解説
壮絶な破壊力を発揮する最新鋭戦闘機F117Aステルス。この戦闘機を巡って繰り広げられる悪の組織とアメリカ空軍との熾烈な攻防を描いたスカイバトル・アクション。主演は「Uボート」「砂の惑星」「対決(1989)」などで印象に残るドイツ出身の個性派俳優ユルゲン・プロホノフ。空軍パイロット、ウィンフィールドには「レッド・オクトーバーを追え!」「トイ・ソルジャー」のアンドリュー・ディヴォフが扮する。監督は短編映画で数々の受賞経験を持つマイケル・コーン。製作は「アビス」「インディアン・ランナー」のフランク・コステンコ。ステルス空中戦の特撮は「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」「ライトスタッフ」「ネバー・エンディング・ストーリー」「ゴーストバスターズ」などのヒット作に参加しているリチャード・ケリガンが担当した。
ユーザーレビュー
「インターセプター(1992)」のストーリー
アメリカ空軍が誇る最新鋭戦闘機F117Aステルス。中近東の米軍基地では、このステルスにバーチャル・リアリティ(仮想現実)システムを導入する実験が極秘の内に進めらていた。しかし、飛行実験の初日、ステルスは故障してしまう。操縦していた空軍のエース・パイロット、ウィンフィールド(アンドリュー・ディヴォフ)は、故障の原因が分かるまで実験を中止することを訴えるが、開発を急ぐ上層部の人間は故障をパイロットのせいにしてしまう。本国送還になったウィンフィールドは2機のステルスとともに、女性パイロット、モーガン(エリザベス・モアヘッド)の操縦する巨大輸送機C5ギャラクシーでアメリカに向かう。一方、武器商人フィリップス(ユルゲン・プロホノフ)とその一味はこの移送中のギャラクシアンをハイジャックして、ステルスの機密を盗もうと企てていた。フィリピン上空でギャラクシアンに潜入し、燃料を移し変え、5000フィートの上空から脱出するフィリップス。機内の異変に気付き、モーガンたちと手を組んで反撃を開始するウィンフィールド。壮絶な戦闘の末、多くの仲間を失ってしまったフィリップスは、一人ステルスに乗り込んで脱出を図る。それを追って、ウィンフィールドももう一機のステルスに乗り込む。ところが彼のステルスには武器が一切積み込まれていなかった。不利な状況の中、ウィンフィールドは巧みにフィリップスのステルスを誘導し、自滅させる。地上に着陸すると、モーガンだけが生き残っていた。ウィンフィールドは彼女の体を支え、2人で歩きだす。
「インターセプター(1992)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「インターセプター(1992)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1992 |
公開年月日 | 1993年1月9日 |
製作会社 | ヘス=カルバーグアソシエイト作品 |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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