「シティ・スリッカーズ」のストーリー

ニューヨーク。仕事に意欲を失くしているミッチ(ビリー・クリスタル)は、仲間のフィル(ダニエル・スターン)とエド(ブルーノ・カービー)と一緒に、ニューメキシコで行われるカウボーイ体験ツアーへと出発する。フィルは妻に浮気がバレて家を追い出され、エドは美人モデルと結婚したばかりだが、子供を持つことに不安を抱えている。お互い悩みをかかえた3人は、現地で紅一点のボニー(ヘレン・スレイター)を含む計8人の素人カウボーイとともに、ニューメキシコからコロラドへ、250頭の牛を連れて大移動の旅に出発する。一行を率いるのは老カウボーイ、カーリー(ジャック・パランス)だ。ミッチとカーリーは、コーヒーマシンの騒音のせいで暴走した牛を追っているうちに、心を通わせるようになった。ミッチはカーリーの指導の下、産気づいた牛から子牛を産ませ、それにノーマンと名づけ、可愛がるようにもなった。だが、ミッチの心が晴れていくのとは反対に、カーリーは突然ポックリと死んでしまう。カーリーという柱を失った一行の秩序はガタガタに崩れ、カーリーの助手たちは酔っ払ってミッチたちを銃で脅し、ついに彼らは素人カウボーイたちを残して去ってしまう。旅を続けるのが危険と見たボニーたちは、仕方なく山を下りていく。残されたミッチ、フィル、エドの3人組。彼らは迷いに迷った末、牛を連れて3人で残りの旅を続けることに。ミッチは途中、雨でズブ濡れになりながら、急流に流されていく子牛のノーマンを守り抜く奮闘を見せた。ついに到達したコロラドの緑の牧場ではボニーたちを残りの素人ゲストが待っていた。3人の表情には真の笑顔が戻り、無事ニューヨークに戻る。ミッチは妻バーバラ(パトリシア・ウェティグ)と子供たちにノーマンを土産に持ち帰る。また、フィルはボニーとの新しい生活に入り、エドは妻との生活に自信をもってのぞめるようになった。

今日は映画何の日?

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