いから始まるものでの検索結果

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  •   病気の療養から復職した新聞記者がなにげない日常や社会との繋がりから心の居場所を見出してゆく、静かな癒しの映画「ヒューマン・ポジション」が9月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。本編映像「椅子のある生活篇」が到着した。     今回解禁された本編映像は、様々な「生活と椅子」をテーマに編集されたもの。新聞社に勤めるアスタと彼女のガールフレンドのライヴの二人の家の屋根裏には、修理を待つ椅子たちがたくさん。しかし取材に行く先々でも、打ち捨てられた椅子が気になり、家に持ち帰ろうとするアスタ。「他の動物はしないよね?」と、人間特有の“椅子に腰かける行為“とは何かを二人で考える。そしてまた、椅子を修理する。元の塗装を剥がし、やすりをかけ、そしてまた元の姿を取り戻せるよう、焦ることなく二人で手を加える。傷ついたアスタがライヴと共に過ごす不確かだけれど着実な、静かな日々の一歩一歩に癒される。   https://youtu.be/TJwifezid4I     何気ない日々のスナップショットを並べたような描写と共に、柔らかな色彩に包まれたこの作品は、静かな佇まいで絵の具が乾くのを見るかのように進む。何かを声高に叫ぶわけでもなく、世界で最も裕福な国の一つといわれるノルウェーに対する、微妙な疑問とメッセージをそっと囁くように投げかける。心拍数を安定させながら、心乱さず高揚させてくれる物語は、”語らずに語る”全てが愛おしいスローシネマだ。       「ヒューマン・ポジション」 監督・脚本・編集:アンダース・エンブレム 撮影:マイケル・マーク・ランハム 音楽:エイリク・スリニング 製作:スティアン・スキャルタット、アンダース・エンブレム 出演:アマリエ・イプセン・ジェンセン、マリア・アグマロ、ラース・ハルヴォー・アンドレアセン 原題:A Human Position 日本語字幕:西村美須寿 2022年/ノルウェー/カラー/ビスタ/78分 © Vesterhavet 2022 提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サセクション 配給:クレプスキュール フィルム
  • [caption id="attachment_41533" align="aligncenter" width="627"] 日比野克彦東京藝術大学学長による「20th」のキービジュアル[/caption]   日本初の国立映画教育機関、東京藝術大学大学院映像研究科の設立20年を記念したイベントが10月13日(日)から27日(日)まで、神奈川県東京藝術大学大学院映像研究科・馬車道校舎大視聴覚室で開催される。 上映されるのは、1期から20期までの代表作といえる全72作品(オムニバス3作品含む)。濱口竜介(「ドライブ・マイ・カー」)、瀬田なつき(「違国日記」)、五十嵐耕平(「SUPER HAPPY FOREVER」)、池田千尋(「君は放課後インソムニア」)、真利子哲也(「宮本から君へ」)、清原惟(「すべての夜を思いだす」)、山本英(「熱のあとに」)他の監督作品もラインナップされている。また一般公開された修了制作作品のほか、大学院の実習などで制作された未公開作も上映される。    [caption id="attachment_41534" align="aligncenter" width="1024"] 東京藝術大学大学院映像研究科における実習風景[/caption]   東京藝術大学大学院映像研究科は2005年4月、ユーロスペース代表の堀越謙三氏を中心に設立された。モデルにしたのは、フランスの映画教育機関国立高等映像音響芸術学校(FEMIS)。映画専攻を監督、脚本、プロデュース、撮影照明、美術、サウンドデザイン、編集の7つの領域(コース)に分類し、映画のメインスタッフを担う人材を育てようとした。映像研究科映画専攻長の筒井武文教授(編集領域)いわく、目標は「規模は小さくても撮影所として機能させること。撮影という実践のなかで、自らが目指す映画を2年間のあいだに発見すること」。その成果として監督以外にも多数の優秀なスタッフを、映画の現場に送り出してきた。 [caption id="attachment_41537" align="aligncenter" width="1024"] 濱口竜介監督「PASSION」[/caption] [caption id="attachment_41539" align="aligncenter" width="1024"] 瀬田なつき監督「彼方からの手紙」[/caption] 本イベントの目玉といえるのは、共に2期生である濱口と瀬田が在籍した2年間の全作品を紹介する特別プログラム。10月14日(月・祝)には濱口の「遊撃」「記憶の香り」「SOLARIS」「PASSION」、10月27日(日)には瀬田の「港の話」「dark horse」「彼方からの手紙」が上映される。入試の課題として出された「差別」をテーマにわずか半日で制作した短篇作品も含まれ、トークショーも行われる。その聞き手を務めることになる前出の筒井教授は、「『悪は存在しない』『違国日記』という、2024年の日本映画で突出した作品を公開した2人の、18年前を見てほしいと思っています」と語る。「特に、彼らの撮った全テイクを上映する入試の実技課題品は、興味深く感じてもらえるのではないでしょうか。与えられた“差別”というテーマに、半日の撮影でどう取り組んだか。入試当日以来、ふたりも見ていないわけですし、緊張しているようです。この作品を見ると、どう演出するか、どうOKを出すか、彼らの映画術が伝わってくると思います(瀬田さんが俳優の動きに合わせてキャメラをパンすると、隣で撮影していた濱口くんがフレーム・インするというハプニングも起きる!)」(筒井教授)  期間中には上映と併せてシンポジウムも開催。「教員と卒業生による座談会」には磯見俊裕教授(美術領域)、長嶌寛幸教授(サウンドデザイン領域)が参加する。 「15日間連続上映という期間は、ちょっとした映画祭の規模です。これを無謀ととるか、英断ととるかは、人さまざまでしょうが、どの日も思いがけない出会いとなる作品が揃っていることは保証します。ちょっと遠出になるかもしれませんが、馬車道でお待ちしています。お気軽に、ご来場ください」(筒井教授)  東京藝大映画専攻 20年の歩みを振り返る、貴重な機会となるだろう。 文・制作=キネマ旬報編集部   東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻 設立20年記念上映会 2024年10月13日(日)~27日(日) 神奈川県 東京藝術大学大学院映像研究科・馬車道校舎大視聴覚室 料金:無料 ■特別プログラム:10月14日(月・祝)濱口竜介監督作品(5作品) 「遊撃」「記憶の香り」「SOLARIS」「PASSION」 ※入試三次課題作品 テーマ:差別 ■特別プログラム:10月27日(日) 瀬田なつき監督作品(4作品) 「港の話」「dark horse」「彼方からの手紙」 ※入試三次課題作品 テーマ:差別 ◆作品ラインナップやタイムテーブルは上映会公式サイトまで。
  •   2023年10月7日のハマスによる奇襲をきっかけに、イスラエルがガザへの大規模攻撃を始めて間もなく1年。イスラエルとパレスチナの双方を⻑年取材してきた土井敏邦監督が、30年にわたるガザの記録をまとめたドキュメンタリー映画「ガザからの報告」が、10月26日(土)より東京・Kʼs cinemaほか全国で順次公開される。 第一部『ある家族の25年』は、土井監督がガザの難⺠キャンプで出会い、1993年9月の〈オスロ合意〉直後より追い続けたエルアクラ家の軌跡を通し、合意の意味を問う。第二部『⺠衆とハマス』は、ハマスの面々やガザの住⺠へインタビューを重ね、ハマスが⺠衆から乖離していったプロセスを解明、ガザの惨状の根源を浮かび上がらせる。     〈コメント〉 土井敏邦監督 私は1985年以来、34年間、パレスチナに通い続けてきた。遠い国の人たちに起こっていることを伝えるときにまずやるべきことは、現地の人びとが私たちと“同じ人間である”と伝えることだと私は考えている。私たちはニュースが伝える数字で現場の実態を「分かった」つもりになる。しかし、あの空爆や砲撃の下には犠牲になった一人ひとりの死の痛み、悲しみがあるのだ。遠いガザで起こっている事態を、日本で暮らす私たちに引き寄せるために、⻑年ガザと関わってきたジャーナリストの私がやるべきことは、そのための“素材”を提供することではないか。ハマスによる越境攻撃から2週間ほど経た10月下旬から、現地ジャーナリストMは1〜2週間ごとにインターネットの画面を通して、現地の状況を伝えてくれた。自身も自宅が砲撃を受け、弟と義弟が殺されたMは、世界のメディアが伝えない市井の人びとの空気を私に伝えてきた。Mが命懸けで伝えてきたその“生の声”を受け取った私には、それをきちんと世界に向けて伝える責務がある。この映画はそういう役割を担っている。 師岡カリーマ(アナウンサー、文筆家) 攻撃が続くガザで、砲弾が落ちる先にいるのがどんな人々で、どんな苦難を強いられてきたか、その生の声を丹念に記録した大作。夢も希望も持てず、人ではないかのように扱われても抗えず、首根っこを掴まれた屈辱的な抑圧と貧困の中で生きるとはどういうことか。なぜハマスは支持され、いかにして支持は怒りに変わったか。人々の生活や政治意識を淡々と追うカメラの向こうから伝わってくるのは「テロ集団ハマスをのさばらせているんだから同罪だ」とイスラエルに蔑まれるパレスチナ人の、悲しいほど「普通」な素顔。何を持ち帰るか、受け手の完成も試される作品だ。(※東京新聞6/22付朝刊「本音のコラム」より)   [caption id="attachment_41516" align="aligncenter" width="850"] エルアクラ家の家族写真(1993年)[/caption]   「ガザからの報告」 監督・撮影・編集・製作:土井敏邦 整音:川久保直貴 デザイン:野田雅也、尾尻弘一 ウェブ広報:ハディ・ハーニ 配給協力・宣伝:リガード 2024/日本/205分/Blu-ray ©DOI Toshikuni 2024 公式サイト:http://doi-toshikuni.net/j/
  •   アイスランドのバルタザール・コルマウクル監督(「ザ・ディープ」「エベレスト」「ビースト」)が、アイスランド、イギリス、日本を横断して紡ぐ壮大なラブストーリー「TOUCH/タッチ」が、2025年1月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテなどで公開される。     初期の認知症であることが判明したクリストファーは、人生のやり残しを果たそうと決意。それは50年前、愛する日本人女性ミコが突然消えてしまった謎を解き明かすことだった。パンデミックで国境封鎖が始まった2023年、アイスランドを発ったクリストファーは、ロンドンと日本を巡ってミコを探す──。 原作はオラフ・オラフソンのベストセラー小説『Snerting』。コルマウクル監督が「世界の国々と異なる人種、2つの時間と歴史的な出来事をパンデミックの世界に見事に織り込ませている」と感銘を受け、映画化に至った。 現在のクリストファーをアイスランドの俳優かつシンガーであるエギル・オラフソンが演じ、若き日をコルマウクル監督の息子であるパルミ・コルマウクルが担当。クリストファーが1957年のロンドンで出会うミコ役をKōki,、ミコの父でありクリストファーが働く日本料理店を営む高橋役を本木雅弘、クリストファーが2023年の日本で出会い酒を酌み交わすクタラギ役を中村雅俊、ミコを探す中で出会うハシモト役を柴田理恵が務める。   Kōki,コメント 映画「TOUCH/タッチ」 は私にとって、宝物のような大切な映画です。 家族のように温かく、情熱的でプロフェッショナルなチームの皆様と、一緒に撮影をさせて頂けた事を心から感謝しています。撮影期間中、数えきれない程、沢山の事を学ばせて頂き、一人の人間としても、私を成長させてくださり、「物語を伝える」、そして「演じる事」の魅力を、改めて実感する事が出来ました。 私が演じたミコは心に深く大きな傷を負っていてそれを隠すように生き、自分の過去を忘れたくて新しい文化に溶け込もうとしていました。ミコの父は娘を守りたい一心で彼女に厳しく、親子の間には徐々に距離が生まれていました。愛に興味と憧れを強く抱いていた彼女は、クリストファーに出会い、やっとありのままの自分を受け入れる事が出来るようになり、彼の前では嘘偽り無い自分でいられる、そんな本当の愛を知ります。ミコの明るい笑顔の裏には傷ついた心がある為、ミステリアスな一面を意識して、強さと裏腹にとても繊細な心のバランスを考えながら役に取り組み演じさせていただきました。 映画「TOUCH/タッチ」という物語は心に残るような素晴らしいメッセージが沢山込められている作品だと思います。日本の映画館でも公開する事が決定してとても嬉しいです。是非多くの方々に観て頂きたいです。   「TOUCH/タッチ」 監督:バルタザール・コルマウクル 出演:エギル・オラフソン、Kōki,、パルミ・コルマウクル、本木雅弘、奈良橋陽子、ルース・シーン、中村雅俊 2024年/アイスランド、イギリス/英語、日本語、アイスランド語 字幕翻訳:稲田嵯裕里 映倫区分:G 配給:パルコ ユニバーサル映画 © 2024 RVK Studios 公式サイト:https://touch-movie.com
  •   1990年代にブリットポップ・ムーブメントの中心として一世を風靡し、紆余曲折ありながら今日まで活動してきたUKロックバンド、blur(ブラー)。8年ぶりのニューアルバム『The Ballad of Darren』で復活を遂げた2023年にフォーカスした映画「blur: To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド」と「blur: Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム」が、2025年1月より角川シネマ有楽町ほか全国で順次公開される。 「blur: To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド」は、レコーディングで集まった長年の友人でもあるメンバー4人のユニークな関係を追ったもの。「blur: Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム」は、彼らにとって初のウェンブリー・スタジアムでのライヴを記録。まさにバンドの裏と表が見える2本となる。   [caption id="attachment_41435" align="aligncenter" width="850"] レコーディング中に海辺で談笑するベースのアレックス・ジェームスとヴォーカルのデーモン・アルバーン(「blur: To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド」より)[/caption] [caption id="attachment_41436" align="aligncenter" width="850"] ライヴで観客を鼓舞するデーモン・アルバーン(「blur: Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム」より)[/caption]   「blur: To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド」 監督:トビー・L 出演:デーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリー 2024年/イギリス/104分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:blur: To The End 配給:KADOKAWA ©2024 Copyright Up The Game Limited & blur 「blur: Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム」 監督:トビー・L 出演:デーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリー 2024年/イギリス/128分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:blur: Live At Wembley Stadium 配給:KADOKAWA ©2024 Copyright Up The Game Limited & blur 公式サイト:https://blur-movie.com