「天国の口、終りの楽園。」のストーリー

17歳のフリオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)とテノッチ(ディエゴ・ルナ)は、学校を卒業したばかりの夏、お互いの恋人がヨーロッパ旅行に行ってしまったため、男同士のパーティに明け暮れていた。そんなある日、テノッチの親戚の結婚式で、2人はテノッチの従兄弟の妻であるスペイン女性、ルイサ(マリベル・ヴェルドゥー)に出会う。実はガンに冒されている彼女は、夫にも浮気され、ベッドでひとり泣き崩れる。翌日、テノッチに電話をかけた彼女は、彼とフリオが行きたがっていた天国の口と呼ばれる伝説の海岸に、一緒に連れて行ってくれと告げた。かくして3人は車に乗って、メキシコ・シティをあとにする。ルイサはやがてテノッチともフリオとも肉体関係を持ち、またテノッチとフリオは互いにそれぞれの恋人と寝たことがあると白状しケンカになるが、また仲直りし、楽しく旅を続け、サンベルナベの美しい海岸に到着。そして少年2人は帰路へ、ルイサはそこに残る。旅のあと、少年2人は疎遠になるが、大学に入ってから再会。テノッチはフリオに、ルイサが死亡したことを告げるのだった。