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SF大作「THE MOON」爆発事故シーン公開。ド・ギョンス演じる宇宙飛行士の運命は?
2024年6月19日実力派俳優のソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエが共演し、「神と共に」シリーズのキム・ヨンファが監督。月の探査に挑んだ者たちの過酷な運命を描いた「THE MOON」が、7月5日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開される。宇宙での爆発事故シーンの映像が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=m3_BSAqmPQY 宇宙船の外で作業していたチョ・ユンジョン隊員(イ・イギョン)が、燃料漏れを発見。火花が飛び散り、大爆発が起きる。イ・サンウォン船長(キム・レウォン)が助けようとするも、ユンジュン隊員は宇宙の彼方へ。船内の新人宇宙飛行士ソヌ(ド・ギョンス)は、手の打ちようがない……。 韓国航空宇宙研究院や韓国天文研究院などの助言を受け、リアルかつ見応えある作品を目指したというキム・ヨンファ監督。「制作が始まってからは一日も休まず精力的に働きました。SF映画を手掛けた理由は、私が観たい映画を、観客の皆さんも観たいのではと思ったからです。観客がビジュアル面で新鮮な衝撃を受けなければならないので、按配について悩みました。感情と融合しなければビジュアルの効果時間も短く、テンポについては頭を悩ませました。感情を設計しながら適切なビジュアルを見せられるよう、議論と準備を重ねました」と語っている。280億ウォン(約32億円)の製作費を投じた壮大なSFドラマに熱くなる。 Story 月面有人探査に向け、3人のクルーを乗せたロケット〈ウリ号〉が出発。ところが月周回軌道への進入を目前にして、太陽風が通信トラブルを引き起こし、修理に当たったクルーが事故で命を落とす。 唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ド・ギョンス)を生還させるため、宇宙センターへ呼ばれたのは、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取って組織を去ったジェグク(ソル・ギョング)。一方で仲間の遺志を継いだソヌは、危機に直面しながらも月面着陸に成功する。果たして探査ミッションを成功させ、地球に戻れるか? 「THE MOON」 監督:キム・ヨンファ 出演:ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ 2023年/韓国/韓国語・英語/129分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:더 문 字幕翻訳:根本理恵/字幕監修:柳川孝二/映倫:G/配給:クロックワークス © 2023 CJ ENM Co., Ltd., CJ ENM STUDIOS, BLAAD STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED 公式サイト:https://klockworx-v.com/moon/ -
原作・押切蓮介×監督・白石晃士「サユリ」、プチョン国際ファンタスティック映画祭出品決定
2024年6月19日押切蓮介の同名ホラー漫画を「貞子vs伽椰子」「不能犯」の白石晃士監督により映画化した「サユリ」。7月4日(木)より開催される第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭〈アドレナリン・ライド部門〉でワールドプレミアを行うことが決まった。押切蓮介も登壇する。 押切蓮介コメント 生まれて初めての海外です。自分の原作の映画がきっかけで韓国に渡れる事が嬉しいです。旅行がてら韓国を楽しみたいです! ホラー映画の人間と悪霊の対立は長きに続き、人間側が惨敗しております。 この事実に私は怒りを覚えております。何故生きている人間が弱く、この世のものではあらざるものが強いのだと。そんな事はないと私は原作を描きました。それを見事に表しているのがこの映画サユリです。 韓国や海外の映画ファンの皆さんにもぜひ楽しんでいただければ! https://www.youtube.com/watch?v=XP4qMo-VBsk 映画は台湾、タイ、ベトナムなども含む13ヵ国で公開されることが決定。日本では8月23日(金)に封切られ、6月21(金)より発売されるムビチケカードには押切蓮介描き下ろしイラストポストカードが付いてくる。 Story 夢の一戸建てマイホームに引っ越してきた神木家の7人。 だが幸せも束の間、一人ずつ命を落とし、どこからか奇怪な笑い声が聞こえてくる。 この家には“何か”がいる──。 「サユリ」 監督:白石晃士 原作:押切蓮介「サユリ 完全版」(幻冬舎コミックス刊) 脚本:安里麻里、白石晃士 出演:南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、梶原善、占部房子、きたろう、森田想、猪股怜生 製作プロダクション:東北新社 配給:ショウゲート 2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/108分/R15+ ©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス 公式サイト:sayuri-movie.jp -
米倉涼子主演『ドクターX』が映画化。大門未知子の誕生の秘密が明らかに
2024年6月19日米倉涼子演じる“絶対に失敗しない”孤高のフリーランス外科医・大門未知子の活躍を描き、2012年10月より7シリーズにわたって愛されてきたドラマ『ドクターX』が、テレビ朝日65周年企画として映画化。「劇場版ドクターX」のタイトルで、大門未知子の誕生の秘密を明かす内容となる。12月6日(金)より全国公開。ティザービジュアルと特報映像が到着した。 おなじみのキャストも集結する。新米医師時代に未知子に出会い、医療インフルエンサーに転身しながらも未知子の影響で医師に戻った森本光役に田中圭。フリーランスの麻酔科医で、未知子とは公私ともに信頼関係を築いている城之内博美役に内田有紀。青森の実家に仕送りをしながら働く、家族思いで頑張り屋の看護師・大間正子役に今田美桜。「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれるほどオペの腕は良いが金に汚く、未知子を「デーモン」と呼んで疫病神扱いする加地秀樹役に勝村政信。上の人間に頭が上がらない半面、患者の心に寄り添う医療を目指す原守役に鈴木浩介。強面で蛭間元院長にひたすら尽くすがどこか憎めない海老名敬役に遠藤憲一。〈神原名医紹介所〉の所長であり未知子に「師匠」と慕われ、元外科医だが医師免許を剥奪されているなど謎の多い神原晶役に岸部一徳。東帝大学病院の元院長で、表向きは温和だが逆らう者は切り捨てる冷血漢であり、未知子に積年の恨みを抱く蛭間重勝役に西田敏行。さらに脚本の中園ミホ、監督の田村直己も続投する。 https://www.youtube.com/watch?v=gMjbffxEDps 〈コメント〉 米倉涼子 私自身、大門未知子と12年間お付き合いできるとは思っていませんでした。 ドクターX、そして大門未知子は切っても切り離せない米倉涼子の一部です。 映画化については、私が大きな画面でドクターXを観てもらいたいと思いプロデューサーとお話しして実現できました。 共演者のみなさんとは家族のように尊重、尊敬し合うことができ、みなさんのお陰でここまでこられたと思います。 映画の見どころは沢山ありますが、大門未知子が『私、失敗しないので』と言うまでの展開と、言う瞬間にも注目していただけると嬉しいです。 私たちの12年の想いがこもった作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。 田中圭 久しぶりにこの現場に帰ってきましたが、ドラマのときからアットホームで、今回もあたたかく迎えてくださり、そして受け入れてくださいました。撮影現場では、米倉さんをはじめ諸先輩方のお芝居を間近で見ることができるので、現場にいるだけで学びになる場所です。 撮影中は、この映画ひとつひとつの瞬間を全員で作ろうという雰囲気があり素敵な時間でした。 ドラマに出演させていただいていた時も毎日が刺激的で、本当にこの現場で学んだことが沢山あります。 劇場版はドラマ以上にとても迫力のある手術シーンになっていると思いますので、是非楽しみにしていてください。ハンカチは必須かと思われます。 内田有紀 撮影はとても幸せな時間で、馴れ合いになり過ぎず良い緊張感を保てました。またその一方で、安心出来る家族と会っているような気持ちもありました。ドラマ放送開始から12年という長い月日で同じ役柄を演じさせていただいたのはドクターXが初めてです。 城之内博美という役は私にとってかけがえのない軸となっており、劇場版ということで感無量です。 大門未知子の相棒として長くこの物語に参加させていただき、よねちゃんとはお互い支え合って、未知子と博美のような関係性でずっと走ってきました。 今回の劇場版では12年間で築いてきた未知子との歩みの集大成となっています。 そして遂に未知子のルーツが明かされます。ぜひ映画館でご覧ください。 今田美桜 私は2019年から参加させていただいているのですが、当時は医療ものが初めてでとても緊張していました。回を重ねるたびに、このファミリーに入れた感じがして本当に嬉しかったです。 そして、遂に劇場版。撮影はドラマからのチームワークと仲のよさで、帰ってきた感じがあってとても安心して楽しめました。正子は青森弁を話すのですが、感情が出るタイミングで方言が出ます。 そこは正子の情熱のひとつを表現する場面でもあるので演じていて楽しかったです。 ドラマ以上に、劇場版もすごいことになっています!どうぞご期待ください。 勝村政信 久しぶりの撮影でしたが、昨日も撮影していたような、時間が経っていた感覚はありませんでした。 会っていない時間もみんなで連絡を取り合っているし、僕らは完全に家族です。撮影でも、しっかりお互いを高めあっているし。 この作品は自分の人生で特別なものです。映画化ってのは不思議な気持ちですが、また始まりの始まりな気がします。とりあえず集大成です。みなさん楽しみにご覧ください。では劇場でお会いしましょう。 鈴木浩介 みなさんと久しぶりにお会いしても、本当に親しい間柄の先輩ばかりなので時間のブランクも感じず、実家に帰ってきたような感じがありました。少し照れくさいような気がしても、ずっと積み重ねてきた信頼関係があるので、お芝居の時にはすぐ戻れるのが嬉しかったです。 そして12年の積み重ねが劇場版に繋がっているのはとても感慨深いです。 映画の見どころは、大門未知子の「私、失敗しないので」が、誰に向けての言葉なのかというところだと思います。僕も原守を演じながら、この言葉に心を動かされていました。 劇場でみなさんとお会いできるということで、スクリーンでぜひドクターXを楽しんで、大門先生の「私、失敗しないので」を観に行きましょう! 遠藤憲一 ドラマ放送時から映画化の話を冗談交じりにしていたので、本当に映画になると聞いて最初は驚きました。ただ、劇場版になったからといって変わらず、現場の雰囲気はそのままです。 大門未知子役の米倉さんは表現のことを本当に考えている人。あっけらかんと何も考えていないふりをしているけど、ものすごく色々なことを学んで緻密に考えている。それは大門という役を長年かけて深く深くなっていると思います。本当に尊敬に値するくらいの役の作り方です。 映画はハートにズキンとくるようなエモーションなシーンも増えていて、連続ドラマよりもグレードが高くなって思いっきり笑えて、思いっきり感動できる、そういう作品になっています。 ぜひ劇場でご覧ください。 岸部一徳 米倉さんは自分の中に生まれた感情を大事にしながら、全体のチームワークをいつも考えている人。 そして、ドラマの撮影の時もそうでない時も12年間ずっと晶として接してくれました。その分二人の関係性を長い間つくることができたので本当に感謝しています。 映画というスクリーンの中で描かれる『ドクターX』と米倉さんの魅力、彼女にとっての挑戦をぜひ観ていただきたいです。 西田敏行 ドクターX再集結ということで、懐かしいと同時にまた蛭間を演じることができる喜びが蘇ってきました。長いこと蛭間重勝を演じてきたので、感慨無量です。 映画館のスクリーンでご覧いただくということで、壮絶な手術シーンは素晴らしい迫力があると思います。そして、わたくしのちょっと悪人ぶりもちょっとスケールが大きくなっているかなと思うので、蛭間の悪さを感じていただければ、笑いも少しは起こるんじゃないでしょうか。 蛭間を、楽しんでください。 脚本:中園ミホ 2012年に誕生した「ドクターX~外科医・大門未知子」は、こんなに長い間、多くの人たちに愛していただき、感謝の念にたえません。 未知子を取り巻く、晶さん、城之内先生、蛭間院長、海老名先生、加地先生、原先生、森本先生、大間看護師、などなど、個性的な面々は私にとって家族のような存在です。 2024年、映画の世界で再び家族が集まることができて、懐かしさと愛しさで胸を熱くしながら脚本を書きました。テーマは命です。命を救うためなら手段を選ばない大門未知子。それを全身全霊で演じる米倉涼子さんとXファミリーに逢いに、ぜひ映画館へいらしてください。 田村直己監督 大門未知子が颯爽と歩く姿に、口笛が鳴り響く…映画の大スクリーンで見るのが夢でした! 感謝でいっぱいです。 いつもの一癖も二癖もある外科医達の権力闘争、患者のために諦めない手術、そして麻雀。そんな楽しい中、映画でやりたかった未知子の過去を辿る話。 未知子はなぜ、ドクターエックスになったのか? 涙なくしては見れない、壮大な感動物語が完成しました! 10年以上のチームワークでスタッフ、キャスト全員で、力の限り、集大成の作品目指して、命がけで撮影しました! 何回も観て下さい笑 内山聖子エグゼクティブプロデューサー 「こんな医師がいたらいいな___」 それだけの想いで企画した「ドクターX」が、これほど長く愛され幸せです。 権力を嫌い、忖度を嫌い、「趣味・手術 特技・手術」というひとりの職人の痛快な物語。 感謝をこめて笑いと涙をお約束します! 大門未知子は映画でも失敗しないので! 「劇場版ドクターX」 脚本:中園ミホ 監督:田村直己(テレビ朝日) 音楽:沢田完 出演:米倉涼子、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳、西田敏行 製作:「劇場版ドクターX」製作委員会 制作プロダクション:ザ・ワークス 製作幹事:テレビ朝日 配給:東宝 ©2024「劇場版ドクターX」製作委員会 公式サイト:https://doctor-x-movie.jp/ -
【お詫びと訂正】『キネマ旬報6月号』P101 「REVIEW 日本映画」
2024年6月19日5月20日発売『キネマ旬報』6月号、P.101「REVIEW 日本映画」でご紹介した「帰ってきた あぶない刑事」の北川れい子さんのレビューで、柴田恭兵さんのお名前の漢字が間違っておりました。ここに訂正し、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。 (キネマ旬報編集部) -
異端にして伝説。ブラジル発のクィア・ギャング映画「デビルクイーン」が日本初公開
2024年6月18日ギャング、同性愛者、ドラァグクイーン、娼婦など軍事独裁政権下のブラジルで最も疎外された人々を、強烈なサウンドと極彩色の美術、暴力とクィアネスを融合して描いた「デビルクイーン」(1973)が日本初公開。8月10日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次上映される。ビジュアルと予告編が到着した。 リオデジャネイロの裏社会を支配するデビルクイーン。ヴィヴィッドなアイシャドウを塗り、部下のギャングたちに恐怖を、自身の王国の “ドールズ” にキャンディをばら撒き、愛用のジャックナイフで脚をシェーブし、裏切り者を切り裂く。 ある日、ハンサムなお気に入りが警察に追われていると知り、キャバレーシンガーのイザのヒモである世間知らずのべレコをスケープゴートとして巻き込むが、思わぬ展開に……。 https://www.youtube.com/watch?v=gF_bSgYtVO0 1974年カンヌ国際映画祭に出品され、「ラテンアメリカのファスビンダー」と評された本作。以後カルト的な人気を博しながらも世界的に上映機会に恵まれなかったが、制作から50年目の2023年に4Kレストアが実現。同年のベルリン国際映画祭で上映されると「アシッドロックの旋律に乗って殺し合うスコセッシ的モンタージュ」「色彩あふれる陶酔的なカーニバル」と熱狂を呼んだ。 デビルクイーンをブラジルの伝説的俳優ミルトン・ゴンサルヴェスが演じ、キャバレーシンガー役でシネマ・ノーヴォとボサノヴァのミューズであるオデッチ・ララが登場。 監督のアントニオ・カルロス・ダ・フォントウラは「Copacabana Me Engana」(1968)で劇映画デビューし、サイケロックバンドのムタンチスやシンガーのガル・コスタなどトロピカリア・ムーヴメントを代表するアーティストのドキュメンタリーも手掛けている。 ブラジル映画史の最も抑圧的な時代に検閲をくぐり抜けた、異端にして伝説のクィア・ギャング映画に注目だ。 「デビルクイーン」 監督・脚本:アントニオ・カルロス・ダ・フォントウラ 撮影:ジョゼ・メデイロス 編集:ラファエル・フスト・ヴァルヴェルヂ 美術・衣装:アンジェロ・ヂ・アキーノ 音楽:ギリェルメ・マガリャンイス・ヴァス メイクアップ:カルロス・プリエト プロデューサー:ロベルト・ファリアス、アントニオ・カルロス・ダ・フォントウラ 出演:ミルトン・ゴンサルヴェス、オデッチ・ララ、ステパン・ネルセシアン、ネルソン・シャヴィエル 1973年/ブラジル/100分/カラー/原題:A RAINHA DIABA 配給:ALFAZBET 公式サイト:https://alfazbetmovie.com/devilqueen