解説
夏休み、自主映画作りに挑んだ高校生たちの奮闘と成長を描いた青春ドラマ。監督は「夏のページ」の及川善弘。脚本は、「恋した。オールドタウンで恋をして」の丸山正樹と及川監督の共同。撮影を「一杯のかけそば」の高村倉太郎が担当している。主演は、新人の黒部弘康と『学校の怪談 呪われた記憶』の中丸シオン。日活芸術学院創立25周年記念、芸術文化振興基金助成作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
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ユーザーレビュー
「「紅の拳銃」よ永遠に」のストーリー
将来の目標が立たずにいる一平は、撮影所のある町・調布に暮らす高校3年生。ある日、バイト先の映画館”パラダイス座“で赤木圭一郎主演の「紅の拳銃」を観た彼は、自主映画を製作することを思いつく。見様見真似で脚本を書き、クラスメイトの池内や神田らとにわか撮影チームを結成した一平。主演は、クラスメイトでアイドルとして芸能活動している憧れの三咲と、彼女の希望で不良の中退生・中西が選ばれた。そして夏休み、館主の藤木や撮影所の知り合いの協力を得て、彼らは撮影を開始。様々なトラブルを乗り越えて、映画「12時間の恋人たち」を完成させる。完成披露は、閉館の決まったパラダイス座のラストショウ。だが、そこに三咲の姿はなかった。実は、彼女は実家の借金問題で芸能活動を止め、映画のクランクアップと共に町も去っていたのだ。映画は好評を博した。一平は、その自信を胸にこれからの将来を焦らず進んでいこうと心に決める。
「「紅の拳銃」よ永遠に」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「「紅の拳銃」よ永遠に」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2000年9月2日 |
上映時間 | 97分 |
製作会社 | 日活(製作協力 日活撮影所) |
配給 | 日活 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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