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フェイス/オフ
凶悪犯とFBI捜査官がお互いの顔を入れ替えて戦うという、異色の設定のアクション大作。監督は「男たちの挽歌」などで香港ノワールの一時代を築き、ハリウッドに渡ったジョン・ウー。「ブロークン・アロー」に続く本作は、荒唐無稽なアイディアを、ド派手な銃撃戦と抒情溢れる描写で見せ、「ヴァイオレンスの詩人」の異名をとる、彼の集大成とも言える仕上り。製作はデイヴィッド・パーマット、バリー・オズボーン、テレンス・チャン、クリストファー・ゴッドシック。製作総指揮は「ゴースト&ダークネス」の俳優マイケル・ダグラスと彼と共にダグラス-ルーサー・プロを設立したスティーヴン・ルーサー、「マイケル」のジョナサン・D・クレーンの共同。脚本は『ダークマン3』(V)のマイケル・コラーリーと「マスク」のマイク・ワーブ(共に共同製作も)。撮影は「ダイ・ハード2」「トゥー・デイズ」のオリヴァー・ウッド。音楽はTVシリーズなどの作曲で活躍するジョン・パウエルで、『オズの魔法使』が銃撃シーンで効果的に使用される。美術は「ヒート」のニール・スピザック。編集は「ザ・ファン」のクリスチャン・ワグナー。衣裳は「ゴースト・アンド・ダークネス」のエレン・ミロジニック。特殊メイクはケヴィン・イェイガー。内面的なひとり二役という難しい役柄に挑戦した主演のふたりには、「ブロークン・アロー」に続いてウーと組んだ「マイケル」のジョン・トラヴォルタと、「コン・エアー」のニコラス・ケイジ。共演は「クルーシブル」のジョアン・アレン、「バウンド」のジーナ・ガーション、舞台・TVで活躍するアレッサンドロ・ニボーロ、「ミセス・パーカー ジャズ・エイジの華」(出演)「ミルドレッド」(監督のみ)のニック・カサヴェテスほか。60点 -
スポーン
愛する妻と再会するために魂を地獄の王に売り渡して復活した男の復讐を描いた近未来SF。全米で大ヒットした同名コミック(メディアワークス刊)の映画化。原作はマーベルコミック界の第ひとり者トッド・マクファーレン(製作総指揮もアラン・C・ブロムクイストと兼任)。本作がデビューの監督のマーク・ディッペ(「T2」「ジュラシック・パーク」の視覚効果担当)、製作のクリント・ゴールドマン(「マスク」ほか)、特殊効果監修のスティーヴ・ウィリアムズ(「T2」ほか)ら以下、「マーズ・アタック!」などの特撮を手掛けるILMのスタッフによる、実写以上の迫力とリアルさでつくりあげられた鮮烈な映像が見もの。脚本はアラン・マッケロイ。撮影は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のギレルモ・ナヴァロ。音楽は「ザ・クロウ」のグレアム・レヴェル。使用曲としてテクノ系とスラッシュメタル系がコンビを組んだ異色のサウンドトラックが全編を彩る。美術は「アサシン」「レリック」のフィリップ・ハリソン。編集は「クロウ 飛翔伝説」のマイケル・N・クーンとトッド・ブッシュ。タイトルバック・デザインは「セブン」「ミミック」のカイル・クーパー。主演は「バッド・デイズ」のマイケル・J・ホワイトで本作が初主演。共演は「アメリカン・プレジデント」のマーティン・シーン、「ロミオ&ジュリエット」のジョン・レグイザモ、「ノーマンズ・ランド」のD・B・スウィーニー、「エクソシスト3」のニコル・ウィリアムソン、「ガール6」のテレサ・ランドルほか。 -
ブレーキ・ダウン
ドライブの途中、見知らぬ場所で愛妻を誘拐された男の奪回劇を描いたサスペンス・カーアクション。スティーヴン・スピルバーグの「激突!」やロバート・アルドリッチの「北国の帝王」を彷彿とさせる演出を見せた監督は、これが劇場用映画となるジョナサン・モストウ。脚本は、モストウの原案を基に彼とサム・モンゴメリーが共同で執筆。製作は「ドラゴンハート」のディノ・デ・ラウレンティスと彼の娘で「バウンド」のマーサ・デ・ラウレンティス。撮影は「心の指紋」のダグ・ミルサム、音楽は「コナン・ザ・グレート」のベイジル・ポールドゥーリス、美術は「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」のヴィクトリア・ポール、編集は「トータル・リコール」のデレク・ブレシンと「ロビン・フッド」(91)のケヴィン・ステット、衣裳は「恋のゆくえファビュラス・ベイカー・ボーイズ」のテリー・ドレスバッハ、スタント・コーディネーターと第二班監督は「氷の微笑」のジェームズ・アーネットが担当。主演は「エクゼクティブ デシジョン」のカート・ラッセル。共演は「イベント・ホライゾン」のキャスリーン・クインラン、「ニクソン」のJ・T・ウォルシュ、「コン・エアー」のM・C・ゲイニー、「イベント・ホライゾン」のジャック・ノーズワーシーほか。 -
エグゼクティブ・ターゲット
テロリストに大統領誘拐を強制された男の奮戦を描くアクション。監督はジョゼフ・メルヒ。脚本はジェイコブセン・ハートとデイトン・キャリー(助演も)。出演は「裏切り」のマイケル・マドセン、「ジャッカー」のロイ・シャイダー、「クイック&デッド」のキース・デイヴィッドほか。 -
ピースメーカー
消えた核の行方を巡り、世界的な規模で展開するハイテク・サスペンスアクション。監督のスティーヴン・スピルバーグ、パラマウント映画やタッチストーン・ピクチャーズ出身のプロデューサーのジェフリー・カッツェンバーグ、ゲフィン・レコードの代表であるデイヴィッド・ゲフィンの3人が共同で設立して話題を呼んだエンターテイメントの総合会社、ドリームワークスKSG社(3人のイニシャル)の第1回映画作品。監督にはTVドラマ『ER 緊急救命室』の女性監督ミミ・レダーが抜擢され、劇場用長編映画のデビューを飾った。米国のジャーナリスト、アンドリューとレスリーのコクバーン夫妻の旧ソ連における核燃料物質の密輸に関する取材に基づき、「クリムゾン・タイド」のマイケル・シーファーが脚本を執筆。製作は「ツイスター」「メン・イン・ブラック」のウォルター・パークスと「シンドラーのリスト」のブランコ・ラスティグ。製作総指揮は「ツイスター」「メン・イン・ブラック」のローリー・マクドナルドと「わが街」「ワイアット・アープ」のマイケル・グリロ。ニューヨーク、スロヴァキア、マケドニアとスケールの大きなロケをこなした撮影は「ザ・マシーン 私の中の殺人者」のディートリッヒ・ローマン、音楽は「ザ・ロック」のハンス・ジマー、美術は「キルトに綴る愛」のレスリー・ディレイ、編集はデイヴィッド・ローゼンブルーム、衣裳は「マイ・ガール2」のシェリー・コマロフが担当。主演は「素晴らしき日」『ER』のジョージ・クルーニーと「ある貴婦人の肖像」のニコール・キッドマン。共演は「シャイン」のアーミン・ミューラー=スタール、「ミッション:インポッシブル」のマーセル・ユーレス、「ハイヤー・ラーニング」のランドール・バティンコフ、ロシアの演劇界で活躍するアレクサンダー・バルエフ、同じくクロアチア演劇界で活躍するレネ・メドヴェセクほか国際色豊かな顔ぶれ。80点 -
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 維新志士への鎮魂歌
明治期を生きる伝説の剣士・緋村剣心と、明治政府転覆を企む維新志士たちの闘いを描いた長編時代劇アニメーション。テレビ・シリーズの好評を受けて作られた劇場版である。監督はテレビ・アニメ『赤ずきんチャチャ』の辻初樹。『週刊少年ジャンプ』連載の和月伸宏の同名人気コミックを、「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪特急!まぼろしの汽車」の大橋志吉が脚色している。主人公の声を演じるのは、同作のテレビ・シリーズと同じく「ブラック・ジャック」の涼風真世。共演に「GOING WEST 西へ…」の藤谷美紀、「THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の宮村優子ほか。 -
エアフォース・ワン
“空飛ぶホワイトハウス”の異名を取る合衆国大統領専用機を舞台に、機をハイジャックしたテロリストたちに単身戦いを挑む大統領の活躍を描いたサスペンス・アクション。監督は「U・ボート」「アウトブレイク」のウォルフガング・ペーターゼン。撮影は「スリーパーズ」のミヒャエル・バルハウス、音楽は「エグゼクティブ デシジョン」のジェリー・ゴールドスミス。本物と同じ747型旅客機をベースに、内部を見事に再現した美術は「トータル・リコール」「ロボコップ」のウィリアム・サンデル。編集は「ザ・ロック」のリチャード・フランシス=ブルース、視覚効果監修は「スター・ウォーズ」シリーズのリチャード・エドランド。主演は「デビル」のハリソン・フォード。共演は「フィフス・エレメント」のゲイリー・オールドマン、「101」「マーズ・アタック!」のグレン・クローズ、「コリーナ、コリーナ」のウェンディ・クルーソン、「リトル・プリンセス」のリーセル・マシューズ、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシー、「U・ボート」「イングリッシュ・ペイシェント」のユルゲン・プロホノフほか。68点 -
沈黙の断崖
有毒廃棄物を不当投棄する巨大企業の陰謀に挑む、環境保護調査官の活躍を描いた西部劇調のサスペンス・アクション。「グリマーマン」のスティーヴン・セガールが製作・主演を手掛け、今回は得意のマーシャル・アーツを生かしたアクション・シーンのほか、挿入曲の作曲とギターの腕前も披露している。日本公開にあたり、「沈黙」シリーズ完結篇と銘打たれたが、「沈黙の戦艦」と「暴走特急」を除いて個々の作品の物語や登場人物に関連はない。監督は『ER/緊急救命室』などを手掛けたTV界のベテランで、これが初の劇場用映画のフェリックス・エンリケス・アルカラ。原案・製作総指揮は「理由」のジェブ・スチュアート、脚本はスチュアートとTV『オン・ジ・エアー』のフィリップ・モートンの共同。製作はセガールとパートナーのジュリアス・R・ナッソ。撮影は「メジャーリーグ2」のトム・ホートン、音楽は「ザ・ロック」のニック・グレニー=スミス、美術は「ジョーズ」「未知との遭遇」のジョー・アルヴェス、編集は「沈黙の戦艦」「沈黙の要塞」のロバート・A・フェレッティ、衣裳は「フリントストーン/モダン石器時代」のロザンナ・ノートン。共演は「バッドボーイズ」のマーグ・ヘルゲンバーガー、「潜望鏡を上げろ」のハリー・ディーン・スタントン、「ザ・ターゲット」のスティーヴン・ラング、「天国の門」のクリス・クリストファーソン、ロックグループ〈ザ・バンド〉のドラマーで、「フィーリング・ミネソタ」などの出演作もあるリヴォン・ヘルムほか。また音楽好きのセガールらしく、マーク・コリー、ランディ・トラヴィス、トラヴィス・トリット、そして伝説的な歌手ロレッタ・リンの双子の娘パッツィとペギーらが出演している。80点 -
コン・エアー
凶悪犯たちにハイジャックされた囚人犯専用の護送機で、孤立無援の戦いを挑む男の活躍を描いた航空パニック・アクション。特異なシチュエーションとキャラクターが織りなすストーリーとアクションのおもしろさ、爆破シーンの迫力が見どころ。監督は音楽ビデオやCMの演出家として活躍し、これが初の劇場用長編となるサイモン・ウェスト。脚本は「デンバーに死す時」「ビューティフル・ガールズ」のスコット・ローゼンバーグのオリジナル。製作は「ザ・ロック」のジェリー・ブラッカイマー、音楽は「スピード2」のマーク・マンチーナと「グリマーマン」のトレヴァー・ラビンの共同。主演は「ザ・ロック」のニコラス・ケイジ、「訣別の街」のジョン・キューザック、「狼たちの街」のジョン・マルコヴィッチ。共演は新星モニカ・ポッター、「トゥリーズ・ラウンジ」のスティーヴ・ブシェミ、「素顔のままで」のヴィング・レイムズ、「キルトに綴る愛」のミケルティ・ウィリアムソン、「悪魔たち、天使たち」のレイチェル・ティコティン、「ウェールズの山」のコーム・ミーニーほか。80点 -
破壊王 DRIVE
人間の肉体能力を増幅させるハイテクマシンをめぐって繰り広げられる戦いを描いた、日米合作の肉体派アクション・コメディ。監督は「ガイバー」のスティーヴ・ワン。脚本はスコット・フィリップス。撮影をマイケル・G・ウォジェハウスキーが担当している。主演は「D.N.A. II」のマーク・ダカスコス。