「セックス・ピストルズ グレート・ロックンロール・スウィンドル」のストーリー
映画はピストルズのマネージャー、マルコム・マクラレン自身の語る「レコード業界をペテンにかける法」なる10章の講義によって、いかにして彼がピストルズを世界的に有名にしたかを、ライヴ・シーンやインタヴュー、アニメーションを交えて示してゆく。後半では、活躍を始めたピストルズのメンバーのその後を描いている。スティーヴ・ジョーンズとポール・クックはブラジルで強盗団と共にレコードを作り、シド・ヴィシャスはパリのコンサートで観客に向かって発砲する。映画はメンバーが海賊船に乗って沈んでゆくアニメ場面で終わるが、ヴィシャスはこの映画の完成直後にヘロイン中毒で死亡した。