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ラ・マンチャの男
一九六五年十一月、ブロードウェイで初演以来、ニューヨーク演劇批評家賞を始めさまざまな賞を獲得し、ブロードウェイ、オブ・ブロードウェイで五年間のロングランを続けた『ラ・マンチャの男』の映画化。製作総指揮はアルベルト・グリマルディ、製作・監督は「ホスピタル」のアーサー・ヒラー、脚本はデイル・ワッサーマン、撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽はミッチ・リイ、作詞はジョー・ダリオン、ミュージカル監督はローレンス・ローゼンタール、衣裳はビットリオ・ガイタ、美術はルチアーノ・ダミアニ、振付はギリアン・リン、編集はフォーマー・ブラングステッドが各々担当。出演はピーター・オトゥール、ソフィア・ローレン、ジェームズ・ココ、ハリー・アンドリュース、ジョン・キャッスル、ブライアン・ブレスド、イアン・リチャードソン、ジュリー・グレッグ、ロザリー・クラッチリー、ジーノ・コンフォルティ、ドロシー・シンクレアなど。日本語版監修は清水俊二。テクニカラー、七〇ミリ。60点 -
ユートピア(1972)
昭和四十六年四月より四ヵ月間、東京キッドブラザース、小林由起子、斉藤泰徳、深水竜作、斉藤正一、深水三章、中川節子、峰のぼる等約百名で形成した“キッド旅行団”が、ヨーロッパ漂流の旅を続けながら、撮影したドキュメンタリータッチのミュージカル作品。東京キッドブラザースの芝居“南総里見八犬伝”をヨーロッパ各地を上演しながら、その国、その土地の若者達と自然共同体を結成し、ディスカッションを通して“ユートピア”を求める。途中、反戦デモと間違えられ警察に拉致されたり、助監督が留置されたり、無一文になり日本字を百円で即売しながら漂流の旅をつづける。しかし、旅に疲れ一人、二人と脱落していく仲間達。去っていく仲間を見送り、改めて苦悶する。“ユートピア”は、このような漂流の旅を通し発見できるものなのか?いや存在さえするのか?結局“ユートピア”なるものは求めて得られるものではなく、一人一人が、原始に立ち戻り、人間としての出発点から歩き始めなければならないのではないか……。彼らは自分達で“ユートピア”を造り上げる為、また漂流の旅をつづけるのだった。 -
アリス 不思議の国の大冒険
ピーター・セラーズ主演のミュージカルテレビ映画。日本劇場未公開。 -
キャバレー(1971)
ドイツにヒットラー率いるナチズムが台頭した頃、芸能の世界も一種の退廃の極みに達しようとしていた。そんななかで1人前のボードヴィリアンを夢みる少女の芸と恋の青春を鮮やかに描く。製作はサイ・フュアー、監督およびダンス振り付けは「スイート・チャリティ」のボブ・フォッシー、原作はジョー・マステロフのミュージカル劇「キャバレー」およびジョン・ヴァン・ドルーテン作の舞台劇「私はカメラ」並びにクリストファー・イシャーウッド作ストーリー集による。脚色はジェイ・アレン、ヒュー・ホイラー。撮影はジョフリー・アンスワース、音楽はジョン・カンダー、歌詞フレッド・エッブ、編集デイヴィッド・ブレザートンが各々担当。出演は「くちづけ」のライザ・ミネリ、「ロミオとジュリエット」のマイケル・ヨーク、ジョエル・グレイ、ヘルムート・グリーム、フリッツ・ウェッパー、マリサ・ベレンソンなど。70点 -
ボーイフレンド 完全版
怪我した舞台スターの代役に抜擢された素人の女性が愛と成功をつかみ取るまでを描くミュージカル。1971年製作のツイッギー主演、ケン・ラッセル監督・脚本作の完全版。共演はクリストファー・ゲイブル、マックス・エイドリアン、ブライアン・プリングルほか。 -
ベッドかざりとほうき
通信教育で猛勉強中のアマチュア魔女の魔法がまきおこすファンタジーとミュージカルとアドベンチャーを描く。原作はメアリー・ノートンの「魔法のベッド飾り」。製作は「メリー・ポピンズ」のビル・ウォルシュ監督はビル・ウォルシュと名コンビを謳われる「フラバァ・デラックス(新フラバー)」のロバート・スティーヴンソン、脚本はウォルシュとドン・ダグラディ、撮影はフランク・フィリップス、音楽はアーウィン・コスタル、編集はコットン・ウォーバートンが各々担当。出演はアンジェラ・ランズベリー、デイヴィッド・トムリンソン、ロディ・マクドウォール、サム・ジャッフェ、ジョン・エリクソン、シンディ・オカラハン、ロイ・スイート、イアン・ウエイヒルなど。92点- 感動的な
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ボーイフレンド
ファッション・モデルの女王として一世を風びしたツイッギーの主演するファンタジックなミュージカル。製作・監督・脚本はケン・ラッセル、原作(舞台劇)はサンディ・ウィルソン、撮影はデイヴィッド・ワトキン、音楽(編曲・指揮)はピーター・マクスウェル・デイヴィス、舞踏振付けはテリー・ギルバート、衣装デザインはシャーリー・ラッセル、編集はマイケル・ブラッドセルが各々担当。出演はツイッギー、クリストファー・ゲイブル、マックス・エイドリアン、ブライアン・プリングル、マレー・メルヴィン、モイラ・フレーザー、ジョージナ・ヘイル、ウラデク・シーバルなど。1995年9月2日より、136分の完全版が日本公開された。 -
屋根の上のバイオリン弾き
ブロードウェイの公演でロングラン記録を樹立したミュージカルの映画化。政情不安の嵐の中でも、娘たちは恋をし、各自が新しい人生に踏み出す。家長は貧しくも誇り高く、妻を愛し、娘たちを愛し、家を守る。製作・監督は「夜の大捜査線」のノーマン・ジュイソン、イーディッシュ文字の巨匠ショラム・アレイハムのベスト・セラー小説をジョセフ・スタインが脚色、撮影は「オリバー!」のオズワルド・モリス、美術はマイケル・ストリンジャー、音楽監督はジョン・ウィリアムズ、作曲はジェリー・ボック、作詞はシェルドン・ハーニック、管弦楽編曲はアレグザンダーコウレージ、音楽編集はリチャード・カラス、バイオリン演奏はアイザック・スターン、振付は「ウエスト・サイド物語」でアカデミー賞監督賞、振付により同賞の特別賞を受賞したジェローム・ロビンス、ロバート・ローレンスがそれぞれ担当。出演は、イスラエルの舞台とロンドン王立劇場でテビエ役を演じたトポル、「続・夜の大捜査線」のノーマ・クレイン、モリー・ピコン、レナード・フレイ、ロザリンド・ハリス、マイケル・グレイザー、ミシェル・マーシュ、ニーバ・スモール、レイモンド・ラヴロックなど。70点 -
旅路 おふくろさんより
「波止場女のブルース」「望郷(1971)」に続く森進一の歌謡映画。脚本は助監督の三村晴彦と「内海の輪」の斎藤耕一。撮影は「喜劇 猪突猛進せよ!!」の堂脇博がそれぞれ担当。 -
ソング・オブ・ノルウェー
若くして「北欧のショパン」と讃えられたノルウェーの作曲家エドワード・グリーグの半生を、美しい背景と楽しい音楽で描いたミュージカル。製作・監督・脚色を「合言葉は勇気」のアンドリュー・L・ストーン、ホーム・カランの同名ミュージカル・ドラマをミルトン・ラザスが脚本を書き、撮影はデイヴィス・ボウルトン、グリーグの作曲に基づく作詩・作曲をロバート・ラフトとジョージ・フォレスト、音楽監修とロンドン・シンフォニー交響楽団の演奏指揮をローランド・ショウ、編集はヴァージニア・ストーン、振付はリー・シオドール、美術をウィリアム・アルバート・ヘヴメイヤー、衣装デザインをデイヴィッド・ウォーカーなどがそれぞれ担当。出演はノルウェーの舞台からの新人トラルフ・モースタット、同じくアメリカの舞台からフローレンス・ヘンダーソン、「歓び」のクリスチーナ・ショリン。その他、フランク・ポレッタ、ハリー・セコンベ、「シンシナティキッド」のエドワード・G・ロビンソン、フレデリック・ジャガー、ヘンリー・ギルバート、リチャード・ワーズワース、ロバート・モーリーなど。デラックスカラー、スーパーパナビジョン70ミリ。1971年作品。