「リュミエールの映画のはじまり」のストーリー
〈工場の出口〉Sortie d'usine7 リヨンにあるリュミエール兄弟社の工場から出てくる従業員たち。 〈馬芸〉Voltige 馬に乗ろうと何べんも飛び乗る人物と、それを指導している馬上の人物。 〈金魚釣り〉庭においた金魚鉢で遊ぶオーギュスト・リュミエールの幼い息子。 〈リヨンの写真会議への到着〉一八九五年にリヨンで行われたフランス写真会議(この会場でもシネマトグラフが上映されている)のために、会議場の前の船着場で船から降りる人々。 〈鍛冶屋〉Forgerons 田舎の鍛冶屋がふいごや金床で仕事をしている様子。 〈庭師〉Le jardinier 庭師がホースで庭に水をまいていると、いたずらっ子がホースを踏んづけて水が出ないようにする。庭師が変だと思ってホースを覗くと、子供が足をどけて水が吹き出し、庭師はびしょ濡れになる。怒った庭師はいたずらっ子を追いかける。俗に“水をかけられた水まき人”(L'arroseur arros) のタイトルでも知られる作品。 〈赤ん坊の食事〉夏の午後、庭先のテーブルで幼い息子に食事をさせるオーギュスト・リュミエール夫妻。 〈消防士の飛び降り訓練〉緊急時に高いところから毛布の上に飛び降りる訓練をする新米の消防士。 〈コルドリエ広場〉Place des Coredeliers リヨンのコルドリエ広場の街頭の模様 〈海水浴〉Baignade de mer 海に突き出した飛び込み台から次々に飛び込む男たち。