解説
2021年の英国アカデミー賞にノミネートされた短篇を長編映画化し、ベルリン国際映画祭にも出品されたサスペンス。ヘイトクライムの標的にされ暴力で心身に深い傷を負ったドラァグパフォーマーが、自分を襲撃した男と危うい駆け引きを繰り広げるうちに、激しい葛藤が生じる。出演は「キャンディマン」のネイサン・スチュワート=ジャレット、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイ。監督・脚本はサム・H・フリーマン、ン・チュンピン。
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「FEMME フェム」のストーリー
ナイトクラブのステージで観客を魅了するドラァグクイーンのジュールズはある夜、ステージを終えた後、タトゥーだらけの男、プレストンと出会う。だが、その出会いは突然、憎悪に満ちた暴力へと変わり、ジュールズの心と体に深い傷が刻まれる。舞台を降り、孤独な日々を送りながら、痛みと向き合い続けていたジュールズは数ヶ月後、偶然立ち寄ったゲイサウナでプレストンと再会。ドラァグ姿ではないジュールズのことを、かつて暴力を振るった相手だと気づかぬまま誘うプレストン。憎悪に駆られて、自分を襲った男が、実は自身のセクシュアリティを隠していたことを知ったジュールズは、その矛盾を暴き、復讐を果たすため、密会の様子を記録しようとする。ところが、密会を重ねるたび、プレストンの暴力的な仮面の奥にある脆さと葛藤が浮かび上がり、彼の本質に触れたジュールズの心にもまた、説明のつかない感情が芽生え始める。待ち受けるのは復讐か、それとも……。
「FEMME フェム」の映像
「FEMME フェム」の写真
「FEMME フェム」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「FEMME フェム」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2025年3月28日 |
上映時間 | 98分 |
製作会社 | Agile Films |
配給 | クロックワークス |
レイティング | R-18 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://klockworx.com/movies/femme/ |
コピーライト | (C) British Broadcasting Corporation and Agile Femme Limited 2022 |