「ONE LOVE ワン・ラブ」のストーリー

バンド、フリーダム・シティを組む音楽を愛するカッサ(キマーニ・マーリー)たちのもとに、音楽コンテスト開催の知らせが届く。賞金は2万ドル、しかも、有名なセレクターG(ウィンストン・ベル)のスタジオでレコーディングできるとあって、バンドはいろめきたった。一方、厳格な牧師(ウィンストン・ストナ)を父にもつセリーナ(シェリーヌ・アンダーソン)も、教会のゴスペル・グループのシンガーとして、コンテストを目指していた。同じグループのアーロン(アイドリス・エルバ)と婚約している彼女は、どこか結婚に不安を感じたまま、神を讃える歌を歌っていた。コンテスト応募用のデモテープを作るスタジオで偶然出会ったカッサとセリーナ。セリーナの歌声にすっかり魅せられたカッサは、自分のバンドで歌ってくれないかと誘いをかける。しかし、父は異教徒との交際を許さず、ゴスペル以外の歌を歌うことを固く禁じられているセリーナは、カッサの歌に魅力を感じながらも、それを歌う勇気はない。そんなある日、フリーダム・シティのデモテープを聴いたセレクターGが、彼らの歌を気に入り、契約を持ちかけてきた。ところが、セレクターGの強引なやり方に反発したバンドは契約を拒否すると、セレクターGは彼らの曲を盗み、手下を使ってバンドを襲わせた。家を抜け出してきたセリーナの手助けで、なんとかセレクターGからデモテープを取り返したカッサだったが、今度はセリーナとの仲に嫉妬したアーロンがカッサに麻薬密売の汚名を着せ、カッサは刑務所に拘留される。この事件がきっかけで気まずくなったカッサとセリーナ。セリーナ結婚は間近に迫っていた。信仰を越えた愛の行方は……?

今日は映画何の日?

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