「Dr.コトー診療所」のストーリー

日本の西の端にぽつんと存在する美しい島・志木那島は、本土からフェリーで6時間かかる。そんな絶海の孤島に19年前、東京からやってきた五島健助ことコトー(吉岡秀隆)は、島のたったひとりの医師として島民の命を背負ってきた。長い年月をかけ、島民とコトーは信頼を寄せ合い、今は島にとってかけがえのない存在となった。数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚した。彩佳は現在妊娠7ヶ月で、もうすぐコトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一(小林薫)と昌代(朝加真由美)、漁師の原剛利(時任三郎)、元漁労長の重雄(泉谷しげる)や漁師仲間、スナックを営む茉莉子(大塚寧々)、診療所を手伝う和田(筧利夫)らが今も変わらず暮らしている。2022年現在、日本の多くの地方同様に過疎高齢化が進む志木那島だったが、コトーがいるから大丈夫だと皆心のどこかで思っていた。しかし、島は少しずつ変化している。52歳になったコトーの穏やかな日常にも、ある変化が忍び寄っていた……。

今日は映画何の日?

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