ほから始まるものでの検索結果
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ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん
東京で働くテレビディレクターの信友直子が、広島県呉市で暮らす認知症をわずらった80代の母と、そんな母を支える90代の父にカメラを向け、20万人の観客を得る大ヒットとなったドキュメンタリー「ぼけますから、よろしくお願いします。」(18)の続編。認知症が進み、脳梗塞を発症した母は入院を余儀なくされる。父は毎日、母の手を握って「元気になって家に帰ろう」と励まし続ける。前作で95歳にして初めてリンゴの皮をむいた父は、続編では100歳を前にして各段に家事の腕が上がり、母の介護を担うべく筋トレを始める。少子化や老老介護、終末医療など日本の高齢化社会の深刻な問題を含みながらも、愛情あふれる夫婦の姿が活写される。信友直子は、冷静さを要する作り手の立場と、感情的にならざるをえない一人娘としての立場の葛藤を乗り越えて、どの家庭にも起こりうる「宿命」と向き合い、普遍的な物語を綴った。 -
訪問、秘密の庭
1980年代以降、芸術の表舞台から姿を消したスペインの画家イサベル・サンタロの現在を彼女の姪であるイレーネ・M・ボレゴが記録したドキュメンタリー。10月19日(土)~新宿K’s cinema、アテネ・フランセ文化センターにて開催の「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー―山形in東京2024」にて上映。 -
ボルケーノ2023
地球の西半球すべての火山が同時噴火する絶望に人類が立ち向かうパニックアクション。ハワイ島で異常な火山活動が観測され、ハワイ壊滅の危機が訪れる。モリー博士は溶岩のルートを爆発で変えるプランを立て、作戦は成功するが…。【スタッフ&キャスト】監督:ジャレッド・コーン 製作:デヴィッド・マイケル・ラット 製作総指揮:デヴィッド・リマゥイー 脚本:C・M・ダウリング 出演:マッケンジー・ウエストモア/ウィリアム・ボールドウィン/グラント・バウラー/トリー・グリフィス -
香港の流れ者たち
香港でホームレスが強制退去させられた“通州街(トンジャウ)ホームレス荷物強制撤去事件”をベースに、移民問題や貧困層を蝕む薬物などの社会問題を浮き彫りにしたドラマ。刑務所を出たファイは、ホームレス仲間と再会し、再び高架下で暮らし始めるが……。出演は「エグザイル/絆」のフランシス・ン、「毒舌弁護人~正義への戦い~」のツェー・クワンホウ。新世代の香港映画の俊英ジュン・リーの長編第2作。 -
VORTEX ヴォルテックス
鬼才ギャスパー・ノエが“暴力”と“セックス”を封印し、自身の体験に基づき、“病”と“死”をテーマに作りあげた物語。心臓病を抱える夫と、認知症を患う妻。離れて暮らす息子は、両親を心配しながらも、お金を無心するために家を訪れるが……。出演は「サスペリア」などを送り出したホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェント、「ママと娼婦」のフランソワーズ・ルブラン。 -
香港怪奇物語 歪んだ三つの空間
香港を舞台に、普段何げなく過ごしている生活の場に存在する歪んだ空間の怪奇現象を映し出すオムニバス・ホラー。眼を見開いた死体を発見して以来トラウマを抱える女性が、部屋の中であの眼に見られていると感じ、追いつめられてゆく「暗い隙間」ほか2篇を収録。監督は、本作が初の劇場公開監督作となるホイ・イップサン、「メイド・イン・ホンコン」のフルーツ・チャン、「ミラクル7号」などの脚本を務めたフォン・チーチャン。 -
僕の名前はルシアン
写真家の大山千賀子がオリジナルストーリーで描いた初長編映画。映画制作中の6年の間に実際に起こった事件から、さらにインスピレーションが得られた。自殺願望を抱えた若者たちがサイトで知り合い、ある男によって言葉巧みに自殺に追い込まれていくミステリアスな群像劇。誰もが心の片隅に持っている孤独と、誰もが心の奥底で必要としている愛を、突起した形で描き出す。主人公のルシアンに柳俊太郎。美術監督に磯見俊裕、撮影監督に市川修、サウンドトラックの作曲に篠崎正嗣。 -
ホーリー・トイレット
仮設トイレ内だけで全編が進行し、孤立無援の恐怖と焦燥感を描くスリラー。頭部を負傷して意識を失った建築家フランクは、建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で目を覚ます。トイレの周りに大量のダイナマイトが仕掛けられ、34分後に爆破されることに。監督・脚本は、新鋭ルーカス・リンカー。HARD:LINE Film Festival2022観客賞、fantaspoa2022特別賞受賞のほか、世界のファンタスティック映画祭で上映。 -
ホッキョクグマすっごくひま
「頭山」の山村浩二による短編アニメ。広い海でまったりと遊ぶ墨絵の動物たち。ホッキョクグマが様々な海獣たちと出会う様子を日本語と英語の言葉遊びで絵巻物風に描いていく。第1回北ロンドンアニメーション映画祭最優秀国際短編アニメーション賞ほか受賞。池袋の新文芸坐『「幾多の北」と三つの短編』にて上映。