「A Film About Cofee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」のストーリー

アメリカ・ポートランドに本社を置く『スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ』生豆バイヤーのダリン・ダニエルは、より良質なコーヒー豆をより良い状態で消費者に届けるために、ルワンダのコーヒー豆生産者たちと直接取引を行い生産工程や精製について確認しあいながら年に何千回もカッピングというテイスティング作業を繰り返している。コーヒーの原体験とサイフォン・バーへの熱い思い、日本の純喫茶への強い憧れを語る『ブルーボトルコーヒー』創始者のジェームス・フリーマン、彼が引き合いに出した2013年に閉店した東京・表参道の『大坊珈琲店』オーナーである大坊勝次のドリップなど、世界各所のプロフェッショナルたちの情熱を通し、スペシャルティコーヒーから広がる大きなムーブメントを捉える。