「ホームレス・ワールドカップ」のストーリー

ホームレス・ワールドカップは、スポーツを通じてホームレスの人々に生活を変えるチャンスを与えるミニサッカーの世界大会として、2001年に発案、2003年に第1回大会が開催された。その3年後の2006年には、世界各国で2万人のホームレスが、ストリートサッカーチームに所属するようになっていた。その年に開催されたケープタウン大会では、48カ国、500人の選手が出場した。本作は、その中の7人の出場者の姿を追う。アフガニスタンの戦地からやってきたナジブ、ケニアのスラム街のアレックス、アイルランド・ダブリンにある麻薬依存症者更生施設にいたダミアンとサイモン、ノースキャロライナ・シャルロットのクレイズ、スペイン・マドリードの収容施設のヘスース、ロシアの都市サンクトペテルブルクで人目を忍ぶ生活を送っている違法移住者のスラヴァ。彼らはホームレス・ワールドカップで活躍することで現状を抜け出す方法を模索し、人生を切り開いていく。

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