「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」のストーリー
今から20年前。ウルトラ4兄弟は、Uキラーザウルスとの激闘の末、これを神戸沖の海底に封印した。しかし、そのために4兄弟は光エネルギーを使い果たし、変身能力を失ってしまうのだった。そして現在。ウルトラマンメビウスの地球上での仮の姿であるCREW GUYS隊員ヒビノ ミライ(五十嵐隼士)は、異変を感じて調査に訪れた神戸で、若き天才海洋学者ジングウジ・アヤ(いとうあいこ)と、弟のタカトに出会う。タカトは3ヶ月前のある事件以来、ウルトラマンやGUYSを憎む態度をとるようになっていた。その頃、地球に宇宙人連合が侵入。やがて、ミライの前に現れたハヤタ(黒部進)、モロボシ・ダン(森次晃嗣)、郷秀樹(団時朗)、北斗星司(高峰圭二)―ウルトラ兄弟たちは、ミライの心を狙ってくるかもしれない、と警告する。その言葉通り、ニセメビウスに化けたザラブ星人に冷静さを失ったメビウスは、敵の手に落ちてしまった。もはや、侵略を阻止できるのは自分たちだけ―決意したウルトラ兄弟は、自らの命とひきかえに、最後の変身を遂げる。しかし、敵の真の狙いは、ウルトラ兄弟の光エネルギーを利用して、Uキラーザウルスを復活させることだった。