へから始まるものでの検索結果

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  • 愛せない母(戸田恵梨香)と愛されたい娘(永野芽郁)が織り成す愛憎劇「母性」が、11月23日(水・祝)より全国公開。場面写真と原作者・湊かなえのコメントが到着した。     “母性”をめぐる〈1つの事件〉が、母と娘〈2人の食い違う証言〉とともに描かれる本作。母は「娘を強く抱きしめた」と言うが、娘は「母に首を絞められた」と証言する。解禁された写真は、見方が反転しながら観る者を惑わせていくであろう衝撃の物語を予感させる。          湊かなえ(原作者)コメント全文 ──多くの企画者が映像化を熱望した「母性」。今回、映画化を許諾された決め手について 娘(母親から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親と、その母親から愛されたい娘。その二人の物語であることをきちんと汲み取った内容の脚本だったので、ぜひお願いしたいと思いました。 女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生えるわけではない、といったことなど、「母性」について年齢や性別を問わず多くの方が考えてくださる作品になってほしいと思いました。 ──完成した映画をご覧になって 俳優の方々の演技がすばらしい。背景が美しい。母と娘の思い違いの場面が、観客に自然に伝わる構成になっている。音楽もよい。と、完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います。 自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損。     ©2022映画「母性」製作委員会 配給:ワーナー・ブラザース映画 ▶︎ 湊かなえの小説を戸田恵梨香 × 永野芽郁で映画化。母と娘の愛憎劇「母性」
  • 映画「コーダ あいのうた」「エターナルズ」「サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ〜」などで、ろう者・難聴者の俳優による演技の評価が高まっている。そうした中、ろう者・難聴者の表現者育成の場を提供する〈育成×手話×芸術プロジェクト〉が、ろう者・難聴者の俳優志望者を対象に、映画美学校アクターズ・コースの協力のもとで〈デフアクターズ・コース2022〉を開講する。 期間は2022年10月4日〜11月18日(全20回)。ろう者・難聴者を対象とした2ヶ月にわたる実践的講座は日本初となり、授業は手話で進行。映像や舞台など多様なメディアでの演技の技術と知識を育成するとともに、ろう者・難聴者ならではの演技表現を皆で議論しながら共有していくことも目標の一つとしている。     講師には、各分野の第一線で活躍する聴者とろう者を迎える。聴者講師は第79回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門選出・2022年公開「LOVE LIFE」(ろう者俳優・砂田アトム出演)の深田晃司監督をはじめ、青年団で活躍する近藤強や兵藤公美など。ろう者講師は、2019年公開「虹色の朝が来るまで」の今井ミカ監督、日本ろう者劇団公演やNHK Eテレ「みんなの手話」スキットに出演する今井彰人など。   講師・深田晃司(映画監督)コメント 表現とは「私にとっての世界」を他者に向けてフィードバックすることだと思います。その小さな積み重ねによって世界は少しづつ相互理解を獲得してきました。だから、誰もが当たり前のように表現の当事者になれることはとても切実で大切なことです。 残念ながら、これまでその「当たり前」は映画の世界では実現していませんでした。「ろう者の役はろう者が演じる」。これからはそれが当たり前の社会になっていくでしょう。デフアクターズ・コースはそのための重要な、何よりとても楽しい第一歩となるはずです。   企画・牧原依里(映画作家/東京国際ろう映画祭代表)コメント これまでろう者と聴者が協働して、ろう者・難聴者が持つ表現力に注目する長期的な講座はありませんでした。本講座では、俳優としての「演技」とともに、ろう者・難聴者が「自身の身体性」を知覚して「手話での演技」をブラッシュアップできるようにしたいと思っています。そして、ろう者・難聴者ならではの演技表現をみんなで議論しながら共有していくことも目標の一つとしています。本講座が、芸術の各分野とろう者・難聴者俳優をつなぐキャスティングの架け橋となり、ろう者・難聴者からみたこの世界が映画や舞台により反映されるための後押しになることを願っています。   詳細は特設ページ(▶︎こちら)にて。
  • 「トレインスポッティング」の監督ダニー・ボイルが製作総指揮、原作者アーヴィン・ウェルシュが脚本を担い、ブリット・ポップを牽引した〈クリエイション・レコーズ〉の創設者アラン・マッギーの波乱の人生を映画化した「クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~」が、10月21日(金)より新宿シネマカリテほかで全国公開。特報とポスタービジュアルが解禁された。     オアシス、プライマル・スクリーム、ティーンエイジ・ファンクラブ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなど人気バンドを次々と世に送り出して90年代ロックシーンを席巻し、「世界で最も成功したインディ・レーベル」と言われたクリエイション・レコーズ。 その創設者で自らを “President of Pop”(ポップの大統領)と呼んだ主人公アラン・マッギーを「トレインスポッティング」のスパッドことユエン・ブレムナーが演じ、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」に主演したニック・モランが監督を務めている。 親から出来損ない扱いされていた田舎の青年が、パンク魂でのし上がり、音楽業界の革命児に。成功と破滅の先で、彼が見たものとは──?     Story スコットランドで生まれ育ったアランは、ロックスターを夢見るも保守的な父親とぶつかってばかり。やがてロンドンに飛び出した彼は、仲間と共にクリエイション・レコーズを設立。出たとこまかせの運営はトラブル続きだったが、アランは宣伝の才能を発揮して次々と人気バンドを送り出し、クリエイションはイギリスを代表するレーベルに成長する。だが運営のプレッシャーや家庭問題から、次第にアランは追い詰められ……。   「クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~」 製作総指揮:ダニー・ボイル 監督:ニック・モラン 脚本:アーヴィン・ウェルシュ&ディーン・キャヴァナー 出演:ユエン・ブレムナー、スーキー・ウォーターハウス、ジェイソン・フレミング、トーマス・ターグーズ、マイケル・ソーチャ、メル・レイド、レオ・フラナガン、ジェイソン・アイザックス 2021年/イギリス/英語/110分/原題:Creation Stories/配給:ポニーキャニオン © 2020 CREATION STORIES LTD ALL RIGHTS RESERVED 公式サイト:https://creation-stories.jp
  •  日活ロマンポルノは生誕50年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記 事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポル ノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。(これまでの掲載記事は コチラから)   今回は、秋本 鉄次氏による「変態SEX 私とろける」の記事を、「キネマ旬報」1980年11月上旬号よ り転載いたします。   1919年に創刊され100年以上の歴史を持つ「キネマ旬報」の過去の記事を読める貴重なこの機会をお 見逃しなく!  日本映画批評「変態SEX 私とろける」   昨年、年頭の「聖処女縛り」を皮切りに、「少女縄化粧」に「密写!緊縛拷問」......と1年を通じて快 投乱麻だった渡辺護。それに比べると今季は今ひとつ冴えが見られないなァと、映画を見る観客は、プロ野球を見に来る観客にも似て、ごひいき投手の快投、熱投が見られないと、ヤジのひとつも飛ばした くなるもの。ちょうどパリーグで言えば、わが日ハム・ファイターズの昨年の20勝投手・高橋直樹が、 今年は、アメージング・ルーキー木田勇にアオられたのか、エースの座から落ちてボクは“一年置きの投手だから”と嘆いているのに対してのファン心理に似ている。  脱線はさておき、このところ続けて見た、渡辺護3本。まず「(裸)青春地獄」は、荒井晴(彦)脚本、日野 繭子主演......とほぼベストオーダーにもかかわらず、ピンク映画の内輪受けのみ目だち、オハナシの方は その小世界にこだわってグルグルとカラ廻りの失敗作だった。往年の名作!!「秘湯の町・夜のひと で」の“あっしら、しがねェピンク映画でござんす”の如くに突き抜けない限り、安易に現場の人間を登場させるべきではないと思う。  そこへ行くと「日本の痴漢」は、充分楽しめたが、それは今や出て来るだけで、観客にバカ受け(こち とらもギャハハハ!)の快優久保新二、独壇場の出血大サービス、ワンマンショーに寄るもので、これぞ渡辺護作品!ではなかった。   そして、この3本目。脚本・監督渡辺護ということで、これは久々の“ドラマ”の渡辺護の本領を期待出 来るかナと見参した。   自分を誘拐暴行し、工場経営者の優しかった父を自殺に追い込み、財産を奪った後妻と使い込み社員 (杉佳代子と国分二郎、例によって快調)への復讐を誓う娘。昨年、日野繭子の肉体を駆使、おんなの怨 念劇を全面展開させた渡辺護。やはりこういうストーリーが氏には似合いだし、こちとらの好みでもあるし。   重要なのは、もちろんヒロイン。この復讐のヒロインを演ずる新人・夏麗子。セーラー服姿は、せい ぜい榊原郁恵ってトコでダサいのだが、夜の蝶として変身、昔、自分を犯した男も仲間に引き込んで、 仇の二人にニコリともせず銃弾をブチ込む頃には、キツい化粧が妙に妖しく映え、ちょいと元東映の山 内えみこ(現・恵美子)っぼくてわるくない。   まだまだ、本領発揮とはいかないまでも、昨年の渡辺護のペースへ戻るキザシは充分に感じられた。 来季は期待出来る、なんて先のことを言える程、こっちもそっちも余裕はないはず。今年だってまだ2 ヵ月はある。まだまだ月1本ペースで、ピンクのマウンドに仁王立ちしてもらいたいベテラン・渡辺 護。   ヒロインは日野繭子クンでも、朝霧友香ちゃんでも、この夏麗子クンでもいい。私の行き付け、銀座 地球座か、中野ひかり座ででもぜひ、渡辺護の快投“ドラマ”にぜひ、この年内、出逢いたいものだ。お待ちしてます!  文・秋本 鉄次 「キネマ旬報」1980年11月上旬号より転載   「日活ロマンポルノ50周年×キネマ旬報創刊100周年」コラボレーション企画、過去の「キネマ旬報」記事からよりすぐりの記事を掲載している特別連載【あの頃のロマンポルノ】の全記事はこちらから 日活ロマンポルノ50周年企画「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の全記事はこちらからご覧いただけます。 日活ロマンポルノ50周年新企画 イラストレーターたなかみさきが、四季折々の感性で描く月刊イラストコラム「ロマンポルノ季候」  
  • アートと映像を横断して様々なヴィデオ作品を手掛けてきた石原海監督が、北九州の教会に集った “罪人” たちの姿を捉えたドキュメンタリー「重力の光:祈りの記録篇」が、9月3日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開。ビジュアルが解禁された。     困窮者支援を行うNPO法人〈抱樸〉(ほうぼく)の奥田知志が牧師を務める北九州の東八幡キリスト教会には、様々なバックグラウンドの人々が集まっている。フィリピンで戦争を経験した人、5回の服役後に極道から足を洗うも世間につまはじきにされた人、妻子が出ていき自暴自棄になって多額の借金を背負った人、路上生活を続けるも時代の流れでそれすらままならなくなった人、親や周りの大人たちに殺すぞと毎日言われ続けた人、生きるのが苦しく「早くいなくなりたい」と願っていた人……。映画はそうした9人の“罪人”が演じるイエス・キリストの受難劇と、彼らが歩んできた苦難の軌跡と現在、礼拝や支援活動などを交差させる。 石原監督は北九州に移住後、同教会に通い始め、映画の制作を決意。フランスの思想家シモーヌ・ヴェイユの『重力と恩寵』に影響され、「祈ることで一瞬だけ重力から解放されてふわりと浮かぶことができる、その瞬間を祝福するように」人々を見つめ、フィクションとドキュメンタリーの間でそっと光を指し示すような挑戦的な作品を完成させた。30分のインスタレーション版は第15回shiseido art eggに選出され、72分に再編集した本作は第14回恵比寿映像祭で公開、高く評価された。     痛みと苦しみと苦痛に満ちた世界。なぜわたしたちは生まれてきてしまったのか。神はいるのか。愛とは何か。だがこの作品を受け取ったいま、祈らざるを得ない。わたしの苦しみをとりのぞいてしまうのではなく、弱く愚かなわたしのまま、同じように弱く愚かな他者と共に、どうかちゃんと苦しませてください、と。 ──永井玲衣(哲学研究者) 世界中で『神』と祀られるようになった人々は、キリストもムハンマドも釈迦も老子も孔子も、詰まるところ同じことしか言っていない。拙作『典座』でその存在を知り驚嘆した曹洞宗の⻘山俊董老子は、信仰とは苦しみ哀しみから逃れるためにあるのではなく、それらを知ることでようやく信仰への“アンテナ”が立つのだと言っていた。それまで絵空事にしか聞こえなかった言葉は輝きはじめ、重力によって今の姿を留めている私たちを照らす。私たちより先にアンテナが立ち、“道”への入り口に立った人々がここには映っている。 ──富田克也(映画監督/脚本家) 石原海さんは、人間がそれぞれ持つ苦しみや哀しみや弱さまでも、輝かしい光とともに軽やかにまっすぐ映すことができる人だと思います。 その作品をとおして、私自身の中にあるものもまた照らされてゆき、やがて私も、私たちも、世界を少しずつでも変えていくことができるかもしれないと、信じられる気がします。 ──小林エリカ(作家/マンガ家)     なお、本作の公開を記念し、石原監督の過去3作がオンラインで10日間ずつ無料公開される(8/5〜「忘却の先駆者」、8/15〜「アシッド鳩」、8/25〜「狂気の管理人」)。 ▶︎視聴はこちら   「重力の光:祈りの記録篇」 監督:石原海 撮影監督:八木咲 撮影補助:杉野晃一 美術:中村哲太郎 美術:前田巴那子 音楽:荒井優作 録音・整音:川 上拓也 照明:島村佳孝 照明:伊地知輝 メイク:宇良あやの、竹中優蘭 衣装:塚野達大 翻訳:Daniel Gonzalez 題字:石原邦子 コーディネート:谷瀬未紀(pikaluck) 制作:柿本絹、木村瑞生 プロデューサー:AKIRA OKUDA 出演:菊川清志、⻄原宣幸、村上かんな、下別部為治、奥田伴子、川内雅代、藤田信子、石橋福音、奥田知志 撮影協力:枝光本町商店街アイアンシアター、東八幡キリスト教会、NPO法人抱樸、株式会社FRAGEN、桑島寿彦、つかのみき 配給:「重力の光」制作運営委員会 2022年/日本/72分/カラー/16:9/ステレオ ©2022 Gravity and Radiance 公式サイト:https://gravity-and-radiance.com/