ふから始まるものでの検索結果

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  •   大学の女子寮にやってきたナマケモノが、愛くるしい表情からは想像もつかない凶暴な本性を見せるアニマル・パニック・ホラー「キラー・ナマケモノ」が、4月26日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開。本ビジュアルと予告編が到着した。     パナマの密林で捕獲され、密輸業者によりアメリカに連れてこられたナマケモノ。珍しい動物を飼ってSNSで人気者になろうと躍起になる女子大生エミリーに抱き抱えられ、辿り着いたのは大学の女子寮だった──。   https://www.youtube.com/watch?v=q4Yld6v8DNs   寮で穏やかに暮らし始めたと思われたナマケモノは、どんな方法で女子大生たちを追い込むのか、目が離せない。     「キラー・ナマケモノ」 出演:リサ・アンバラバナール、シドニー・クレイヴン、オリビア・ルーリエ、アンドリュー・ホートン、ビアンカ・ベックルズ=ローズ、ティフ・スティーヴンソン、ステファン・カピチッチ 監督:マシュー・グッドヒュー 製作・脚本:ブラッドリー・フォウラー、キャディ・ラニガン 撮影:マーク・デイヴィッド 音楽:サム・ユーイング キャスティング:イレンカ・ジェロウィツキ コスチュームデザイン:ジョバナ・ボゾビッチ 編集:マイク・メンデス プロダクションデザイン:ニコラ・ベルチェク ヴィジュアルエフェクト:SILO FX 2023年/アメリカ/93分/シネスコ/5.1ch/原題:Slotherhouse/日本語字幕:中沢志乃/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム ©2023 Slotherhouse™ All rights reserved 公式サイト:namakemono-film.com
  • 2022年に初演、昨年再演も果たした舞台『千と千尋の神隠し』が、3月11日の東京・帝国劇場を皮切りに全国ツアーを開幕。本記事では、翌日12日に行われたゲネプロ(上白石萌音が主人公・千尋を演じた)の様子を紹介する。   千尋役・上白石萌音   2001年に公開された宮﨑駿監督の「千と千尋の神隠し」は爆発的なヒットを記録し、2003年には米国アカデミー賞長篇アニメーション映画部門賞を受賞するなど、その壮大かつ独創的な世界観で日本のみならず世界中のファンを魅了してきた。そんな不朽の名作が、ミュージカル『レ・ミゼラブル』などを手掛けた演出家ジョン・ケアードにより舞台化され、2022年の初演では全国公演のチケットが開幕と共に完売、千秋楽の配信が行われるほどのヒットとなった。2023年には再演もされ、2024年は国内ツアー中に、イギリス・ロンドンでの初の海外公演も。千尋役には橋本環奈、上白石萌音に加え、川栄李奈、福地桃子が新参加。4人の千尋を中心に、さらにパワーアップした舞台を披露する。   千尋役・橋本環奈(左)とハク役・醍醐虎汰朗   10歳の少女・千尋が、両親と引っ越し先に向かう途中で不思議なトンネルを見つけ、八百万の神々が集う異世界に迷い込んだことから物語は始まる。主人公・千尋を演じる上白石萌音が舞台に現れると、まるで映画から抜け出してきたような存在感に一瞬で目を奪われる。人間が来てはならないその世界に千尋たちが足を踏み入れると、巨大な油屋のセットが顔を出し、さまざまな衣裳に身をまとった神様が現れる。辺り一面が不思議な世界に包まれると、ワクワクは早くも最高潮に。千尋が最初に出くわす悪夢となる、両親が豚の姿に変わっていくあの恐ろしいシーンも、舞台ならではの演出方法で魅せていく。絶妙な持ち味で宮崎吐夢が釜爺をコミカルに演じると、羽野晶紀がパワフルに湯婆婆を体現、元木聖也によるパペットで表現される青蛙の愛らしさなど、再現度の高い演技合戦が次々に展開され、ファンタジーとリアルの絶妙なバランスで物語がテンポよく進んでいくさまには、没入感に満ちたライド感もあいまって、舞台上のチームの一体感が心地良いほどに伝わってくる。   湯婆婆役・羽野晶紀   “千尋”が実在するとしか思えないほど、その本質を体現した上白石萌音、千尋に救いの手を差し伸べながらも、自身の罪に翻弄されるハクの憂いを表現した増子敦貴(GENIC)、千尋を導き続ける頼もしい先輩・リンを演じる華優希(母親と二役)といった、本作を彩るキャラクターたちすべての生き生きとしたさまが素晴らしい。3つの頭が飛び回る“頭(かしら)”を型破りな発想で体現した五十嵐ゆうやの底知れぬエネルギー、そしてカオナシの持つ孤独感や哀しさを指先にまで込めた小㞍健太らダンサーたちの独特な表現には、目を奪われるだろう。   釜爺役・宮崎吐夢   全篇を通して舞台ならではのアイデアを駆使した表現方法にも唸らされる。雨の中、重い体を引きずりながら湯屋にやってくる“オクサレ様”が浸かるお風呂の水のダイナミックな表現や、その神様の体からトゲを抜き取る大所帯でのシーン、そして千尋とハクが空を舞うクライマックスシーンなど、映像での表現を舞台上で新たに生まれ変わらせたシーンの数々には、決して映画を再現するだけではないオリジナリティが隅々に感じられる。 また、舞台中央に構える全高5メートルの巨大な油屋のセットは、本作のもうひとつの“顔”とも言えるだろう。360度回転する油屋は、セットが回るたびに景色を変えていき、千尋がさまざまな試練を乗り越えていく成長過程を立体的に見せていく。千尋が精神的に強くなっていく姿を身近で見守りながらも、次々と展開されるアドベンチャーの臨場感に観客は息つく暇もないほどだ。それでいて、物語が転調を見せるエモーショナルな部分も忘れていない。油屋の人々が繰り出す大団円で華やかな展開が続いたのちには、千尋がカオナシたちと電車に乗る旅路のシーンに見る物悲しい演出には思わず胸が締め付けられる。そんな感情の緩急を際立たせる生オーケストラの演奏も素晴らしく、音楽にも酔いしれることは間違いない。   千尋役・福地桃子(左)とハク役・増子敦貴 (GENIC)   パペットを操る役者も含めチーム一丸となって表現する作品の世界観や、舞台ならではの試行を凝らした表現方法に注目しながら、この没入感をぜひ劇場で体験して欲しい。 舞台『千と千尋の神隠し』は3月30日まで帝国劇場にて。その後名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場hitaruで上演される。 文・制作=キネマ旬報社   舞台 『千と千尋の神隠し』  3月11日(月)~30日(土) 【東京】 帝国劇場 4月30日~8月24日 【ロンドン】ロンドン・コロシアム 4月7日(日)~4月20日 (土) 【愛知】御園座 4月27日(土)~5月19日(日) 【福岡】博多座 5月27日(月)~6月6日 (木) 【大阪】 梅田芸術劇場メインホール 6月15日(土)~6月20日 (木) 【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru 千尋:橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子 ハク:醍醐虎汰朗、三浦宏規、増子敦貴 (GENIC) カオナシ:森山開次、小㞍健太、山野 光、中川 賢 リン・千尋の母:妃海風、華 優希、実咲凜音 釜爺:田口トモロヲ、橋本さとし、宮崎吐夢 湯婆婆・銭婆:夏木マリ、朴 璐美、羽野晶紀、春風ひとみ 兄役・千尋の父:大澄賢也、堀部圭亮 父役:吉村 直、伊藤俊彦 青蛙:おばたのお兄さん、元木聖也 頭:五十嵐ゆうや、奥山ばらば 坊:武者真由、坂口杏奈 原作:宮﨑駿 翻案:ジョン・ケアード 共同翻案:今井麻緒子 オリジナルスコア: 久石 譲 音楽スーパーヴァイザー・オーケストレーション・編曲:ブラッド・ハーク 音楽スーパーヴァイザー補・オーケストレーション・Ableton プログラミング:コナー・キーラン 美術:ジョン・ボウサー パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ ▶公式サイトはコチラから  
  • クシシュトフ・キェシロフスキの10篇のドラマからなる映画「デカローグ」を基にした舞台が、4月より新国立劇場で上演される。出演者は総勢44名。原作脚本を「カティンの森」(2009年日本公開/アンジェイ・ワイダ監督)の字幕翻訳ほか、ポーランド文学の翻訳で知られる久山宏一が翻訳し、映画・演劇の脚本・演出を手掛ける須貝英が上演台本を執筆。演出は、新国立劇場演劇部門・芸術監督の小川絵梨子と文学座出身の上村聡史の2名が務める。   プログラムA(デカローグ1・3のキャスト) 前列左から亀田佳明、高橋惠子、ノゾエ征爾、千葉哲也、小島聖 後列左から、森川由樹、チョウ ヨンホ、浅野令子、鈴木勝大   旧約聖書の“十戒”をモチーフに、人間関係とそのさまざまな事情、抗えない運命を描いた10篇からなる連作「デカローグ」(1988)は、ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキによる、当初はテレビシリーズを想定して製作されたヒューマンドラマだ。第5話と第6話はそれぞれ劇場用長篇映画に再編集し、「殺人についての短いフィルム」「愛についての短いフィルム」として劇場公開、1989年にヴェネチア国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞した後、各国で劇場公開され、カンヌ国際映画祭をはじめ多くの映画賞を受賞。その後「ふたりのベロニカ」「トリコロール」と続くキェシロフスキが、名匠と呼ばれるきっかけとなった作品。日本では、監督が亡くなった翌年の1996年に劇場初公開された。   プログラムB(デカローグ2・4のキャスト) 前列左から亀田佳明、益岡徹、前田亜季、近藤芳正、夏子 後列左から、坂本慶介、近藤隼、松田佳央理   先日行われた製作発表記者会見には、高橋惠子、ノゾエ征爾、千葉哲也、小島聖、前田亜季、益岡徹、近藤芳正、夏子をはじめ、すべてのエピソードに出演する亀田佳明ら、キャスト総勢44名中39名が登壇し、作品についての意気込みを語った。 また、10作品それぞれ独立した物語だが、登場人物はワルシャワ郊外の団地の住人たちで、あるエピソードの人物が別の回でも登場するなどといった仕掛けもあり、エピソードをまたいで出演するキャストも多数いる。   プログラムC(デカローグ5・6のキャスト) 前列左から亀田佳明、渋谷謙人、福崎那由他、仙名彩世、田中亨 後列左から、斉藤直樹、名越志保、坂本慶介   演出家の小川絵梨子は、「いつか舞台でやりたい」と10年ほどまえから構想。「人間は不完全なものであるという前提で、“そういうものなのだ”と、存在自体を肯定している。その上で行った選択が失敗してしまったり、それによって葛藤を抱えたり……といったことが描かれている。そこに人間がいてくれればいいという圧倒的な肯定、人間へのリスペクトを伝えたい」と、舞台化の意図を力強く語った。   プログラムD(デカローグ7・8のキャスト) 前列左から亀田佳明、津田真澄、章平、吉田美月、高田聖子、岡本玲、大滝寛 後列左から、田中穂先、堀元宗一朗、笹野美由紀   脚本を翻訳した久山宏一は、36年前の1988年にポーランドの劇場で「デカローグ」を鑑賞。テレビ放映の2年後に発売されたシナリオ集を翻訳していくなかで、新たな発見があったという。というのも、1980年から映画人の育成を始めていたキェシロフスキは、3人の若手監督に監督させるつもりだったが、脚本に愛着が湧き自らですべてを監督。であれば、当初書かれた脚本は自分以外の監督が撮ることを想定して書かれたもので、今回の舞台のように複数の演出家が演出するという形は、キェシロフスキの本来の意図と近かったのではないか、と推察。「原型であるシナリオと映像を比べてみる幸福な機会だった」と言う。   プログラムE(デカローグ9・10のキャスト) 前列左から亀田佳明、宮崎秋人、万里紗、伊達暁、堅山隼太、石母田史朗 後列左から、笠井日向、鈴木将一朗、松本亮   公演はデカローグ1~4のプログラムA・Bが4月13日から5月6日まで、デカローグ5・6のプログラムCが5月18日から6月2日まで、デカローグ7~10のプログラムD・Eが6月22日から7月15日まで、と3カ月にわたる。 すべてのエピソードを見るのは至難の業でもあるが、オリジナルの「デカローグ」を知っていればなお、すべてを見たくもなるだろう。全10篇を見た暁の、達成感以外に何を得られるか、と2人の演出家に尋ねたところ「簡単な言葉になってしまいますが、お客様のなかで長く生きる作品になると思います」と上村。 小川は「一枚一枚の絵自体が素晴らしいけれど、エピソードを1つ、2つ、3つと重ねていくと、これまで重ねたものが実はまた壮大な素晴らしい一つの絵にもなる。お客様自身が体感して、完結させる──キェシロフスキ監督もきっとそのような意図でお作りになったと思う」と語った。 なお、全作制覇は“至難の業”と書いたが、お得なセット鑑賞券も発売されているので、日程、詳細等は公式ホームページをご参照ください。 文・制作=キネマ旬報社   「デカローグ」 デカローグ1~4[プログラムA、B交互上演]=2024年4月13日[土]~5月6日[月・休] デカローグ5・6[プログラムC]=2024年5月18日[土]~6月2日[日] デカローグ7~10[プログラムD、E交互上演]=2024年6月22日[土]~7月15日[月・祝] 会場:[東京]新国立劇場 小劇場 ▶公式サイトはコチラから
  •   15体の人間そっくりなAIアンドロイドが、《人類を破壊すべきか》を討論。規則を破れば即シャットダウンされる──。奇才・堤幸彦監督が描いたディベート・バトルロイヤル「SINGULA」が、5月10日より公開。     原作は2019年2月に上演された同名劇。ミュージカルや2.5次元舞台で活躍するspiが、15体のAIをたった一人で全編英語により演じる。主題歌はボカロPのr-906が初音ミクをフィーチャーして制作した『イフ』。 映画はマドリード国際映画祭2023で外国語映画最優秀主演男優賞を受賞し、今月にはニューヨークのブルックリンで劇場公開、堤監督が上映後のティーチインに参加した。日本ではクラウドファンディングを経て、このたび期間限定上映が決定。新時代を呼び込む異色作に注目だ。   〈コメント〉 堤幸彦 いままでの私の映画の中で最もヘンテコで、でもいちばん美しい作品かと思います。日常があたりまえにAI様に侵食されるまえにご覧いただきたく存じます。 spi ついに日本での公開が決定しました!マドリード国際映画祭外国語主演男優賞を経て、全世界を渡り歩き、人類とAIとシンギュラリティについて問題提起する、一人15役、全編英語(日本語字幕)の作品です。もしもAIが15体集まって、人間について語るとなるとどうなるのか。宗教学、心理学、倫理観のぶつかり合いとワクワクする音響デザインと抜け出せない思考の渦をぜひ体験してください! 一ノ瀬京介 2018年には、本作[SINGULA]は台本を書き終えていました。当時ぼくは、多くの人がAIについて向き合う時代がすぐそこまでやって来ていると感じていました。 AIアンドロイドを出演たった1人で15役、全編英語、それだけで「なんだそれ?」と周りから言われました。しかし本作は堤幸彦監督とspiと3人三脚で世界に挑み、映画祭で数々ノミネートされ男優賞を受賞し、さらに海外公開をしてまいりました。 [SINGULA]を通して、日本中が[人間の尊厳]について深く考えるキッカケになります事を心から願っています。   [caption id="attachment_36246" align="aligncenter" width="567"] アートデザイナーのZack Handlerが作成したニューヨーク版キービジュアル[/caption]   「SINGULA」 出演:spi 監督:堤幸彦 原作・原案:「SINGULA」一ノ瀬京介 主題歌:「イフ」r-906 feat. 初音ミク 配給:ティ・ジョイ 公式サイト:singula-movie.com
  •   オノ・ヨーコと別居したジョン・レノンは、ヨーコの強い希望により、彼らの個人秘書およびプロダクション・アシスタントを務めていた中国系アメリカ人のメイ・パンと過ごし始める──。1973年秋より18ヵ月に及んだジョンとメイの親密な時期、いわゆる《失われた週末》を、アーカイブ映像やプライベート写真を交えてメイの証言で紐解くドキュメンタリー「ジョン・レノン 失われた週末」が、5月10日(金)より角川シネマ有楽町、シネクイント、新宿シネマカリテ、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開。ポスターと場面写真が到着した。     《失われた週末》の間、ジョンはメイの助けを借り、最初の妻シンシア・レノンともうけた長男ジュリアン・レノンと再会する。また『マインド・ゲームス』(73)『心の壁、愛の橋』(74)『ロックン・ロール』(75)といった名盤を創作。さらにデヴィッド・ボウイ、ハリー・ニルソン、ミック・ジャガー、リンゴ・スターとコラボし、ポール・マッカートニーと久々に再会するなど、ビートルズ解散以降のソロキャリアにおいて最も多作で、商業的に成功した時期を過ごした。 映画は2022年トライベッカ映画祭に出品。50年を経て明かされる“真実”に注目だ。     「ジョン・レノン 失われた週末」 監督:イヴ・ブランドスタイン、リチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズ 出演:メイ・パン、ジョン・レノン、ジュリアン・レノン、ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン 2022年/アメリカ/英語/94分/カラー/1.85:1/5.1ch 原題:The Lost Weekend: A Love Story 字幕:松浦美奈 字幕監修:藤本国彦 配給:ミモザフィルムズ © 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved 公式サイト:https://mimosafilms.com/lostweekend/

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