「「紅の拳銃」よ永遠に」のストーリー

将来の目標が立たずにいる一平は、撮影所のある町・調布に暮らす高校3年生。ある日、バイト先の映画館”パラダイス座“で赤木圭一郎主演の「紅の拳銃」を観た彼は、自主映画を製作することを思いつく。見様見真似で脚本を書き、クラスメイトの池内や神田らとにわか撮影チームを結成した一平。主演は、クラスメイトでアイドルとして芸能活動している憧れの三咲と、彼女の希望で不良の中退生・中西が選ばれた。そして夏休み、館主の藤木や撮影所の知り合いの協力を得て、彼らは撮影を開始。様々なトラブルを乗り越えて、映画「12時間の恋人たち」を完成させる。完成披露は、閉館の決まったパラダイス座のラストショウ。だが、そこに三咲の姿はなかった。実は、彼女は実家の借金問題で芸能活動を止め、映画のクランクアップと共に町も去っていたのだ。映画は好評を博した。一平は、その自信を胸にこれからの将来を焦らず進んでいこうと心に決める。

今日は映画何の日?

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