「嵐を呼ぶ太鼓」のストーリー

1802年、若い米人弁護士ハムリン(デイル・ロバートソン)はリディア・ベイリー(アン・フランシス)というアメリカ娘に会い、彼女の亡父の遺産を相続させるためにハイチ共和国キャップ・フランソワ港に上陸した。当時、ナポレオンはハイチをフランスの属領としようと画策し、そのためにハイチでは白人はすべてフランスの廻し者と見なされ、危険な情勢にあった。リディアのいる農場に行く途中、果たして彼は危険にあったが、キング・ディック(ウィリアム・マーシャル)という現地軍の大将に救われた。ディックの案内で農場に向かう途中、また危難にあったがハムリンは逃れて農場につき、農場主ドートレモン(チャールズ・コーヴィン)の息子とその許婚リディアに会うことができた。キング・ディックも逃げのびてきたが、その夜彼は人を殺し、騒がれてハムリンと一緒に逃亡した。しかし、リディアたちが危険にさらされていることを知ったハムリンは、引き返して2人を救った。やがて、リディアたちはドートレモンに、ハムリンは共和国軍の手に救われた。一方、港では仏軍司令官ルクラークがナポレオンの妹である妻と舞踏会を催し、仏側はハイチ大統領と講和会議を開くと見せかけて大統領を捕らえようとしたが、それを知ったハムリンは大統領に代わって会議に臨んだ。そこへリディアとドートレモンが現われ大いに驚き、ルクラーク将軍はハムリンを射殺しようとしたが果たせなかった。ハムリンはリディアを連れていこうとするが、それを妨害しようとしたドートレモンは誤って息子を射つ。騒動が終わり、キング・ディックに前途を祝福されて、ハムリンとリディアは船に駆けつけるのだった。

今日は映画何の日?

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