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  • 旅立つキタキツネに歌と踊りを捧げるアイヌの祭祀を捉えた「チロンヌプカムイ イオマンテ」が、4月30日(土)よりポレポレ東中野ほかで全国順次公開。予告編が到着した。     1986年、北海道・屈斜路湖を望む美幌峠で、大正時代から75年ぶりに「チロンヌプカムイ イオマンテ(キタキツネの霊送り)」が行われた。アイヌの人たちもほとんどが知らない幻の祭祀だ。狩猟民であるアイヌの伝統的な考えでは、動物は自らの肉や毛皮をみやげにして人間の国へやってくる。アイヌは、キタキツネをわが子のように可愛がって育てると、やがてイオマンテを行う。祈りを捧げ、歌や踊りで喜ばせ、みやげを背負わせて神の国へ送るのだ。祭祀を司るのは、明治44生まれの日川善次郎エカシ(当時75歳)。祈りの言葉を間違えれば神の怒りを買う。一言一句に魂を込める。     映画は当時撮影したものに2Kレストアを施し、歌、踊り、言葉を35年後に甦らせた。北村監督は「民俗の記録は古いほど原型が残っている。時間の奥に眠っていたアイヌの世界観を現在に引き出した」と語る。人気漫画『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修者である中川裕(千葉大学名誉教授)が、日川エカシ入魂の祈りをすべてアイヌ語で書き起こし、現代日本語訳をつけた。音楽はアイヌのユカラ(叙事詩)やウポポ(歌)を取り入れて活動する豊川容子+nin cup(ニンチュプ)。ボーカルの豊川が本作の語りを務めた。神の国と人間の国をつなぐような豊川の歌声が、心に響く。   [caption id="attachment_10662" align="alignnone" width="850"] ©堤大司郎[/caption] [caption id="attachment_10663" align="alignnone" width="850"] ©堤大司郎[/caption] [caption id="attachment_10664" align="alignnone" width="850"] ©VisualFolklore[/caption]   「チロンヌプカムイ イオマンテ」 監督:北村皆雄 監修・カムイノミ対語訳:中川裕(『ゴールデンカムイ』アイヌ語監修) 語り:豊川容子 音楽:豊川容子+nin cup 司祭者:日川善次郎エカシ 企画・スチル:堤大司郎 制作:三浦庸子 製作・配給:ヴィジュアルフォークロア  HP:https://www.iomantefilm.com/ (1986年撮影/2021年制作/105分/カラー/16:9/DCP・Blu-ray) ※タイトル「チロンヌプ」の「プ」は小文字が正式表記
  • 第74回カンヌ国際映画祭およびBFIロンドン映画祭2021で公式上映。“誰よりも映画を愛する男”が、選りすぐりの111本を紐解くドキュメンタリー「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」が、6月10日(金)より新宿シネマカリテほかで全国順次公開される。予告映像とポスターが解禁された。   「ジョーカー」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」も登場 毎日欠かさず新たな映画を視聴し、総鑑賞本数1万6,000本を超えるという“究極の映画オタク”マーク・カズンズ監督が制作した「ストーリー・オブ・フィルム〜」。映画の環境や表現手法が劇的に変わった2010~2021年の12年間に公開された、ハリウッド・メジャー大作からアートハウス系、知られざる日本未公開作まで規模もジャンルもテーマもさまざまな111本を厳選し、内容や背景を紐解いていく。 予告では111本の一部が登場。DCコミックスの映画化作品でヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた「ジョーカー」、傷つきながらも逞しく生きる少年を描いてオスカーを獲得した「ムーンライト」をはじめ、大ヒットアクション「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、SFの「ゼロ・グラビティ」、フランスの鬼才レオス・カラックスの「ホーリー・モーターズ」まで、近年の名作・話題作の数々を監督独自の視点で解説する様子が切り取られている。「映画は我々の人生を形成する」という言葉も挟まれ、映画賛歌というべき内容だ。     ポスターは、劇場の座席をアイコニックに表現したもの。サイドには登場する映画のタイトルが列挙され、「出かけましょう、銀幕の世界へ。」のコピーとともに、映画の深みへ導くようなデザインとなっている。 ジョーカーとアナ雪が実は… 本編は、「ジョーカー」「アナと雪の女王」という何の関係もなさそうな2作が、実は“解放”という意外なキーワードで共通していることを指摘するオープニングからサプライズの連続。そして〈映画言語の拡張〉〈我々は何を探ってきたのか〉という2部構成で、既成概念に囚われず革新的な映像表現を実践した映画を検証していく。 前述の予告編登場作も含め、改めて引用タイトルを列挙すると、コメディのジャンルからは「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」「デッドプール」、アクションからは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、ホラーからは「ミッドサマー」「イット・フォローズ」といった多彩ぶり。そして、日常の中の夢幻性(「光りの墓」)、斬新な身体表現(「ムーンライト」「ゼロ・グラビティ」)、独特の時間感覚(「コロッサル・ユース」「象は静かに座っている」)、世界を捉える新しい視線(「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」「サウルの息子」)、GoProやスマートフォンといった新世代カメラの使用(「リヴァイアサン」「タンジェリン」)、モーション・キャプチャーなど最先端デジタル技術の導入(「猿の惑星:聖戦記」「アイリッシュマン」)と、テーマ分けも秀逸だ。 「映画をもっと深く知りたい」「未知の映画を発見したい」と願うすべての観客を、壮大な冒険旅行へ誘う話題作、期待したい。   「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」 監督&ナレーション:マイク・カズンズ「オーソン・ウェルズの目」(18) 2021年/イギリス/英語/167分/ビスタ/5.1ch/カラー 原題:The Story of Film : A New Generation 配給:JAIHO 公式サイト:storyoffilm-japan.com Twitter:@JaihoTheatre
  •  2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げる定期連載記事を、本キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時配信いたします。  衛星劇場の協力の下、みうらじゅんがロマンポルノ作品を毎回テーマごとに紹介する番組「グレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の過去の貴重なアーカイブから、公式書き起こしをお届けしたします。(隔週更新予定) 2016年2月放送「体育会系」  どうも、みうらじゅんと申します。「グレイト余生映画ショー in日活ロマンポルノ 民俗学入門」今回は「体育会系」でございます。  その時、股間がうずいた… 今宵の教材は、鍛え抜かれた肉体と、不屈の精神を併せ持つ者、アスリート。アグレッシブかつダイナミック、超肉食女子の性欲にコミットする。魂がぶつかり合う異種格闘技戦。その時、新たな歴史が始まる…。  僕は一度もそういった所に属したことはなく、あえて言うならば、一回だけ中3の時でしたっけね、「通信空手」をやっていました(笑)。  体育会系っていうか、それには会がないですね。一人でやっているもんで。「通信空手」は、当時通っていた学園が、ちょっと乱れていたもので、もう僕がね、本当に強くなって学園を変えようと思って、こっそりやってたもんです。いつもこうやって、空手の型を教則本見ながら、しかもボソボソのイラストで、それを見ながらこう、型をやるんです。そこに副読本がついていて、そこに今日の練習の成果っていうのを書くんですよ。「今日は気持ちが集中できなかった」とか書いて、それを月に1回本部に送るんです。しかしね、ようやく一ヶ月くらいした頃に、これは「やってないヤツよりも弱いな」と思ってやめてしまいました(笑)。  世の中には、スポーツの種類がたくさんありますけども。一度も何にも触れたことはない僕が解説するのもなんなんですけど、昭和の思想として、思春期の時期にはよく大人がね「性欲はスポーツで発散出来る。」て言うわけです。  なんかムラムラしていると、「走って来い」とか言われてね。なんとなく走っていたんですけど、全然おさまらないという…。ハッキリ言って全く効果がなかったんですよね。 気持ちのいい汗流しませんか? スポーツと性の関連性  日活ロマンポルノ作品に於いてのスポーツ五箇条、僕なりにちょっと考えてみました。  まず、「コーチと主従関係にある」ということですよね。 「汗をかき、時にはハァハァ言う」ほぼその行為と似たことになるということですね。  「一生懸命、真面目にやる」という事ですよね。そこにいやらしさが生まれてくるんですからね。  「それ用のコスチュームがある」ここ大きいですよね。これ別になくてもいいのに、これには必ずコスチュームがある。  「変な体位をする」これありますよね。決して日常生活ではしたことのない、ポーズを、スポーツの名のもとに平気でできるっていう事ですかね。まあ、こういうことですよね(イラストを出す)  これどうなんですかね?もう『犬神家の一族』(1976年製作 監督:市川崑)のワンシーンですよね。  「厳しく鍛えること」それがいつの間にか、カタカナとひらがなの「シゴく」になったということです。 ドキッ!アスリートだらけのポルノスター夜の大運動会  今回4作品をスタッフが色々と調べ上げてくれました。 アスリートたちの夜の大運動会、どういうセリフを発したか?まとめてみました。別に知らなくてもいいと思いますけど。 <ゴルフ編>『ホールインラブ 草むらの欲情』より  ゴルフ男:「いけね、ホールが水浸しだよ」  ゴルフ女:「じらさないで… 早くホールインワンして…」  ゴルフ男:「それじゃあ、そろそろブラックシャフトを使うか!」  僕一回もゴルフしたことないんですけど、こんな会話されていたんですね。  <剣道編>『団鬼六 美教師地獄責め』より  剣道男:「先生、まぁるいお尻なんか丸見えですよ」  剣道女:「いやっ…」  剣道男:「スキあり!!」  すきみせると、すぐつかれるということですかね。 <プロレス編>『美少女プロレス 失神10秒前』より  プロレス女:「カズオさん…」  プロレス男:「怒らないのかい?実は…メグとはBまでいっていたんだ」  プロレス女:「B…じゃあアタシの勝ちだ!」   よくわからないですね。無理やり拾ってきた台詞としか思えないですね。どんな会話が本当に行われているのか、わからないですけどもね。  それでは「アスリート」特集の4作品を紹介したいと思います。 『ホールインラブ 草むらの欲情』  1979年製作。ゴルフの作品ですね。山口美也子さん主演です。 『聖子の太股 ザ・チアガール』 1982年製作。寺島まゆみさん主演でございます。 『美少女プロレス 失神10秒前』 1984年製作。もうギブアップですよね。プロレスでございます。 『団鬼六 美教師地獄責め』 1985年製作。剣道をあつかった珍しい作品です。真咲乱さん主演でございます。 それでもあなたも、グレイト余生を!   出演・構成:みうらじゅん/プロデューサー:今井亮一/ディレクター:本多克幸/製作協力:みうらじゅん事務所・日活 衛星劇場では、サブカルの帝王みうらじゅんが、お勧めのロマンポルノ作品を紹介するオリジナル番組「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」を放送! ※人気コーナー「みうらじゅんのグレイト余性相談室」では、皆様から性のお悩みや、疑問を大募集! 【日活ロマンポルノ】 日活ロマンポルノとは、1971~88年に日活により製作・配給された成人映画で17年間の間に約1,100本もの作品が公開された。一定のルールさえ守れば比較的自由に映画を作ることができたため、クリエイターたちは限られた製作費の中で新しい映画作りを模索。あらゆる知恵と技術で「性」に立ち向い、「女性」を美しく描くことを極めていった。そして、成人映画という枠組みを超え、キネマ旬報ベスト・テンをはじめとする映画賞に選出される作品も多く生み出されていった。 日活ロマンポルノ公式ページはこちらから   日活ロマンポルノ50周年企画「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の全記事はこちらからご覧いただけます。   過去の「キネマ旬報」記事からよりすぐりの記事を掲載している特別連載【あの頃のロマンポルノ】の全記事はこちらから   日活ロマンポルノ50周年新企画 イラストレーターたなかみさきが、四季折々の感性で描く月刊イラストコラム「ロマンポルノ季候」  
  • 香港の名匠ウォン・カーウァイ監督5作が4Kレストアで新生。8月19日(金)よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、立川シネマシティほかで全国順次公開される。 カンヌ国際映画祭でトニー・レオンが主演男優賞に輝いた「花様年華」(00)の制作20周年を記念し、監督自らの手で過去作を4Kレストアするプロジェクトが遂行された。その中で今回上映されるのは、香港の重慶マンション周辺を舞台に、トニー・レオンと金城武が演じるふたりの警官の失恋とすれ違う恋模様を描く「恋する惑星」(94)、香港のネオン街で織り成される男女5人の恋と青春を描く群像劇「天使の涙」(95)、レスリー・チャンとトニー・レオンが傷つけ合いながらも愛し合う恋人同士を演じた「ブエノスアイレス」(97)、トニー・レオンとマギー・チャンがともに伴侶を持つ身でありながら惹かれ合う男女を演じた「花様年華」、トニー・レオン、木村拓哉、チャン・ツィイー、フェイ・ウォン、コン・リーなどアジアのスターが多数出演するSFラブストーリー「2046」(04)だ。 ウォン・カーウァイは「観客は、その作品を初めて観た時の記憶が強烈に残っているもの。今回のレストアは、単なる焼き直しではなく、新たに生まれ変わった作品と位置づけることにしました。この新しい作品を楽しんでもらいたい」とコメント。 そして「『恋する惑星』と『花様年華』は私のお気に入りのアスペクト比1.66:1で撮影され劇場公開されましたが、ビデオ化の際に1.85:1に修正されました。そこで今回のレストアでは元のアスペクト比に戻しました。『天使の涙』は、元々意図していたスコープサイズに変更しています。当時はスタンダード画面で撮影したものをワイド画面に編集することは不可能でしたが、今回のレストアで実現できました。また、『恋する惑星』は当時存在しなかった5.1ch音声で再構成。『花様年華』もリミックスしています」とこだわりを明かしている。 2019年に火災でオリジナルネガの一部が焼失した「ブエノスアイレス」についても、「(火事が原因で)一部のシーンを短くする必要がありましたが、ほとんどのシーンは以前よりも美しく復元できました」と自信を覗かせた。 「2046」は2004年の初公開以来、18年ぶりの全国公開となる。台本がなく、撮影スケジュールも分からない環境に戸惑いながらも奮闘した、当時30歳の木村から溢れる色気は必見。 ウォン・カーウァイ監督×クリストファー・ドイル撮影の名コンビによるスタイリッシュな映像は、アジア映画のイメージを一新。90年代ミニシアターブームを牽引し、今なお多くのクリエイターに影響を与えている。その魅力を4Kで新発見できるチャンス到来だ。   「恋する惑星 4K」 出演:トニー・レオン、フェイ・ウォン、ブリジット・リン、金城武、ヴァレリー・チョウ 監督・脚本:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル、アンドリュー・ラウ 1994年/香港/原題:重慶森林/英題:Chungking Express/102分/1.66:1/広東語/5.1ch © 1994 JET TONE PRODUCTIONS LTD. © 2019 JET TONE CONTENTS INC. ALL RIGHTS RESERVED   「天使の涙 4K」 出演:レオン・ライ、ミシェール・リー、金城武、チャーリー・ヤン、カレン・モク 監督・脚本:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル 1995年/香港/原題:墮落天使/英題:Fallen Angels/99分/2.39:1/広東語/5.1ch © 1995 JET TONE PRODUCTIONS LTD. © 2019 JET TONE CONTENTS INC. ALL RIGHTS RESERVED   「ブエノスアイレス 4K」 出演:トニー・レオン、レスリー・チャン、チャン・チェン 監督・脚本・製作:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル 1997年/香港/原題:春光乍洩/英題:Happy Together/96分/1.66:1/広東語・中国語・スペイン語/5.1ch © 1997 BLOCK 2 PICTURES INC. © 2019 JET TONE CONTENTS INC. ALL RIGHTS RESERVED   「花様年華 4K」 出演:トニー・レオン、マギー・チャン 監督・脚本・製作:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル、リー・ピンビン 2000年/香港/原題:花樣年華/英題:In the Mood for Love/98分/1.66:1/広東語/5.1ch © 2000 BLOCK 2 PICTURES INC. © 2019 JET TONE CONTENTS INC.ALL RIGHTS RESERVED   「2046 4K」 出演:トニー・レオン、コン・リー、フェイ・ウォン、木村拓哉、チャン・ツィイー、カリーナ・ラウ、チャン・チェン、ドン・ジェ、マギー・チャン 監督・脚本・製作:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル、ライ・イウファイ、クワン・プンリョン 2004年/香港/原題・英題:2046/129分/2.35:1/広東語・中国語・日本語/5.1ch © 2004 BLOCK 2 PICTURES INC. © 2019 JET TONE CONTENTS INC. ALL RIGHTS RESERVED   提供:アスミック・エース、TCエンタテインメント 配給:アンプラグド Twitter:https://twitter.com/wkw4K
  • 二宮和也が2年ぶりに映画主演を務め、〈人生に迷ったダメ男〉×〈記憶をなくしたロボット〉のポンコツコンビの冒険を描いた「TANG タング」が8月11日(木・祝)に公開。第2弾キャストとして満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、武田鉄矢が発表され、特報映像が解禁された。     原作はイギリス発の小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれ、日本でもシリーズ累計発行28万部を超えるベストセラーとなっている。監督は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「フォルトゥナの瞳」の三木孝浩、脚本は『着飾る恋には理由があって』『恋はつづくよどこまでも』の金子ありさが手掛ける。 ゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・春日井健(かすがい けん)、わけあって無職で人生に迷子中。そんな彼の家の庭に突然、記憶をなくした迷子のロボットが現れる。どこから何のためにやって来たのか分からないそのロボットは、“タング”と名乗った。この迷子同士の運命の出会いが、驚きに満ちた大冒険の幕開けだった! まったく息の合わない、ポンコツだけど最強(!?)のコンビが、日本中を笑顔と感動で包み込む。 健(二宮)の妻でバリバリ働く弁護士の絵美を演じるのは満島ひかり。初共演で夫婦役となった二宮との掛け合いが見どころだ。健とタングの行動を監視しているミステリアスな加藤飛鳥役は小手伸也、中国在住のロボット歴史学者・大槻凛役は奈緒。ロボットやAIに詳しい会社員の林原信二を演じる京本大我は、SixTONESメンバーとの共演ではなく単独での本格映画出演はこれが初めて。さらに、健と絵美をそっと見守る健の姉・桜子を市川実日子が、行方知れずのロボット工学第一人者・馬場昌彦博士を武田鉄矢が演じる。第2弾キャストのコメントも到着した。   満島ひかり(春日井 絵美役) 健の妻でバリバリ働く弁護士。不甲斐ない健に苛立ちを募らせている。 実は健に言っていない秘密がある。 のびのびと柔らかく面白い二宮さんの存在と、楽しそうに映画を撮っていて朗らかな三木監督のいる現場で、まるでのび太君としずかちゃんみたいな夫婦を演じました。 タング(ロボット)の出てくる新しい時代の話なのに、かつての怪獣映画を撮影しているかのような、懐かしい気持ちになりました。 どんな作品になっているのか想像がつかないですが、きっと温かく可愛らしい、 二宮さんとタングの冒険映画になっているのだと思います。 ポンコツロボットのタング君、人気者になるといいな。 小手伸也(加藤飛鳥役) 健とタングの行動を監視しているミステリアスな男。 とある極秘プロジェクトに関係している!? 三木監督とは、実は大学の演劇サークルの同期で 彼の世界観に僕のキャラがそぐわなかったのか、暫く疎遠だったんですが(笑) 今回、初めて商業映画で一緒に仕事が出来てとても嬉しかったです。 僕たちも、家庭を持って子供が出来て、改めて子供を育てることや 親の葛藤などを描ける年齢になったのかと染み染み思いました。 「TANG タング」は、ひとりのロボットと、二宮さん演じるひとりの大人が出逢い それぞれの形で成長していく、家族のドラマです。 ご家族で劇場にいらして頂けたら嬉しいです。 奈緒(大槻 凛役) 中国在住のロボット歴史学者。 ネットで見かけたタングに強い興味を示し、健とタングに出会うことに。 初めての中国語のセリフやアクションシーンは緊張しましたが、 二宮さんが励ましてくださって、頑張ることができました! タングと一緒の撮影は本当に新鮮で、とにかくタングが可愛くて。 撮影中も「おはよう、タング!」って声をかけて、ずっと話しかけたりしていました。 近い未来に起こりうる、夢がたくさん詰まった優しいお話。それが「TANG タング」です。 そしてタングがきっと、今の私たちに大切なことを教えてくれると思います。 ぜひ、劇場で楽しんでください。 京本大我(林原信二役) 大企業アトビットシステムズ社の社員。 とても博学でロボットやAIに詳しいが、めちゃくちゃクセが強い。 これまでたくさんの作品で二宮くんのお芝居を拝見していましたが この作品で共演して生のお芝居を見せて頂き、鳥肌が立つような緊張感でした。 今後お芝居をしていく中で、きっとこの経験がすごく生きてくるだろうと思っています。 僕が演じた林原は超がつくくらいナルシストなキャラクターなので、 撮影前から独特な決めポーズやしぐさを何パターンも研究して演技に取り入れています。 そんなところもご覧になって頂ければ嬉しいです。公開をお楽しみに! 市川実日子(野村桜子役) 健の姉で、絵美が働く法律事務所の先輩。 やる気のない弟と後輩の絵美を心配し、そっと見守っている。 健と絵美夫婦を、そっと…時に強めに見守る健の姉、桜子役で参加しました。 脚本を読んだ時、ロボットとひとの友情という可愛らしいお話の中に、 ドキッとするメッセージが潜んでいるようにも思えました。 そして、キャストのお名前を聞いた時のなんだかワクワクする意外性から、 このチームが乗ろうとしている風のようなものがふっと見えた気がしました。 公開を楽しみにしていただけたらうれしいです。 武田鉄矢(馬場昌彦役) ロボット工学の第一人者だったが、 ある大きな事件が原因で、その後は行方知れずになっている。 人間の生活にロボットが入ってくる、そんな未来の物語。 すでに社会の中にロボットはたくさんいて、もはやそれは単なる機械ではない時代。 私たちがロボットに求めるものは、もうテクノロジーだけではないのでしょう。 「ロボットが友人になりうる可能性」。それこそがこの作品のテーマであり、 そこに向かってロボットを作っていく時代なのではないでしょうか。 「TANG タング」は、日本人の感性でロボットにヒューマニズムを込めた作品です。 ぜひ劇場に足を運んで頂ければ幸いです。   特報映像は、草原でポンコツロボットを見つけた健、そして声をかけられて驚きひっくり返ってしまうタングを捉えたシーンから始まる。健を認識したタングは「タ~ング!」と嬉しそうに自己紹介し、きゅるきゅると潤んだ瞳で健を見上げる。これが健とタングの出会いだった。そこから健とタング、ポンコツ同士の世界を巡る物語が幕を開ける。 タングと手をつなぎ、しっかりと前を見据えて歩く健。そんな健を見上げるタング。二人の“迷子”が見つけた人生の宝物とはいったい何か? 健の涙のワケは? 大冒険に胸が躍る。   「TANG タング」 出演:二宮和也、満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、武田鉄矢 原作:デボラ・インストール『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(松原葉子訳/小学館文庫) 監督:三木孝浩 脚本:金子ありさ 配給:ワーナー・ブラザース映画 コピーライト:Based on “A ROBOT IN THE GARDEN” by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. ,Tokyo ©2022映画「 TANG 」製作委員会 公式サイト:tang-movie.jp

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