解説
グウェン・ダヴェンポート原作の映画化「愉快な家族」の続篇。「ママは大学一年生」のリチャード・セイルとメリイ・ルイスがメリイ・マッコオル2世と協同した脚本を「暗黒街の巨頭」のエリオット・ニュージェントが監督、「都会の叫び」のロイド・エイハーンが撮影を「頭上の敵機」のアルフレッド・ニューマンが音楽を担当した1949年度作品で、製作は「愉快な家族」以来のサミュエル・G・エンジェル。前篇と同じクリフトン・ウェヴの他「令嬢画伯」のシャーリー・テンプル、「若草の頃」のトム・ドレイク、アラン・ヤング、キャスリーン・ヒューズらが共演。
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「我輩は新入生」のストーリー
ベルヴェディア氏(グリフトン・ウェブ)は、著書に与えられた文学賞金を受領する資格をとるため、老躯をひっさげてクレメンス大学に入学した。伝統の新入生いじめに悩まされながらも、彼はその超人的頭脳を駆使して大学の課程を速修して行ったがやがて彼は学内新聞の編集に携わる女子学生エレン(シャーリー・テンプル)にみつかった。自己宣伝になるからという彼の拒絶にも拘らず、エレンは彼の素っぱ抜き記事を書いたので、怒った彼がエレンのアパートを訪ねると、意外にも彼女は夫を大戦で失った子持ちの未亡人であった。ある時偶然そのことが他の学生にみつかり、広がった噂はエレンの恋人ビル(トム・ドレイク)の母親に達した。ビルは噂の主がベルヴェディアだと信じて寮に押しかけて来たが、その釈明にエレンのアパートへ出かけたベルヴェディアは、ワイセツ罪で警察にあげられてしまった。しかしこの事件でエレンもベルヴェディアの人柄を知り、かくて彼は最初の希望通りただ一年で全課程を終えて大学を卒業したのであった。
「我輩は新入生」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「我輩は新入生」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1949 |
公開年月日 | 1951年4月3日 |
製作会社 | 二十世紀フォックス映画 |
配給 | セントラル |
レイティング |
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