメディ。監督はクリストフ・オノレ。出演はキアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ファブリス・ルキーニほか。2024年10月28日より開催の第37回東京国際映画祭(2024)クロージング上映。
  • ベルナデット 最強のファーストレディ

    制作年: 2023
    カトリーヌ・ドヌーヴが実在するカリスマ・ファーストレディを演じる、愛と人生を賭けた大逆転コメディ。メディア対応が壊滅的なため、ジャック・シラク大統領夫人としての仕事を与えられず居場所のないベルナデットは、かつて知事を目指していた宮殿職員のベルナールを参謀に復讐計画をスタートさせる。共演は「12か月の未来図」のドゥニ・ポダリデス、「天国でまた会おう」のミシェル・ヴュイエルモーズ。監督は本作で2024年セザール賞新人作品賞ノミネートのレア・ドムナック。
  • 愛する人に伝える言葉

    制作年: 2021
    フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル共演によるヒューマンドラマ。癌を宣告された主人公とその母親が、限られた時間のなかで人生の整理をしながら、穏やかに死と対峙していく過程を見つめる。共演は「永遠のジャンゴ」のセシル・ド・フランス。監督は「太陽のめざめ」のエマニュエル・ベルコ。
    70
  • ヘルムート・ニュートンと12人の女たち

    制作年: 2020
    『VOGUE』誌をはじめとするファッション誌で女性を撮り続けたファッション・フォトグラファーの巨匠ヘルムート・ニュートンの生誕100年を記念し、その撮影の舞台裏を、彼にインスピレーションを与えた12人の女性たちの視点から捉え直したドキュメンタリー。シャーロット・ランプリングやイザベラ・ロッセリーニ、ハンナ・シグラなどといった女優たちや、米国版『VOGUE』編集長のアナ・ウィンター、モデルのクラウディア・シファーらのインタビューを収録、ニュートンを鋭く批判した批評家スーザン・ソンタグとのTV討論のアーカイブ映像なども紹介する。
    90
  • 真実 特別編集版

    制作年: 2019
    「万引き家族」の是枝裕和監督による日仏合作映画「真実」の特別編集版を新たな本編として劇場公開。国民的大女優の母ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)と、その娘リュミエール(ジュリエット・ビノシュ)の愛憎半ばする物語の脇で、彼女たちを支え、見守り、時にはさりげなくアドバイスを送るリュミエールの夫ハンク(イーサン・ホーク)など、男性陣にもより多くのスポットライトを当てている。
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