「ラブ・コン」のストーリー

大阪の私立高校、舞戸学園。身長170cmと必要以上に背が高く、それが原因でフラれた経験のある“デカ女”こと小泉リサ(藤澤恵麻)と、身長159cmの“小っさい男”な大谷敦士(小池徹平)は犬猿の仲。入学早々から「チビ!」「デカ女!」とお互いを罵倒しあう姿は漫才のボケとツッコミにも似て、クラスメイトの信子(玉置成実)や中尾(山崎雄介)から“オール阪神・巨人”とあだ名される始末。しかし、それは相手を意識しすぎるゆえの振る舞いだった。たまたま同じミュージシャンの大ファンだったことがわかると、二人でクリスマスイブにライブへ向かう。その帰り道、リサは大谷に手を握られキュン死にしてしまった。それでも彼女が気になるのは、フォーク1本分の身長差。鈍感な大谷はクラブ活動のバスケットボールに熱中するばかりで、リサの思いに気がつく気配はない。それが頭に来て、ますます大谷を罵倒してしまうリサだった。そんなある日、イケメンな英語教師の舞竹(谷原章介)が赴任してくる。キザでハイテンションな舞竹は、たちまち女子生徒たちの人気者となった。リサまでもが舞竹のファンクラブ「マイティ部」に入部して、大谷は面白くない。おまけに舞竹はバスケ部の顧問に就任、確執は深まっていく。そして、遂に大谷は舞竹とバスケで対決することになる。制限時間の10分以内に、多くゴールしたチームが勝利。大谷は、リサに対する自分の感情を理解した。リサたち「マイティ部」が応援する中、ケチョンケチョンに痛めつけられる大谷のチーム。それでも食らいつく大谷のガッツを見て、リサの心は動いた。声援を送るリサを目にした大谷は、最後の1分でダンクシュートを決める。その華麗なまでのプレイに感動するリサ。試合終了後、「オレ、やっぱり小泉がおらんとイカンな」と、大谷はリサに告白して、ふたりは初めての接吻を交わした。

今日は映画何の日?

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