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「きから始まるもの」の検索結果
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「ディーパンの闘い」「ゴールデン・リバー」の名匠ジャック・オーディアールが、性別移行を決意した麻薬王、それを手助けした弁護士ら女性たちが運命を切り開いていく姿をミュージカル仕立てで描き、第77回カンヌ国際映画祭女優賞&審査員賞受賞、第97回アカデミー賞最多12部門13ノミネートなど賞レースを賑わせている「エミリア・ペレス」が、3月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。主題歌『El Mal』がドラマを盛り上げる予告編が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=a_r-iaJDf0M 弁護士のリタ(ゾーイ・サルダナ)は、メキシコの麻薬王マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)と出会い、予期せぬ思いを告げられる。 「女性になりたい」 リタの助力により死を偽装したマニタスは、妻のジェシー(セレーナ・ゴメス)にも知らせず“エミリア・ペレス”として新たな人生に踏み出す。そして数年後のイギリスで、再びリタの前に現れるが……。 ダークにして美しく、エキサイティングでロマンティックな世界に心奪われる。 © 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA 配給:ギャガ ▶︎ ゴールデングローブ賞8部門10ノミネート。ジャック・オーディアールの新境地「Emilia Perez」(原題)
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A24×「クワイエット・プレイス」脚本コンビが⼿掛け、ヒュー・グラントが宣教に訪れたシスターを並外れた頭脳で翻弄する謎の男を演じた「異端者の家」が4月25日(金)に公開。本ポスタービジュアル及び本予告が解禁した。 「クワイエット・プレイス」の脚本で注⽬を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を⼿掛け、⼈間に対するプリミティブな恐怖を突きつける。宣教に訪れたシスターを並外れた頭脳で翻弄する謎の男ミスター・リードを演じるのは、ヒュー・グラント。新境地となる猟奇的な演技は『死ぬほど恐ろしい』『キャリア史上、最も印象に残る演技の⼀つになる』と絶賛されている。2⼈のシスター役には、ソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが⼤抜擢。ヒュー演じるミスター・リードが⽀配する、迷宮のような家から脱出を試みる難しい役どころを演じ切った。 https://youtu.be/80NpYEv_87k 本ポスタービジュアルは、家に迷い込んできた若い2 ⼈のシスター、パクストンとバーンズを、アンバランスなほど⼤きな⼿で<捉えよう>とするリードの姿を写し出したもの。添えられたキャッチコピーは“扉を開いたら、最後。”。2 ⼈の背景にある『BELIEF(信仰)』『DISBELIEF(不信仰)』と書かれた2 つの扉が意味するものとは?<⽣きて帰るため>彼⼥らは、いったいどちらの扉を開けるのか? その選択の結末は? これから始まるリード vs 2 ⼈のシスターの予想不可能な戦いを感じさせるビジュアルとなっている。 Story シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた⼀軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安⼼した2 ⼈は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは『どの宗教も真実とは思えない』と持論を展開する。不穏な空気を感じた2 ⼈は密かに帰ろうとするが、⽞関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2 ⼈に、帰るには家の奥にある2 つの扉のどちらかから出るしかないとリードは⾔う。信仰⼼を試す扉の先で、彼⼥たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは̶̶。 「異端者の家」 監督・脚本:スコット・ベック、 ブライアン・ウッズ 出演:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト 原題:Heretic|2024 年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈 上映時間:1 時間51 分 配給:ハピネットファントム・スタジオ © 2024 BLUEBERRY PIE LLC. All Rights Reserved. ▶ヒュー・グラントが死ぬほど恐ろしい──A24が放つサイコスリラー「HERETIC」(原題)公開決定
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ついぞ実現しなかった展覧会のために、ポンピドゥー・センターは映画監督に、この質問への回答を映像で求めた。 「レオス・カラックス、いま君はどこにいる?」 彼は答えようとした──でも謎ばかりだ。 彼について、そして“彼”の世界について。 「分からない。でも分かれば、こう答えるだろう…」 パリの現代美術館ポンピドゥー・センターの問いへのアンサーとして、レオス・カラックスが制作した「It’s Not Me イッツ・ノット・ミー」が、4月26日(土)よりユーロスペースほか全国で公開される。場面写真が到着した。 [caption id="attachment_46587" align="aligncenter" width="850"] ©Jean-Baptiste-Lhomeau[/caption] ジャン=リュック・ゴダールにオマージュを捧げた本作は、第77回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門で上映され、映画祭ディレクターのティエリー・フレモーに「美学的なエッセイのようであり、まばゆく、とても素晴らしい作品」と評された。 到着した写真は、水面が映る天井を背景にした飛び込みシーン、一緒に公園を歩く「TOKYO!」の怪人メルド(ドニ・ラヴァン)とカラックス、稲妻と重ね合わせた女性(=カラックスの娘であるナースチャ・ゴルベワ・カラックス)の横顔、犬がくつろぐベッドで煙草に火をつけるカラックスなど。横浜フランス映画祭2025(3月20〜23日に開催)での上映に合わせ、カラックスの来日も予定されている。 「IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー」 監督:レオス・カラックス 撮影:カロリーヌ・シャンプティエ 出演:ドニ・ラヴァン、カテリーナ・ウスピナ、ナースチャ・ゴルベワ・カラックス フランス/42分/2024年/カラー&モノクロ/1.78:1 原題:C’est pas Moi 英語題:It’s Not Me 配給:ユーロスペース © 2024 CG CINÉMA • THÉO FILMS • ARTE FRANCE CINÉMA 公式サイト:eurospace.co.jp/itsnotme
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「Away」(2019)で注目されたギンツ・ジルバロディス監督が、大洪水に見舞われた世界で一匹の猫と仲間の動物たちが繰り広げる冒険を描き、2024年カンヌ国際映画祭〈ある視点〉部門出品、2024年アヌシー国際アニメーション映画祭4部門受賞、2025年ゴールデングローブ賞アニメ映画賞受賞、2025年アカデミー賞長編アニメ賞・国際長編映画賞ノミネートなどを果たした「Flow」。 東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2025で3月7日(金)に上映されるのを記念し、ギンツ監督と「ルパン三世 カリオストロの城」など数々の名作を手掛けたアニメーター・友永和秀との対談が実現。その模様を捉えた映像が到着した。(映画の全国公開は3月14日より) https://www.youtube.com/watch?v=8hAkyaU5xKQ https://www.youtube.com/watch?v=hoXhTyVoYa0 水の描写について友永氏が「自分もアニメーターとして苦労して描いてきたが、『Flow』の水の表現には心を奪われた」と述べると、ギンツ監督は「水は本当に難しかったです。水といっても穏やかな水面から激しい水しぶきまでさまざまな表現があり、それぞれまったく違うものなので、異なる技法を考えねばなりませんでした。リアルさのみを追求するのではなく、色彩を少し強調するなど、本物の水より感情豊かにしたかったのです」と説明。 また、動物のアニメーションについて友永氏が「自分が手掛けてきた作品の動物はカリカチュアライズされているが、この作品では現実に近い動きで感情を表現していて驚いた」と伝えると、ギンツ監督は「猫や犬など、普段見慣れている動物はよりリアルに、そうではない動物は少し誇張して描かれていると思います」「猫や犬は実際に一緒に暮らしていた子たちがモデルです。鳥に関しては、猫を掴める力があり、威厳のあるリーダー的存在としてヘビクイワシを選びました。次に決まったのが、さまざまな動物と共存できるカピバラです。キツネザルを含め、動物たちのキャラクターはおのずと決まっていきました」と明かす。 さらに話題は、カメラワーク、長尺のワンショット、無料ソフトのBlenderを使用した制作などに及んでいく──。 「本作は非常に独創的で、観たことのないアニメーションだと思います。ぜひ大画面で、この世界に没入してください」(ギンツ監督) Story 大洪水に見舞われた世界で、旅立ちを決意した一匹の猫。他の動物たちとボートに乗り合わせ、想像を超えた出来事に直面しながら友情を育んでいく。果たして運命を変えられるか? ©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five. 配給:ファインフィルムズ ▶︎ 「Away」のギンツ・ジルバロディス新作。洪水世界を猫が旅する「Flow」
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実在するフランスの双子ピアニスト、プレネ姉妹をモデルに、難病に見舞われた双子姉妹が苦しみながらも夢を追っていく姿を描いた「デュオ 1/2のピアニスト」が、2月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。新ビジュアルと予告編が解禁され、注目のピアノデュオである坂本彩・坂本リサ姉妹よりコメントが到着した。 幼少時よりピアノに情熱を注いできた双子のクレールとジャンヌ。父の厳しい指導を受け、名門カールスルーエ音楽院に入学し、ソリストを目指して練習に励んでいた。そんな中、姉妹はともに両手が不自由になっていく難病にかかっていることを知る。それでもピアノがすべてだと改めて気づき、家族に支えられながら突き進む──。 短編「216 mois」で注目されたフレデリック・ポティエ&ヴァランタン・ポティエ親子がメガホンを執り、プロデューサーを「コーダ あいのうた」のフィリップ・ルスレが担当。クレールを『エミリー、パリへ行く』のカミーユ・ラザ、ジャンヌを新星メラニー・ロベールが演じ、父親役でフランク・デュボスク、母親役でイザベル・カレ、ピアノ講師役でエリザ・ダウティが出演する。姉妹が編み出す奏法とともに、運命を見届けたい。 https://www.youtube.com/watch?v=n4p0wS_WcCA 坂本彩・坂本リサ姉妹コメント 小さい頃から切磋琢磨し、ピアノを弾き続けてきたクレールとジャンヌの姿を、つい自分たちと重ね合わせながら観入ってしまいました。私たちにもそれぞれに挫折しかけた時期、片やピアノの前で泣き崩れ、片や励まし続けた夜、⾔葉にせずともお互いを理解し合いながら苦楽を共にしてきたこと。私たちとピアノのことに昔から全力を注いでくれる両親のことも頭に浮かび、目頭が熱くなりました。そして、人生の選択に正解がないことの難しさとその可能性の広さについて深く考えさせられました。 私たちも“1/2”。⽋けている部分は互いに補い、一緒に演奏していると喜びやアイディアが何倍にも拡がる。でも、クレールとジャンヌと同じような絶望、苦境に陥った時、彼女たちのような選択をする勇気を持てるでしょうか?あの特別な発想と演奏スタイルは彼⼥たちにしか成し得ないことであり、そこにたどり着いたのはまさに驚異的なこと。彼女たちが再び得た音楽への強烈な愛は、私たちの心にも新鮮な風を呼び起こしました。 「デュオ 1/2のピアニスト」 監督:フレデリック・ポティエ&ヴァランタン・ポティエ 製作:フィリップ・ルスレ 撮影監督:ダニー・エルセン 音楽:ダン・レヴィ コンポーザー:ダン・レヴィ 音響:マルク・ドワーヌ 出演:カミーユ・ラザ、メラニー・ロベール、フランク・デュボスク、イザベル・カレ、エリザ・ダウティ 2024/フランス/109分/カラー/ビスタ/DCP/5.1ch/G 原題:Prodigieuses 英題:Prodigies 字幕翻訳:星加久実 提供:フラッグ、シンカ 配給:シンカ、フラッグ © 2024 / JERICO - ONE WORLD FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA 公式サイト:https://www.flag-pictures.co.jp/duo-pianist/