「雲南の少女 ルオマの初恋」のストーリー

雲南に暮らすハニ族の少女、ルマオ(リー・ミン)は、祖母が茹でたとうもろこしを市場で売っている。ある日、客として現れたカメラマンのアミン(ヤン・チーカン)は、とうもろこしを十本も買い求める。だが、実はアミンにはほとんど金が無く、代金の代わりにと、ルマオにヘッドホンステレオを渡す。初めて聴く異国のメロディーにルマオは心を奪われる。翌日、アミンは、再び市場でルマオを見つける。民族衣装を身に纏ったルマオの姿は、観光客の目を惹いていた。アミンは、観光客相手に、ルマオとの写真撮影を行い、収入を得ようと考える。商売は大成功し、アミンとルマオは、充実した日々を過ごす。だが、祖母は、人を騙すような真似をして金を稼ぐ二人のやり方を苦々しく感じていた。そんな中、アミンの元に、町に置いてきた恋人が現れる。アミンに、仕送りをし続けていた恋人がしびれを切らし、やってきたのだ。ルマオは、二人の激しい口論を背に帰路につく。迷った末、町に戻ることにしたアミンは、ルマオに別れを告げにやってくる。祖母は、アミンに、好きな人に泥玉をぶつけるという、ハニ族に伝わる愛の告白を教える。アミンが足を滑らせ田んぼに落ちたことから、いつしか泥だらけのはしゃぎあいになった二人。そして、アミンは、ルマオに泥玉をぶつける。だが、アミンが、町に帰る日は翌日に迫っていた。

今日は映画何の日?

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