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  • 『愛の不時着』のイ・シニョン、EXOのシウミン、MONSTA Xのチェ・ヒョンウォン、『ザ・ファビュラス』のチェ・ウォンミョン、『ひかり男子高生徒会』のイ・セオン共演により、解散に追い込まれたアイドルグループ〈サンダーボーイズ〉の5人が経営難のマート(スーパーマーケット)を再建していくさまを描いた韓国ドラマ『社長ドル・マート』。 12月18日(水)のDVD-BOX発売(レンタルDVDは12月4日よりスタート)に合わせて、キャストのインタビューが到着した。ドラマの見どころから裏話まで、親しみたっぷりに紹介。今すぐマートへ、5人に会いに行きたくなる!     色とりどりの元アイドルが競演 ──まずはそれぞれのキャラクターと、意識した演じ方を教えてください。 シニョン(ホラン役) グループの兄貴だけど、まだ未熟で、もっと大人になろうと頑張るところがホランの一番の魅力だと思います。リーダーとしての見せ方に悩みましたが、形にするよりも常にそういう考えを持って臨もうと判断しました。それを視聴者は自然体として受け入れてくれると信じています。演技とは内面から出てくるものだと思うので。 シウミン(テホ役) テホは分別がなくてお節介だけど情が深く、愛されながら不自由なく育ったから世情を知りません。マート運営での事件や事故は、すべてテホが未熟さゆえに巻き起こしますが、一つずつ乗り越えます。温かみのある人物です。 ヒョンウォン(イジュン役) イジュンは周囲にエネルギーを与える前向きな人物です。少しおバカですが、彼の真心は最後にちゃんと伝わります。また、テンションが普通の人の倍なので、明るく振る舞いました。MONST Xではジュホンとミニョクのテンションが高いのですが、イジュンはその二人を混ぜた感じですね。 ウォンミョン(ヨンミン役) ヨンミンは一番純粋で、ロマンス展開も魅力です。また、一人だけ方言を喋りますが、私は方言と無縁なソウル出身なので、監督や脚本家に色々聞きながら研究しましたね。努力の甲斐あって、撮影地のイェサンで食堂に行ったら住民の方々に「ネイティブか?」と言われました。 セオン(サンウ役) グループの末っ子ですが、思慮深く兄さんたちより大人っぽい部分もあります。もちろん末っ子らしい面もたくさんあります。また多才で、歌やギター演奏、ダンスなどができます。髪は可愛く見せたくてくるくるヘアーにしました。   [caption id="attachment_44454" align="aligncenter" width="567"] シニョン[/caption]   ──撮影中の印象的なエピソードは? ヒョンウォン 撮影時はすごく寒かったですが、みんなその苦労を一切出さずに演じていてカッコ良かったです。ホランもテホも台詞が多いのにしっかり準備して、そういう姿も良い刺激になりました。 シウミン みんな大変な状況なのに、楽しくお喋りして温かい雰囲気でした。イェサンがあんなに寒いとは知らなかったです。冬の国でした。 シニョン 私が酔っ払うシーンで、服がどこかに引っ掛かったんです。みんな笑いを堪えていたのに、最後の最後で私が笑ってNGになりました。何でもないことも楽しく笑い合い、みんな仲良くなったなと思いました。 シウミン 本当に楽しい現場でした。 ウォンミョン シニョンは我々を笑わせておいて自分だけクールに装っていたんです(笑)。エピソードと言ったら、それしか思い浮かばない。笑いを我慢するのが一番大変でした。   [caption id="attachment_44456" align="aligncenter" width="567"] シウミン[/caption]   マート経営? 歌手? それとも… ──ドラマと同様に20代前半で挫折を味わったら、今と違う職業を選んだと思いますか? シニョン 深い質問ですね。 シウミン 私は、このメンバーだったら『社長ドル・マート』のようにマートを経営すると思います。 セオン このメンバーで? シウミン そう。みんなをつれてマートやるよ!(笑) ヒョンウォン 我々はちゃんと職業ありますけど? セオン 兄さんにマートやろうって言われたら仕方ないな。 シウミン 一緒にやろうよ。 ウォンミョン 一緒にやることにします。 シウミン 面白そうじゃないですか? ヒョンウォン 何でもできるかも。 シウミン このメンバーだったら何でもできちゃいますから。   [caption id="attachment_44458" align="aligncenter" width="567"] ヒョンウォン[/caption]   ウォンミョン 私は、メンバーたちを見て、自分も歌手になってみたいと思いました。 シウミン アイドルになりたい? ウォンミョン 挫折したら何がしたい?という質問だったので、想像してみました。 シウミン 実は、ウォンミョンは歌がとても上手なんです。 セオン あだ名がチェ・シギョンです(笑)。 ウォンミョン 歌うのは好きですけどね。 ヒョンウォン 上手いよね。 セオン 声が素敵。 シウミン 大学の専攻は歌だったそうです。 ウォンミョン 私の話はここまでにします(笑)。 シウミン はいはい、ここまでにしよう(笑)。   [caption id="attachment_44460" align="aligncenter" width="567"] ウォンミョン[/caption]   シニョン 何かうまくいかなかったら、まずはお金を溜めなきゃいけないですね。資本金が必要…。 シウミン バスケはどう? この間もバスケしましたよね?(笑)(※シニョンがバスケ映画「リバウンド」に出演したことにかけたジョーク) シニョン 一生懸命しました!(笑)。話を戻しますと…まずはお金になることをすると思います。 ヒョンウォン 私はアルバイト経験がそんなにないので…。 シウミン 私もそう。 ヒョンウォン 本当? 私は食堂とかで働いてみたいかも。 シウミン 私はファストフード店で働いてみたかったです。あ、これはカットで(笑)。 セオン 私は会社員をやってみたいです。もちろん大変な仕事だと思いますが、規則的に生きてみたいです。定時に出勤と退勤をして、毎月給料が入るような生活。幸せな会社員になってみたいです。   [caption id="attachment_44461" align="aligncenter" width="567"] セオン[/caption]   「もうすぐ皆さんのもとに行きます!」 ──サンダーボーイズが日本でデビューするとして、日本の皆さんにコメントをお願いします。 シニョン 何も分からなかった自分がこの作品でたくさん学びましたし、皆さんにもこの作品ならではの感性をたくさん感じていただけると嬉しいです。単なる物語ではなく、成長の話です。失敗するかもしれないけれど、きっと立ち直れると思っていただければ。 全員 ちょっと違う〜! (記者:皆さんは今、サンダーボーイズですよ) シニョン あ、そうか。やり直します!(笑) ヒョンウォン これからのドームツアー、ご期待ください。素敵な曲と共に皆さんに会いに行きます! シウミン サンダーボーイズが初めてドームツアーを行います。まだまだ足りない僕らですが、皆さんの応援と僕らの情熱でステージをいっぱいにしましょう。期待してください! ウォンミョン もうすぐ皆さんのもとに行きます。少しだけ待ってね! セオン チケットは9月15日にTVINGで販売開始です。(※韓国での初放送が9月15日だった) シウミン それからペンライトですが、メンバーそれぞれの色があります。僕は青で、サンウは黄色、ホランはピンク、ヨンミンは緑、イジュンは赤です。誰の色が一番多いのか、楽しみですね。 シニョン 頑張ります!     制作=キネマ旬報社   https://www.youtube.com/watch?v=si89aQp-2WI   『社長ドル・マート』DVD ■レンタル 開始日:12月4日 全5巻/全10話/各巻2話収録/日本語字幕/PCBG-73671~73675 ■セル 全2BOX/全10話/日本語字幕 発売日:12月18日 ・DVD-BOX1 価格:¥16,500(税込)PCBG-61930 収録内容:本編3DISC(第1話~第6話収録) 封入特典:8Pカラーブックレット ・DVD-BOX2 価格:¥16,500(税込)PCBG-61931 収録内容:本編2DISC+特典DISC(第7話~第10話/特典映像収録) 映像特典:95分  メイキング映像 愉快な撮影風景①~③  スペシャルインタビュー  ・イ・シニョン(ホラン役)  ・シウミン(テホ役)  ・チェ・ヒョンウォン(イジュン役)  ・チェ・ウォンミョン(ヨンイン役)  ・イ・セオン(サンウ役)  ・グループインタビュー  (イ・シニョン、シウミン、チェ・ヒョンウォン、チェ・ウォンミョン、イ・セオン) 封入特典:8Pカラーブックレット 発売元:ポニーキャニオン ©2023 The Great Show・PONY CANYON 詳細はこちら
  •   第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説を原作に、キャストに堺雅人と井川遥を迎えて35年越しの恋愛を紡いだ「平場の月」が、2025年秋に全国公開される。     妻と別れて地元に戻り、印刷会社に再就職して慎ましく暮らす青砥(堺雅人)。夫と死別し、パートで生計を立てる須藤(井川遥)。ともに独り身となり人生経験を積んだ二人は、中学生時代以来35年ぶりに再会し、意気投合する。 ある日、アパートの部屋から月を眺めていた須藤は、何を考えていたのか青砥に問われて答える。 「夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね。ちょっと」 50歳にして初めて、自然に惹かれ合うようになった二人。やがて未来のことも話すようになるのだが……。 堺の映画主演は「DESTINY 鎌倉ものがたり」以来8年ぶり。監督は「花束みたいな恋をした」の土井裕泰、脚本は「ある男」の向井康介が担当。土井監督は撮影現場での両キャストについて、「堺さんは、原作や台本もボロボロになるまで読み込んで、情報をすべて取り込んでいるが、最後は削ぎ落して、そのまま立っている感じがします。現場で堺さんのお芝居を見て、青砥ってこういう人なんだと教えられるような、青砥をわかっていくことが多いです。青砥という人が堺さんの中にあると思いますが、こちらの要求にも柔軟に対応してくれ、堺さんと役を作っていくのが本当に楽しいです」「井川さんとは、以前ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲〜』でご一緒した際に、この須藤のような“太いところがある人”と感じていました。須藤は一筋縄ではいかない難しい役です。須藤のシーンを撮影する度に井川さんとお互いに持ち寄って、見つけながらやっているような感じです」と語っている。リアルで切ないラブストーリーに注目だ。   〈コメント〉 堺雅人 青砥役のオファーをいただき、原作を読みましたが、原作小説の世界が素晴らしく、豊かなので、ぐいぐいと引き込まれ、何度も何度も読み返しました。今回、原作に登場する場所で撮影し、いち原作ファンとしては聖地巡りのような、本当に夢のような日々が始まったなと感じています。 僕が演じる青砥は井川さん演じる須藤あっての青砥だと思っています。撮影が始まり、役としての井川さんと出会って、須藤の横にずっといたいなという気持ちが強くなりました。また、土井監督は大学の演劇研究会の先輩にあたり、ずっとご一緒したかったので、今回念願叶ってとなります。土井監督は物腰が柔らかく、丁寧に説明してくださり、役者が伸び伸びと動けるようにしてくださる印象です。これから撮影が続きますので、監督のおっしゃった通りに動きたいと思っています。 井川遥 須藤は青砥と再会したことによって、そこから慎ましやかだけれども気持ちが少しずつ膨らんでいく。この2人を応援したくなりました。私自身、この年齢になったからこそわかる気持ちが原作の中に溢れていて、温かさや切なさも同時にあるこの本を愛おしく感じました。 今回、私が演じる須藤は自分の弱さを見せまい、寄り掛かることをよしとしない覚悟を持って生きている人です。須藤の芯の強さ、意地らしさ、今ささやかな幸せを噛みしめている感じ、それら彼女の持っているものを大切に演じたいと思いました。堺さんは懐が深く、温かくて包み込んでくれるような方です。年齢を重ねてまたご一緒できること楽しみにしていました。土井監督とは今回2作目になりますが、大変嬉しく思っています。その役の持っているもの、滲み出てくるものなど丁寧に教えてくださるので、監督についていきたいと思います。 原作者・朝倉かすみ 「平場の月」はわたしにとって初めての映像化作品になります。 もちろん映像化というものへの関心はありました。それは著作が異なるメディアで展開されるのを観てみたい、という圧倒的なミーハー魂と、わたしがひとりで書いたものを、わたしではない人たちがチームを組んで表現したらどんなふうになるのだろう、という純然たる好奇心の混ざり合ったものでした。 ミーハー魂は、「ピッタリ!」のキャストやスタッフを妄想させ、好奇心は、わたしが紙やモニタなどの平面に文字で描いたシーンが立体となったときの驚きや喜びを想像させました。シーンといっても具体的なものではなく、わたしが書くときに大事にしている三つ(ディティールと、実感と、イノセンス)が感じられるかどうかがポイントでした。 そんな我儘すぎるあれこれが、どんどん「ほんとう」に—それはもう思った以上に「ほんとう」に—なっていく不思議を、今、味わっている最中です。   「平場の月」 出演:堺雅人、井川遥 原作:朝倉かすみ「平場の月」(光文社文庫) 監督:土井裕泰 脚本:向井康介 製作:映画『平場の月』製作委員会 ©2025映画「平場の月」製作委員会 公式サイト:https://hirabanotsuki.jp/
  •   ひとりぼっちの少年エリオ。ここではない居場所を求め、いつか大好きな宇宙に行けると信じていた。そんなある日、さまざまな星のリーダーが集まる宇宙サミットに、“地球のリーダー”と間違えられて転送されてしまう──。ディズニー&ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」が、2025年夏に全国公開。場面カットと特報映像が到着した。     メガホンを執ったのは、「リメンバー・ミー」(2017)でストーリーアーティストを務めたマデリーン・シャラフィアン、「私ときどきレッサーパンダ」(2022)の監督ドミー・シー、「リメンバー・ミー」で脚本・共同監督を担ったエイドリアン・モリーナの3人。イマジネーション豊かに描かれる、驚きと感動の冒険&成長物語に期待したい。   https://www.youtube.com/watch?v=3dNL-96eDwE   「星つなぎのエリオ」 監督:マデリーン・シャラフィアン、ドミー・シー、エイドリアン・モリーナ 制作:メアリー・アリス・ドラム 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
  •   映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「正欲」「ゴールド・ボーイ」など、話題作を連発している脚本家・港岳彦による初の演劇作品『マルコとグリーンの海』が、2025年1月11日(土)~13(月・祝)まで、東京・神保町のブックカフェ20世紀で上演される。 映画「すばらしき世界」やTVドラマ『真犯人フラグ』などで知られる桜木梨奈と、映画「ケンとカズ」、「誰かの花」などの個性派俳優・カトウシンスケによる二人芝居。港の演劇制作母体「ヒコ・カンパニー」の記念すべき第1回公演となる。 会場であるブックカフェ20世紀の店長であり、『キネマ旬報』誌で長年ピンク映画時評を連載している評論家・切通理作が、桜木に「芝居をやりましょう」と持ち掛けたことから始まったという本企画。切通と桜木から台本執筆を依頼された港は、長年の演劇への想いもあり、これを快諾。敬愛する石井隆監督作品のヒロインでもある桜木が主演するとあって、みるみる構想が膨らみ、新たに演劇の制作母体として「ヒコ・カンパニー」を立ち上げるまでに至ったという。 ちなみにブックカフェ20世紀で演劇が上演されるのは、今回が初めて。桜木にとっても初の舞台主演作となり、「はじめてづくし」の公演となる。 演出を務めるのは、ピンク映画をはじめ数多くの映画で幅広く活躍するベテラン女優の里見瑤子。近年は二人芝居『小鳥の水浴』の主演や演出を務めるなど、舞台でも活躍しており、人物描写やブックカフェという場所をどう使うかなど、その演出手腕に期待がかかる。 さて、気になる芝居の内容だが、基本となるのは、閉店後のとあるブックカフェで一晩を過ごす男女の会話劇。街で出会い、意気投合したルカ(桜木)とハルト(カトウ)。言葉を交わすなかで、次第にお互いの過去を知る。ルカはかつて他者を「害」したことがあり、そこから目をそむけつづけてきた。一方、ハルトは「害」を受けた過去があり、そこから立ち直れないでいた。方向の違う「害」に囚われたふたりは、夜がふけるにつれ、どのように変わっていくのか? 港と言えば、自身が脚本を手掛けた映画が、監督の性加害問題が表面化したことによって公開中止となった事件以来、映像業界における性暴力・ハラスメント問題に真摯に向き合ってきたクリエイターのひとりとして知られる。複雑な力関係が生むこの問題を考えるなかで導き出されたものが、今回の舞台でどう描かれるかにも注目したい。 主催者や出演者のコメント、および開催概要は以下のとおり。 ■主催・劇作家の港岳彦 高校演劇で初めて台本を書いたとき、参考にテネシー・ウィリアムズの『ガラスの動物園』を分析しました。そうか、絵空事でなく、リアルな自分の思いや生活を書いていいのか。自分の家庭のことを赤裸々に書いていいのか。個人的な声をぶつけていいんだ……。お勉強としてシェイクスピアやチェーホフを読んだときには思いもよらなかったことを学びました。 映像作品の脚本を書き始めて20年近く。やっと演劇という原点に戻ります。 桜木梨奈さんとカトウシンスケさんという、ずっと大好きで信頼している俳優たち。2005年に二人芝居『小鳥の水浴』を見て以来、ぼくにとってずっと特別な存在の里見瑤子さん。時には厳しく、時には頼り甲斐のある批評でぼくの拙いキャリアにお付き合いくださっている切通理作さん。 これ以上はない布陣による『マルコとグリーンの海』への船出です! ■主人公・ルカを演じる桜木梨奈 私にとって今回、作品作りの企画段階から携わるのが初! 80分の二人芝居も初! ひたすら喋り続ける会話劇も初! 単独公演の作品では初の主演舞台! 桜木史上初物尽くし。 正直、泡吹き上げちまいそうですが、初めては2度とありませんし、この座組も本作限定なのでぜひ観に来てください! 「一緒に演劇やろう!」と奇跡的なご縁で集まった、この大好きなメンバーとお芝居できる喜びを胸に、高純度のエネルギーであなたをお迎えいたします。 とにかく繋がりたい。お芝居を通して、その空間にいる一人ひとりと一瞬でも一つになれたなら…そんな美しい瞬間を夢見ています。 ■主人公・ハルトを演じるカトウシンスケ 『ある日、敬愛する脚本家・港岳彦さんからメールがきた。「舞台に出ませんか?」僕は港さんの言葉を吐き続ける欲望に負け、膨大な台詞量の舞台に出演することになった。 ちょっとした小さな小さな出会いが人生を変え得るほどの出会いになる。そんな事をいろいろ経験してきて今の自分がある。 良いことも悪いことも様々な要素が今の自分を形成している。余計なものもこびりついているであろう。 僕はまれにその自分という存在の輪郭があやふやになる。 自分ってなんだ? 人は何をもって自分という輪郭を定義しているのだろう? 常にぶつかるこの問いに、この演劇で真っ向から挑むことになる。 呪いも祝福も余計なもの全部ひっぺがしてひっぺがして、真っ暗な其処に手をそっと伸ばしてみよう。 人間の業を優しく抱き寄せながらも激しく激しく魂を剥き出していく二人の人間の身体が、静かに激しくあなたの存在を肯定する。 私が見ている世界とあなたが見ている世界はもちろん違う、そんな当たり前な事を受け入れて肯定する。 そんな演劇ができたらいいなあ。皆様のご来場心よりお待ちしております。   ヒコ・カンパニー 「マルコとグリーンの海」 出演:桜木梨奈、カトウ シンスケ 作:港岳彦 演出:里見瑤子 企画:切通理作(ネオ書房) 制作:古川碧 演奏:小林ヤスタカ スチール撮影:早坂伸 宣伝美術:小川由華 絵:「マレッティモ島の海」小林泰寛(アトリエブラヴォ) 上演時間:90分 主催・プロデュース:ヒコ・カンパニー 協力:TaKETEAM、ADONIS A ◎会場:ブックカフェ20世紀(運営ネオ書房) 東京都千代田区神田神保町2-5-4 開拓社ビル 2F 地下鉄神保町駅(半蔵門線/都営新宿線/都営三田線)のA1出口より ◎料金(自由席) 学生2500円+1drink 一般3500円+1drink 障害者割引 1500円+1drink ※当日券は+500円 ※第一種障害者手帳をお持ちの方は付き添いの方1名のみ無料となります。 ◎日程:2025年1月11日(土)、12日(日)、13日(月・祝) (各13:00/18:00・全6回公演) ※13日は舞台手話通訳あり ◎チケット取扱・問い合わせ: ・こりっちチケットフォーム ・ブックカフェ20世紀:03-5213-4853 kirira@nifty.com
  •   ドストエフスキーの同名小説を原作に、ロベール・ブレッソンがセーヌ川に架かるポンヌフで出会った男女の恋を紡いだ「白夜」(1971)が、4Kレストア版となって3月7日(金)よりユーロスペース、角川シネマ有楽町ほか全国で公開される。ポスタービジュアルと場面写真が到着した。     画家のジャックはある夜、ポンヌフで思い詰めた様子のマルトと出会う。翌晩、二人は素性を語り合う。孤独なジャックは、理想の女性との出会いを妄想してはそれをテープレコーダーに吹き込んでいた。マルトは恋した相手に「結婚できる身分になったら一年後に会おう」と去られており、その日がちょうど“一年後”だった。 マルトに熱い気持ちを抱きながらも、その相手と出会えるよう支えるジャック。だが三夜目になっても相手は現れず、マルトもジャックに惹かれ始めていた。そして運命の第四夜……。 2012年に日本でのみ35mmニュープリントで上映された「白夜」が、4Kレストア版で新生。70年代パリの街並み、演技初体験だったギヨーム・デ・フォレ(ジャック役)とイザベル・ヴェンガルテン(マルト役)の瑞々しさと装い、セーヌの恋人たちをうっとりさせる歌と音楽、漆黒の川面を行く眩い観光船など、珠玉のシーンの数々を繊細さを増した映像で味わいたい。     「白夜」 監督・脚本:ロベール・ブレッソン 原作:ドストエフスキー 撮影:ピエール・ロム 録音:ロジェ・ルテリエ 美術:ピエール・シャルボニエ 編集:レイモン・ラミ 出演:ギヨーム・デ・フォレ、イザベル・ヴェンガルテン、ジャン=モーリス・モノワイエ 1971年/フランス・イタリア合作/フランス語/カラー/1.66:1/モノラル/83分 原題:Quatre Nuits d'un rêveur 日本語字幕:寺尾次郎 配給:エタンチェ、ユーロスペース © 1971 Robert Bresson