へから始まるものでの検索結果

作品情報
条件「へから始まるもの」の作品 1062件)

人物
「へから始まるもの」を人物名に含む検索結果 4029件)

記事
「へから始まるもの」の検索結果 50件)

  •   山口つばさの〈マンガ大賞2020〉受賞作を、キャストに眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりを迎え、「東京喰種 トーキョーグール」の萩原健太郎が監督を務めて映画化。空気を読みながら流れに任せて生きてきた高校生が、一枚の絵をきっかけに美術の世界にすべてをかけて挑んでいく姿を描いた「ブルーピリオド」が、8月9日(金)より公開される。 主人公の八虎(眞栄田郷敦)、同級生のユカちゃんこと鮎川龍二(高橋文哉)、最大のライバルとなる高橋世田介(板垣李光人)を捉えた場面写真が到着した。         なお、映画の公式PhotoBookが7月31日(水)にリリース決定。制作秘話やオフショット、眞栄田郷敦・高橋文哉・板垣李光人の撮り下ろし&スペシャルインタビュー、萩原健太郎監督と原作者・山口つばさのインタビュー、山口つばさの描き下ろし漫画が収録される。併せてチェックしたい。   https://www.youtube.com/watch?v=zp-YYgzKmnk   Story そつなく生きてきた高校生の矢口八虎(眞栄田郷敦)。苦手な美術の課題「私の好きな風景」に頭を悩ませた末、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。 その創作を通じて初めて本当の自分をさらけ出せた気がした八虎は、美術に興味を持ち、のめり込んでいく。そして国内最難関の美術大学を受験しようと決意するが、立ちはだかるのは才能あふれるライバルたち、そして正解のない「アート」という大きな壁──。苦悩と挫折の果てに、八虎は【自分だけの色】で描けるのか?   「ブルーピリオド」 出演:眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)、石田ひかり、江口のりこ、薬師丸ひろ子 原作:山口つばさ『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」連載) 監督:萩原健太郎 脚本:吉田玲子 音楽:小島裕規 “Yaffle” 主題歌:Wurts「NOISE」(EMI Records / W’s Project) 製作:映画「ブルーピリオド」製作委員会 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:ワーナー・ブラザース映画 ©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会 公式サイト:blueperiod-movie.jp
  •   大好きな乳母に会うため、少女はパリからアフリカの島国へ──。深い絆を描き、2023年カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品に選出された「クレオの夏休み」が、7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開。前田敦子のナレーションによる予告編が到着した。     父親とパリに暮らす6歳のクレオは、いつもそばにいてくれる乳母のグロリアが大好き。ところがある日、グロリアは遠く離れたアフリカの島国カーボベルデに帰郷することに。 突然の別れに戸惑うクレオを、グロリアは自身の子どもたちもいる母国の家へ招待する。そして夏休み、クレオは再会できる喜びを胸に、ひとり海を渡ってグロリアのもとへ──。 クレオを演じたのは、公園で遊んでいたところを見出され、撮影当時は5歳半だったルイーズ・モーロワ=パンザニ。監督は、前作「Party Girl(原題)」(共同監督)でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞した新鋭マリー・アマシュケリ。製作は「燃ゆる女の肖像」などセリーヌ・シアマ作品を手掛けてきたLilies Films。   https://www.youtube.com/watch?v=6gesSFbxw3s   ナレーションを担当した前田敦子は以下のようにコメントしている。 「クレオの感情の冒険をグロリアの無償の愛が包み込み温かい時間が流れていく。沢山の愛が詰まっていてとても幸せな気持ちになれました。こんな素敵な作品に出会えて幸せです」 「静かだけど温かい、嘘がない作り手の愛情が伝わってくるこの世界観に、ぜひ映画館で浸ってほしいです。一人で観ても心地よい作品なので、この予告編を観て映画館に来てもらえたら嬉しいです」 エモーショナルで鮮やかな夏物語に注目だ。   「クレオの夏休み」 監督:マリー・アマシュケリ 製作:Lilies Films 出演:ルイーズ・モーロワ=パンザニ、イルサ・モレノ・ゼーゴ 2023年/フランス/フランス語、カーボベルデ・クレオール語/83分/カラー/1.42:1/5.1ch/原題:Àma Gloria/日本語字幕:星加久実/配給:トランスフォーマー ©2023 LILIES FILMS 公式サイト:https://transformer.co.jp/m/cleo/
  •   『恋する十二夜』のハン・スンヨン(KARA)と『青い海の伝説』のイ・ジフンがダブル主演。互いに顔も名前も知らない隣人同士の男女が、壁越しの騒音バトルからロマンスを芽生えさせる「壁越しの彼女」が、8月23日(金)よりシネマート新宿などで公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。     歌手になるためのオーディションを控えたスンジン(イ・ジフン)。引っ越してきた部屋で最初の夜を迎えると、女性の泣き声が聞こえてきた。それは、防音の不備を利用して隣人を追い出してきたフィギュアデザイナー、ラニ(ハン・スンヨン)の妨害工作だった。 しかし、スンジンは簡単に怯む相手ではなかった。壁越しの奇想天外な騒音バトルが勃発し、大音量を出すのは4時間ずつの交代制とすることで合意。こうした“同居ではない同居”により日々を共有する中で、互いに気になる存在へと変わっていくが……。   https://www.youtube.com/watch?v=kpfeRs696gs   声の良さで知られるイ・ジフンにとって、今回のミュージシャン志望生はハマり役。ハン・スンヨンはハツラツながらもシニカルな魅力炸裂。果たして二人は顔を合わせるのか? トラブルがラブに変わる(?)物語に心ときめく。     「壁越しの彼女」 監督:イ・ウチョル 出演:イ・ジフン、ハン・スンヨン、コ・ギュピル、キム・ユンソン、イ・ユジュン 2023年/韓国/112分/シネマスコープ/DCP5.1ch/日本語字幕:本田恵子 原題:빈틈없는 사이/英題:MY WORST NEIGHBOR/レイティング:G 配給:クロックワークス © 2023 Galleon Entertainment Co., Ltd All rights reserved
  • わかり合えないまま寄り添っていく二人 事故で両親を亡くした中学生の朝(早瀬憩)。親戚間を《たらい回し》にされそうなところ、何かに突き動かされて決然と引き取ったのが、交流があったわけでもない叔母で小説家の槙生(新垣結衣)だった——。ヤマシタトモコのコミックを映画化した「違国日記」は、二人の同居を描いていく。 とはいえ一般的な〝交流〞のイメージは馴染まない。朝は感じやすい十代、槙生はコミュ障がちな三十代で、ぎこちないスタートは当然。しかも槙生は〝真っ当〞だった姉、すなわち朝の母と衝突し、嫌ってきた。朝を愛せるかもわからず、「あなたの感情も、私の感情も、自分だけのものだから、分かち合うことはできない」と伝える。朝は面食らうが、槙生を非情や非道などとラベリングするなかれ、正直で芯が強く、朝に真っすぐに向き合う。安い道徳を盲信した〝感動作〞のキャラとは一線を画する、孤独な誇り高さに打たれる。 そんな槙生がまとう殻に、無邪気な好奇心で接していく朝。大人のイメージを叔母に打ち砕かれ、高校でえみり(小宮山莉渚)ら同級生のさまざまな顔に触れ、軽音楽部で創作に目覚める。槙生と友人の奈々(夏帆)に呼ばれ、川の向こうからベースギターを背負って小走りでやってくるワンショット。心弾ませて訪れた槙生のサイン会で、槙生のかつての恋人・笠町君(瀬戸康史)の姿を認め、彼とは反対側へそそくさと立ち去る姿。戸惑いながら世界を発見していくその尊さに、思わずため息が出る。ガッキーの魅力は言わずもがな、新人の早瀬憩は大いなる発見。創意と的確さが引き合う瀬田なつき監督の演出はさすが。 叔母と姪、大人と子ども、そんな分類を誰が決めた? 槙生は槙生、朝は朝、そして槙生と朝だ。たらいは回され回り、垣根を越えていく。そして転覆したら、晴れ間が広がった。 文=広岡歩 制作=キネマ旬報社(「キネマ旬報」2024年7月号より転載) https://www.youtube.com/watch?v=miYfKfuMX7M&t=1s 「違国日記」 【あらすじ】 両親を交通事故で亡くした15歳の朝。葬儀の席で親戚らが心ない言葉を投げる中、叔母の槙生は言い放つ。「あなたを愛せるかどうかはわからない。でも私は決してあなたを踏みにじらない」。こうしてほぼ初対面ながら二人の同居が始まるが、槙生は人見知り、朝は人懐こく素直とまさに対照的で、戸惑いの連続。それでも少しずつ距離を縮めるが……。 【STAFF & CAST】 監督・脚本・編集:瀬田なつき 出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、瀬戸康史、小宮山莉渚 ほか 配給:東京テアトル、ショウゲート 日本/2024年/139分/G 6月7日(金)より全国にて順次公開 ©2024「ディア・ファミリー」製作委員会 公式HPはこちら  
  • 私たちの過去と現在をつなぐ“記憶”。もし、何かの理由でそれが失われてしまったら、自分自身に対する認識や周囲の人々との関係は、どんなふうに変わっていくのだろうか。「かくしごと」は、記憶をなくしつつある父と、記憶をなくしてしまった少年との間で葛藤する主人公の心の変化を見つめる、静かで緊張感のあるヒューマン・ミステリーだ。 交通事故の被害者を“息子”として家に置く主人公 長く疎遠だった父・孝蔵(奥田瑛二)の認知症が進んでいるとの知らせを受け、彼が一人暮らしをしている山間の一軒家にやってきた絵本作家・千紗子(杏)。父に対してわだかまりを抱えている彼女は、介護体制を整えすぐにでも元の生活に戻ろうと考えていたが、ある夜、旧友である久江(佐津川愛美)が運転していた車が路上で少年をはねてしまう。彼を家に連れ帰り、体に虐待の痕を見つけた千紗子は親を探すことをためらう。さらに、彼が記憶を失っていることに気付くと、少年に対して名前は「拓未」で自分が母親であると嘘をつく。 「生きているだけで、愛。」(18)の関根光才監督が北國浩二の小説『噓』を映画化した本作。原作を読み、「個人的にチャレンジしたい題材だと思った」という関根監督は脚本の改稿を重ねる中で映画独自のラストシーンを生み出し、さらにタイトルも『嘘』から「自分の胸の内にしまっていること」をイメージさせる「かくしごと」へと変更した。 美しい自然の中での奇跡のような時間 CMやMV、さらに「太陽の塔」(18)、「燃えるドレスを紡いで」(24)といったドキュメンタリー映画と、多彩な作品を発表してきた関根光才監督。今を生きる若者たちのままならない日常をリアルに描いた前作「生きているだけで、愛。」に続き今作では、子どもと高齢者の問題へと目を向けている。主人公・千紗子は父が認知症によって自分を忘れてしまったことによってそれまで確執のあった彼をようやく受け入れ、“息子” 拓未と3人で、改めて家族として、束の間の穏やかな時を過ごすようになる。 神奈川県の相模原で見つけたという孝蔵の家を取り巻く山の緑と、孝蔵が畑で育てているトマトの赤が美しく、日本の夏の原風景のような心地よさを感じさせる。山を見渡せる縁側に座った千紗子はどんな思いを抱いていたのだろうかと考えさせられる。 杏と奥田瑛二が親子役で共演 心に傷を抱えたまま生きてきた千紗子を演じているのは、「キングダム 運命の炎」や「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」(共に23)といった大作への出演が続いている杏。自身も子どもを持つ母親として「普段ニュースを見る中で、いろんな環境にいる子どもたちに対する想いが年齢を重ねて変わってきたので、その想いを反映できると感じました」と、今作への出演を決めた理由を語っている。その言葉通り、突然、目の前に現れた少年との出会いをきっかけに「常識破り」とも思えるような行動に走る千紗子の感情の動きを繊細に見せている。 千紗子と久しぶりに会ったものの、娘だと認識できなくなってしまった孝蔵役は俳優としての豊富な経験はもちろん、監督としても「長い散歩」(06)などの作品のある奥田瑛二。事前に認知症の方々が生活するグループホームを訪ねて研究を重ね、撮影に臨んだという。さらに、千紗子と本当の親子のように暮らしながら、子どもらしさを取り戻していく拓未役をドラマ『舞いあがれ!』(23)の中須翔真、千紗子の友人・久枝を『毒娘』(24)の佐津川愛美、孝蔵の友人で、千紗子の相談相手ともなる医師・亀田を『沈黙の艦隊』(23)の酒向芳が演じている。   “隠し事”を抱えた暮らしの結末は? 認知症の診断が往々にして悲劇的にとらえられるように、私たちの多くは記憶を失うことを恐れながら、日々、年を重ねている。しかし、「かくしごと」に登場する3人の姿を見ていると、記憶の喪失は過去をリセットし、新しい関係を始めるきっかけになりうるのかもしれないと思えてくる。だからこそ千紗子は胸に“隠し事”を秘めたまま、拓未と親子になろうと決めたのだろう。そんな彼女の気持ちがスクリーンの向こうから伝わってくる。   文=佐藤結 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=Z02LORhmJtk   「かくしごと」 6月7日(金)より TOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿他全国順次公開 2024年/日本/128分   脚本・監督:関根光才 原作:北國浩二「噓」(PHP文芸文庫刊) 出演:杏、中須翔真、佐津川愛美、酒向 芳、木竜麻生、和田聰宏、丸山智己、河井青葉、安藤政信 / 奥田瑛二 配給:ハピネットファントム・スタジオ ©2024「かくしごと」製作委員会 公式HP:https://happinet-phantom.com/kakushigoto/